ミッキーマウスのエンブレムがカワイイ!

ホンダ「スーパーカブC125 限定エディション」ディズニー仕様で登場! クローム風レッグシールド&サイドカバーが光る【海外】

タイでホンダのクラシック系125を専売するカブハウス(CUB HOUSE)は、「C125(日本名:スーパーカブC125)」の2023年モデルをベースとした限定車「C125 ディズニーリミテッドエディション」を発表した。100周年を迎えるディズニーとのコラボレーションによる100台限定のスペシャルモデルだ!


●文:ヤングマシン編集部(ヨ)

艶消しグレーをベースにメッキパーツとエンブレム、専用ロゴを配置

かつてホンダの空冷DOHCレーサーが“ミッキーマウスエンジン”と呼ばれた縁なのか(たぶん違うけど)、ディズニーとホンダのコラボレーションモデルが登場した。タイにおいては、マーベル仕様のADV160に続くリディズニー系ミテッドエディションとなる。

ちなみにミッキーマウスエンジンとは、ホンダが1950~60年代にWGPに参戦していた頃の空冷マシンが採用していたカムギアトレインヘッドがミッキーマウスのシルエットに似ていたことから、いつしかそう呼ばれるようになったもの。1962年には市販レーサーのCR110が、そして1997年にはそれをオマージュした公道向け市販車のドリーム50が販売されている。

1962年のWGP 50ccクラスのワークスマシン「RC112」。シリンダーヘッドの作りに注目だ。わずかφ33mmの極小ボアに2個のバルブを配した精密な2気筒エンジンは、10ps/17500rpmという途方もない高回転型だった。

こちらは前年までのRC110/RC110を参考に作られた、1962年の市販レーサー「CR110 カブレーシング」だ。DOHC4バルブの空冷単気筒で、こちらのほうがミッキーマウスエンジンとしてはおなじみかも。

1997年2月28日に発売された市販車「ドリーム50」も、DOHC4バルブ空冷単気筒エンジンを搭載。CR110の再来と解釈したユーザーも多かった。2本出しメガフォンマフラーもかっこいい。●当時価格:32万8000円+税

1998年1月28日には、往年のファクトリーマシン(RC+ナンバリングのレーサー)をリスペクトしたカラーリングの「ドリーム50 スペシャルエディション」が限定1000台で発売された。●当時価格:32万9000円+税

そんなミッキーマウスエンジンの再来………ではなく、ミッキーマウスの可愛さとディズニー100周年をフィーチャーしたモデルがタイに登場した。それが、本記事の主題であるC125(日本名:スーパーカブC125)ディズニーリミテッドエディションである。余談が長かったとか言わんでください。

車両はわずか100台の限定発売で、フロントには1/100~100/100の数字を刻んだシリアルナンバープレートを配置。クロームコート仕上げのサイドカバーにはディズニー100周年のエンブレム、そして同じくクロームコート仕上げのレッグシールドにはミッキーマウスのエンブレムが貼付される。同シールドの前側にはミッキーマウスのシルエットを模したエンブレムも。

C125 ディズニーリミテッドエディションの価格は、スペシャル仕様のジャケットが同梱されて11万6400バーツ(日本円換算約44万4000円)。ミッキーマウスのメタル製フィギュアもセットになったものは19万7900バーツ(約75万5000円)となる。ちなみに標準モデルは8万9600バーツ(約34万2000円)だ。

こんなスペシャルエディション、日本でも欲しいなあ……(欲しいなあ……)(欲しいなあ……)※残響音

C125 DISNEY LIMITED EDITION[2023 Thai model]

C125 DISNEY LIMITED EDITION[2023 Thai model]

セット内容などが記載されるカタログ。

ディズニー100 シリアルナンバープレート。1/100~100/100の固有番号がそれぞれの個体に振られる。

標準モデルと同じC125のLED丸型ヘッドライトだが、レッグシールドでまた違ったイメージに。

クロームコート仕上げの最後カバーに『ディズニー100』のエンブレム。

クロームコート仕上げのレッグシールド中央の左右にミッキーマウスのエンブレム。

レッグシールドの前側にミッキーマウスのシルエットを模したシンボルマーク。

クロームコート仕上げののレッグシールドとスーパーカブのエンブレム。

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