
人の気配が消えた終末世界を、名車でトコトコ走ったら──。そんな幻想的なシーンが繰り広げられる「終末ツーリング」という漫画をご存じだろうか。2021年4月に第1巻が刊行され、2024年6月26日に第6巻が発売されることになった。
●文:ヤングマシン編集部
終末なら世界すべてがオフロード。
終末世界をトコトコと。誰もいない世界をセローで巡るツーリングコミック『終末ツーリング』第6巻が6月26日に発売される。お馴染みの漫画に登場するオフロードバイクは、1985年から2004年まで生産されたヤマハを代表する名車「セロー225」の1989年式だろうか。エンジンを電動モーターに換装したセローに2人の少女が跨り、タンデムでバイク旅──。
タイトルのとおり、ツーリングするのは人の気配がなくなった終末世界。第6巻では福島県を舞台に、いわきから猪苗代湖へ伝説の恐竜”イナッシー”を探しに行く。そこで出会った猪苗代湖のヌシの正体とは? その後は会津を経て長岡へ。そして主人公たちだけの夏祭りがはじまる。
第6巻の帯に書かれたキャッチは「終末なら世界すべてがオフロード。」だ。第1巻は第1巻は「世界も滅んだし、セローで旅に出よう」、第2巻は「渋滞なし 信号なし 文明なしのバイク旅。」、第3巻は「世界に誰もいないけど、サーキットは誰かと走りたい。」、第4巻は「バイクでキャンプ、気に入ったらそこが我が家」、そして第5巻は「ツーリングと温泉。この組み合わせは滅びない。」だった。
ヤングマシン編集部ではなぜかオジサン世代に刺さっているこの漫画、最新の第6巻は6月26日に発売される。
『終末ツーリング』第6巻 ●作者:さいとー栄 ●価格:759円 ●発売日:2024年6月26日 ●出版社:KADOKAWA ●月刊コミック誌「電撃マオウ」で連載中/WEBサイト「カドコミ」にて無料配信中
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA])
〈2012年1月〉SR400[3HTU]:黒にホワイトステッチ追加 2012年モデルではカラー変更を実施。ヤマハブラックは、FI化した2009年モデルとはグラフィックを変更し、モノトーンのシートにSR[…]
2007年に「感動創造」をテーマにプレミアムなモーターサイクルを提案! 2007年の東京モーターショーに、ヤマハは異彩を放つショーモデルをローンチ。 その名もXS-V1 Sakuraと、和をアピールす[…]
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
〈2000年2月〉SR400[3HTB]:最終ドラムブレーキモデル ドラムブレーキの最終モデルだ。1999年のブラックゴールドは継続。ダークパープリッシュレッドカクテル3が廃止され、グロリアスマキシブ[…]
ヤマハ「YZF-R15」最新2025年モデルが登場【海外】 ヤマハモーターインドネシアは、水冷単気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ「R15(日本名;YZF-R15)」シリーズの2025年モデルを[…]
最新の関連記事(セロー250)
おお、デカ目! 北米セローはXT250の名で存続、極太タイヤのTW200は懐かしの四角ライト 日本国内では、2020年7月31日にセロー250ファイナルエディションの最後の1台が出荷されてから4年が経[…]
おお、デカ目! 北米セローはXT250の名で存続、極太タイヤのTW200は懐かしの四角ライト 日本国内では、2020年7月31日にセロー250ファイナルエディションの最後の1台が出荷されてから4年が経[…]
カモシカライダー 今回のバイク:ヤマハ セロー250 ヤマハが藪をかき分けて山を登るためのバイク「マウンテントレール」という概念を打ち立てたのがセローシリーズです。2005年にフルモデルチェンジをし、[…]
新200ccエンジンでぜひセローの復活を!! ヤマハが現在開発中と噂される200cc級の新エンジン。インドなどで新たなボリュームゾーンとなっている200ccクラスへの投入を目論んでいるようで、すでに開[…]
車名が『セロー』になるかは不明だが、セロー的なものになるのは確実 オフロード好きでなくても、セローで育ったとか、セローを街乗りで使っていたというライダーは数多い。そういったベテランだけでなく、10代、[…]
人気記事ランキング(全体)
現代によみがえった”604号車”コンプリートマシン 出展社は180社、車両は584台が展示されるなど、大盛り上がりだった第52回東京モーターサイクルショー。ここで紹介するのは、ヨシムラブースについてで[…]
XSR900GPとの組み合わせでよみがえる”フォーサイト” ベテラン、若手を問わずモリワキのブースで注目したのは、1980年代のモリワキを代表するマフラー、「FORESIGHT(フォーサイト)」の復活[…]
道路交通法には存在しない”すり抜け” 一般的に使われている言葉ではあるものの、実は道路交通法上では存在しない言葉となっている「すり抜け」。でも、現実にはそのように認識される行為がまかりとおっているわけ[…]
上田昇さんとダニと3人で、イタリア語でいろいろ聞いた 先日、ダイネーゼ大阪のオープニングセレモニーに行ってきました。ゲストライダーは、なんとダニ・ペドロサ。豪華ですよね! 今回は、ダニとの裏話をご紹介[…]
実質的な速さで4気筒に挑む 2020年モデルでは、3psのパワーアップを果たし、スリッパークラッチの標準装備と、クイックシフターをオプションに新設定し、同年デビューのカワサキ・ニンジャZX-25Rに対[…]
最新の投稿記事(全体)
〈2012年1月〉SR400[3HTU]:黒にホワイトステッチ追加 2012年モデルではカラー変更を実施。ヤマハブラックは、FI化した2009年モデルとはグラフィックを変更し、モノトーンのシートにSR[…]
謎の力を持ち戦う美少女「カレイドライダー」 新作スマホゲーム、チェイシング・カレイドライダー。配信時期や対応OS等は未発表ながら、まずそのトレーラーが公開されました。 ゲームの舞台となるのは、近未来の[…]
取締りのポイントをどこに置くかは警察官それぞれ 交通違反を見逃すことはあるのか、あるとしたらどういうときなのか、といったことは普段運転されている方にとって非常に興味深いことだと思います。 ですが、警察[…]
3/14発売:スズキ「Vストローム800/DE」127万6000円~ スズキが製造する、並列2気筒エンジン搭載のミドルアドベンチャーが「Vストローム800」「Vストローム800DE」だ。 2025年モ[…]
英国生まれインド育ち:クラシック風味に全振りしたモデル 現存するオートバイブランドでは最古(大元のジョージ・タウンゼンド・アンド・カンパニーの創業は1851年! )と呼ばれ、1901年にオートバイの生[…]