学科試験のみで取得できる原付免許、または普通自動車免許でも運転できる50cc=原付一種クラスのバイクは、スクーター系とホンダ カブ系に大別できる。現在新車で買える国産50ccは、クラッチレバー操作が不要なモデルばかりだ。ここではビジネス向けを除く50ccバイクを紹介したい。
●文:ヤングマシン編集部
50ccクラスは16歳から取得可能な“原付免許”で運転できるほか、普通自動車免許でもOK
バイクを運転するための免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除いてAT限定免許も設定されている。原付~普通二輪免許は16歳から取得可能で、大型二輪免許は18歳以上でないと取得できない。また、普通自動車免許(18歳から取得可能)
本記事で紹介する原付免許は、道路運送車両法の区分である第一種原動機付自転車(原付一種)のみ運転できる免許で、小型特殊自動車免許(通称:小特)と並んで運転免許のミニマム種と思っていいだろう。
原付免許を取得するためには、お住まいの各都道府県にある運転免許試験場にて学科試験を受け、合格したら原付講習を受講したのち免許証が交付される。東京都の場合、受験料は1500円、免許証交付料は2050円、原付講習受講料は4500円で、計8050円となる。
初めての免許として選ぶことも多いかと思うので、受験資格やその他に必要な書類も記しておく。受験資格は、住所が当該運転免許試験場と同じ都道府県であること、視力が両眼で0.5以上であること、一眼が見えない場合は他眼の視野が左右150度以上で視力が0.5以上であること(いずれも矯正視力可)が求められる。
そして必要書類は、初めて運転免許証を取得する場合、本籍が記載された住民票の写し(コピー不可)、本人確認書類(健康保険証、マイナンバーカード、パスポート等)、そして申請用写真(試験場に設置されたスピード写真機を利用可能)だ。すでに何ら感の運転免許証を持っている場合は、その運転免許証および申請用写真があればいい。
50ccバイクのメリットは?
免許取得が簡単
前述のように8050円で免許取得まで出来ることに加え、当日申し込みで受験できて、合格すればその日のうちに交付まで受けられる。学科試験合格後には実車での原付講習が行われ、受講時の服装は「長袖、長ズボン、履物は靴(サンダル、ハイヒールなどは不可)」と指定。ちなみに東京都の場合は「ヘルメットは用意してあります」とある。
駐輪場に停められる
道路交通法で『原動機付自転車』に区分されるため、基本的には自転車と同じ駐輪場に停められることになっているが、最終的には駐車場施設の判断に従わなければならないので、行き先に合わせて要問い合わせになる。駅前などの公営駐輪場は自転車と一緒の扱いになっていることが多い。
軽くて小さい
軽いものでは装備重量で70kg、重いものでも100kgと、押し歩きが苦にならない車重が原付の特徴だ。ここでは紹介していないビジネス向けバイクはもう少し重いものもあるが、それでも250ccや400ccに比べれば格段に軽い。サイズも小さいため、駐輪スペースも自転車+α程度で済ますことができる。
維持費が安い
燃費はとてもよく、なかでも最高峰とされるスーパーカブ50は、実際の燃費に近いとされるWMTCモード燃費で69.4km/L、理想的な状況設定に近い定置燃費では105km/Lという途方もない数値に。
50ccバイクのデメリットは?
2人乗り不可
50ccを超えるクラスになれば、タンデムステップなどを備えている場合に2人乗りが可能になるが、原付はそもそも2人乗りができないルールになっている。
出していい速度は30km/hまで
原付は速度が30km/hに制限され、流れのいい幹線道路では周囲との速度差が大きくなりがち。これは半世紀以上前に原動機付自転車の制度が出来た頃、エンジンや車体の能力としてこのぐらいが妥当とされた名残が今も継承されているためだ。1970年代に高性能化がはじまり、メーター読みで80km/hを超える車両もあったが、のちに速度リミッターが導入されて60km/hを超える速度が出せなくなり、4ストローク車が主流となった現在はリミッターなしでもメーター読み50km/hを少し超える程度に抑えられている。
2段階右折が必要
交差点で片側3車線になる道路では、標識で禁止されていない限り2段階右折が義務になる。30km/h走行で右車線に寄っていくのは危険なため、妥当なルールと言えるだろう。
2024年、50ccのバイクはどんな状況?
