タイでホンダのクラシック系125を専売するカブハウス(CUB HOUSE)は、「モンキー125」の2023年モデルをベースとした「モンキー キング スペシャルカスタム エディション」を発表した。標準色のブラックをベースとしながら、ゴールド基調の装飾が施される。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
ピンストライプが施された足まわりと燃料タンク
ホンダはタイで、2023年1月に発表された2023年モデルのモンキー125(ブラックフレーム)をベースとしたスペシャルエディションを発表した。タータンチェック柄のシートとフレーム/スイングアーム/サスペンションの基本色を生かしながら、猿の王にふさわしいゴールドのピンストライプが随所に施され、燃料タンクのエンブレムには王冠を戴いたモンキーのキャラクターが輝く。
また、スイングアームにはスペード、ハート、クラブ、ダイヤのマークがあり、個別のシリアルナンバーにもトランプのカードをモチーフとした装飾が施されている。
現行モンキー125は、グロムをベースとしたロングストローク設定+5速トランスミッションの新型エンジンを搭載しつつ、それまでのモデルから大きくイメージを変えないままモデルチェンジして2021年に登場。前後12インチホイールにはダックス125よりもワンサイズ外径の大きいブロックパターンタイヤを装着し、倒立フロントフォークなど足まわりも充実している。タイ仕様は非装備だが、欧州&国内仕様は前転防止のためIMUを採用したABSも標準装備している。
今回のモンキーキング スペシャルカスタムエディションについては、まだカブハウスのSNSに掲載された情報のみだが、シリアルナンバー入りの300台が11万2900バーツ(日本円換算約47万3000円・2/21現在)で販売される模様。タイではモンキーに限らず次々に遊び心あふれる特別仕様が登場している。正直うらやましいぞ!
Monkey King Special Custom Edition[2024 Thai model]
参考:HONDA MONKEY[2023 Thai model]
こちらはベースとなった標準ラインナップモデル。日本仕様の2023年モデルと同じカラーリングを採用しているが、ABSは省略されている。車名は日本仕様の「モンキー125」に対し、シンプルに「モンキー」を名乗る。
車名 | MONKEY(タイ仕様) |
型式 | Z125MN 2TH |
全長×全幅×全高 | 1711×754×1028mm |
軸距 | 1143mm |
最低地上高 | 174mm |
シート高 | 775mm |
キャスター/トレール | 25°0′/82mm |
装備重量 | 103kg |
エンジン型式 | 空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ |
総排気量 | 123.94cc |
内径×行程 | 50.0×63.1mm |
圧縮比 | 10.0:1 |
最高出力 | ── |
最大トルク | ── |
変速機 | 常時噛合式5段リターン |
燃料タンク容量 | 5.6L |
WMTCモード燃費 | ── |
タイヤサイズ前 | 120/80-12 |
タイヤサイズ後 | 130/80-12 |
ブレーキ前 | 油圧式ディスク |
ブレーキ後 | 油圧式ディスク |
乗車定員 | 1名 |
価格 | 9万9700バーツ |
発売日 | ── |
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