2018年にヤマハの「ジョグ」がホンダ製になったのを皮切りに、現在はビーノもホンダ製のエンジン&車体となっている。デザインはヤマハ製だ。ホンダは多様な機種をラインナップし、クラッチ不要の4速トランスミッションを搭載したカブ系も人気。スズキは独立独歩を保っており、安価でコンパクトなレッツシリーズやアドレスV50をラインナップする。
ただ、現在はほぼ日本独自のものとなっている50ccクラスは1980年代の年間200万台に迫る販売台数から大きく減少しており、ラインナップも絞られてきている。これに追い打ちをかけるように2025年10月から新排出ガス規制が適用されることにともない、カテゴリーの存続が危ぶまれる。これを解決する策として、125ccクラスのバイクに馬力制限を課すことで原付一種扱いにする「新基準原付」という案が浮上し、ほぼ導入の道筋が見えてきた。
この新原付導入がほぼ確定したことにより、各メーカーとも50ccのバイクを2025年10月までに生産終了していく見込みだ。ヤングマシンスクープ班が得た情報によれば、ホンダはスーパーカブ50ファイナルエディションを投入、スズキはジャパンモビリティショー2023で参考出品したeチョイノリなどを代替モデルにしていくと見られる。
【2024年5月版】50ccバイクおすすめ12選!
ホンダ EM1 e:
ホンダ国内初のパーソナル向け電動バイクで、交換式バッテリー「モバイルパワーパックe:(MPP)」を1個使用。価格は本体15万6200円、バッテリー8万8000円、充電器5万5000円でトータル29万9200円だが、国および自治体から補助金も交付されるためお住まいの地域によっては24万円程度で購入できる(国から2万3000円、自治体・東京都の場合は3万6000円が補助される)。エコ/標準の走行モードがあり、標準モードならガソリン原付と遜色ない加速を見せる。1充電での航続距離は53kmを公称する。バッテリー搭載ゆえシート下トランクスペースは限られた容量に。
主要諸元■全長1795 全幅680 全高1080 軸距1300 シート高740(各mm) 車重92kg■交流同期電動機 定格出力0.58kW 最高出力2.3ps(1.7kW)/540rpm 最大トルク9.2kg-m(90Nm)/25rpm バッテリー種類=リチウムイオン電池(ホンダモバイルパワーパックe:)✕1 バッテリー電圧/容量 50.26V/26.1Ah ■ブレーキF=ディスク R=ドラム ■タイヤサイズF=90/90-12 R=100/90-10 ●価格:29万9200円 ●色:白、銀 ●発売日:2023年8月24日
ヤマハ E-ビーノ
2022年秋のマイナーチェンジでバッテリー容量を従来比約1.2倍の12.2Ahとし、1充電あたりの走行距離を29kmから32kmに伸ばした、レトロポップな電動スクーターがE-Vino(イービーノ)。人気漫画「ゆるキャン△」で主人公・しまリンが乗るビーノの車体色にも似た“シアン×ホワイト”も新色として導入された。ガソリン車のビーノと異なり、こちらはオールヤマハ製だ。なお、国からはクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金〔CEV補助金〕として3万1000円が出るほか、自治体によっても助成金が受給できる(東京都の場合は9万3000円)。
主要諸元■全長1675 全幅660 全高1005 軸距1160 シート高715(各mm) 車重68kg(装備)■交流同期電動機 定格出力0.58kW 最高出力1.2kW(1.6ps)/3760rpm 最大トルク7.8Nm(0.80kg-m)/330rpm リチウムイオン電池/ESB6 バッテリー電圧50V 容量12.2Ah(5HR) 充電時間 約3時間■タイヤサイズ前後=90/90-10 ●価格:31万4600円 ●色:青×白、白 ●発売日:2022年9月30日
ホンダ スーパーカブ50
2017年にモデルチェンジした後はカラー変更のみで、現在のカラーラインナップは2022年に発売されたもの。伝統の横型エンジンを搭載し、トランスミッションは4速、燃料供給はFIだ。兄弟車のクロスカブ50が前後14インチタイヤなのに対し、スーパーカブ50は1958年の初代からずっと前後17インチを踏襲。経済性に優れ、現在はこのデザインが“カワイイ”と受け入れられて趣味のバイクとしても活躍している。2017年にシリーズ累計生産台数が1億台を超えた。
主要諸元■全長1860 全幅695 全高1040 軸距1210 シート高735(各mm) 車重96kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 49cc 3.7ps/7500rpm 0.39kg-m/5500rpm 変速機4段 燃料タンク容量4.3L■タイヤサイズF=60/100-17 R=60/100-17 ●価格:24万7500円 ●色:青、ベージュ、緑 ●発売日:2022年6月27日
ホンダ クロスカブ50
スーパーカブ50の兄弟車で、オフロードテイストの装備と前後14インチホイールが特徴。熊本製作所で生産されることから、コラボモデルの『くまモン バージョン』もある。CT125ハンターカブやクロスカブ110よりもずっと気軽で、シート高はクロスカブ110の784mmに対し740mm。スーパーカブ50と変わらない低燃費で経済性も抜群だ。
主要諸元■全長1840 全幅720 全高1050 軸距1225 シート高740(各mm) 車重100kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 49cc 3.7ps/7500rpm 0.39kg-m/5500rpm 変速機4段 燃料タンク容量4.3L■タイヤサイズF=70/100-14 R=80/100-14 ●価格:30万8000円/くまモン=31万9000円 ●色:緑、灰/くまモン=黒 ●発売日:2022年6月27日
ホンダ ジョルノ
親しみやすいレトロデザインのスクーター。2022年モデルの発売時にジョルノ・デラックスが廃止されたが、くまモン バージョンは継続が決まった。シート下ラゲッジスペースは容量20Lで、ヘルメットやA4サイズのファイルなどが収納可能。フロント左側のグローブボックスはフタ付きで、右側のインナーラックは500mlのペットボトルが収まるサイズだ。
主要諸元■全長1650 全幅670 全高1035 軸距1180 シート高720(各mm) 車重81kg(装備)■水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 49cc 4.5ps/8000rpm 0.42kg-m/6000rpm 無段変速 燃料タンク容量4.5L■タイヤサイズF=80/100-10 R=80/100-10 ●価格:20万9000円/くまモン=21万7800縁 ●色:ベージュ、青、灰、緑、桃/くまモン=黒 ●発売日:2022年1月20日
ホンダ タクト / タクト・ベーシック
ホンダの原付一種で最安値となるタクト・ベーシックは、ローシートを採用して足着き性にも配慮したスタンダードスクーター。タクトは、アイドリングストップシステムを採用する上級版だ。1980年9月4日に発売された初代タクトは2ストロークエンジンを搭載し、メットインスペースも持たなかったが、最新モデルは環境性能に優れた4ストロークエンジンを搭載。シート下スペースは容量20L、ローシートのタクト・ベーシックは容量19Lを確保し、フロント左側のインナーラックは500mlのペットボトルが余裕で収まる。
主要諸元■全長1675 全幅670 全高1035 軸距1180 シート高720[705](各mm) 車重79[78]kg■水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 4.5ps/8000rpm 0.42kg-m/6000rpm 無段変速 燃料タンク容量4.5L■タイヤサイズF/R=80/100-10 ●価格:19万2500円[17万9300円] ●色:銀[黒、白、灰、青、赤] ●発売日:2021年11月25日 ※[ ]内はタクト・ベーシック
ホンダ ダンク
スクエアな造形が特徴的なダンク(DUNK)は、フロント左側にスマートフォンなどの充電が可能な12V1A アクセサリーソケット付きのグローブボックス、右側には500mlの紙パック飲料が収まるインナーラックを装備。中央には大型フックを備える。また、前後に長くフラットなシートの下には容量23Lのラゲッジスペースを設けている。フロントディスクブレーキやアルミ製キャストホイールなど、装備のグレードも一段高い。
主要諸元■全長1675 全幅700 全高1040 軸距1180 シート高730(各mm) 車重81kg(装備)■水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 49cc 4.5ps/8000rpm 0.42kg-m/6000rpm 無段変速 燃料タンク容量4.5L■タイヤサイズF=90/90-10 R=90/90-10 ●価格:22万9900円 ●色:青、灰、黒 ●発売日:2022年1月20日
ヤマハ ビーノ
ヤマハによる可愛らしいデザインと、本田技研工業の製造を組み合わせてレトロポップな原付一種スクーター。コンビブレーキやアイドリングストップシステムを装備し、500mlペットボトルを収納できるインナーボックス、12Vのアクセサリーソケット内蔵のフタ付きグローブボックス、容量約20Lのシート下トランクスペースを備える。メーターパネルは時計を表示でき、センタースタンドは標準装備だ。2024年2月にカラーチェンジを受けたが、価格とスペックは据え置きとされた。
主要諸元■全長1650 全幅670 全高1015 軸距1180 シート高720(各mm) 車重81kg(装備)■水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 49cc 4.5ps/8000rpm 0.42kg-m/6000rpm 無段変速 燃料タンク容量4.5L■タイヤサイズF/R=80/100-10 ●価格:21万4500円 ●色:赤、マット青、青、ベージュ、茶、黒 ●発売日:2024年2月29日
ヤマハ ジョグ/デラックス
コンビブレーキやアイドリングストップシステム(デラックスのみ)を装備するスポーティなベーシックスクーター。製造は本田技研工業が行う。500mlのペットボトルを収納できるインナーボックスと折り畳み式の大型フック、容量約20L(デラックス)/19L(ジョグ)のシート下トランクスペースや時計付きメーター、センタースタンドなどを標準装備する。初代ジョグを思わせるサイドの高いイエローは2023年2月に新色として追加された。
主要諸元■全長1675 全幅670 全高1040 軸距1180 シート高705[720](各mm) 車重78[79]kg(装備)■水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 49cc 4.5ps/8000rpm 0.42kg-m/6000rpm 無段変速 燃料タンク容量4.5L■タイヤサイズF/R=80/100-10 ●価格:18万1500円[19万4700円] ●色:マット青、ボルドー、銀、黒[黄、黒] ●発売日:2023年3月14日 ※[ ]内は
スズキ アドレスV50
スズキ・スクーターの伝統ある名前を受け継ぐアドレスV50は、2015年の発売以来カラーチェンジや価格改定を経て現在に至る。直線基調のスポーティな外観が特徴で、500mlのペットボトルが収納できるフロントインナーラック、かばんホルダー(大型フック)、フルフェイスヘルメットが横向きに収納できる大容量のシート下トランクスペース(容量未発表)、U字ロックホルダー、シャッター付きキーシリンダーなどを採用。
主要諸元■全長1670 全幅620 全高1005 軸距1150 シート高710(各mm) 車重74kg(装備)■強制空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 49cc 3.7ps/8500rpm 0.35kg-m/7000rpm 無段変速 燃料タンク容量4.8L■タイヤサイズF/R=80/90-10 ●価格:19万3600円 ●色:濃青、茶、白、黒 ●発売日:2021年1月8日
スズキ レッツ
国産50ccスクーターで最安価のベーシックなスクーター。かつて2ストロークエンジンを積んでいた頃にキューキュッパー(9万9800円)で販売されたこともあり、スズキのコスパキングぶりを象徴する1台だ。1Lクラスのペットボトルを収納可能なフロントインナーラックはコンビニ用フックを備え、シート下トランクスペースはフルフェイスヘルメットを横向きに収納できる大容量サイズ。リヤキャリアにはU字ロックホルダーも付く。テールランプが2型の隼に酷似していることもスズキファンの間ではお馴染み。
主要諸元■全長1660 全幅615 全高995 軸距1150 シート高695(各mm) 車重70kg(装備)■強制空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 49cc 3.7ps/8500rpm 0.35kg-m/7000rpm 無段変速 燃料タンク容量4.8L■タイヤサイズF/R=80/90-10 ●価格:17万8200円 ●色:ベージュ、青、黒、白 ●発売日:2020年12月8日
スズキ レッツバスケット
レッツをベースに大型フロントバスケットを装備し、ヘッドライトを下側に移設した利便性の高いスクーター。フロントバスケットは容量25Lで、荷物の飛び出しを抑制するロールシャッター付き。フルフェイスヘルメットが収納可能なシート下トランクスペース、大きなペットボトルも収納できるフロントインナーラック、ストッパー付きかばんホルダーなどを装備する。
主要諸元■全長1660 全幅615 全高985 軸距1150 シート高695(各mm) 車重76kg(装備)■強制空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 49cc 3.7ps/8500rpm 0.35kg-m/7000rpm 無段変速 燃料タンク容量4.8L■タイヤサイズF/R=80/90-10 ●価格:19万9100円 ●色:茶、白
まとめ
原付一種=50ccクラスは、通勤・通学の足として、また公共交通機関の充実していない地域の最も簡便なモビリティとして、販売台数は縮小傾向ながらも価値は失われていない。2025年11月以降にラインナップがどう変わっていくか注視していきたいが、今買える現行モデルはいずれも優れたコスパで利便性を提供してくれて、趣味よりの使い方にも応えてくれるはずだ。
よくある質問
任意保険は入ったほうがいい?
125cc以下は126cc以上に対して安価で任意保険に加入できることもあり、ぜひとも加入をオススメしたい。30km/hで走る小さな車両だからと馬鹿にせず、万が一に備えておこう。自身または家族がクルマの任意保険に入っている場合はファミリーバイク特約も使える。
税金はいくら?
重量税はかからず、軽自動車税は90ccまでの原付二種と同じく年間2000円。
特定原付って何?
電動キックボードなどで話題になっている特定原付は、16歳以上であれば免許なしでも乗れるという新種のモビリティだ。最高速度は20km/hに制限され、6km/hで速度リミッターが働く歩道モードに切り替えれば歩道も走行可能(自転車の走行が許可されている場所のみ)。新しい乗り物として期待されているが、免許がなくても運転できるため交通ルールの遵守が本当に徹底されるのか、また2輪車の特性をよく知らない方が小径ホイールの電動キックボードに乗った場合の転倒の危険性はどうなのかなど、懸念される課題も多い。
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