スズキは、270度クランクの並列2気筒エンジンを搭載するスポーツアドベンチャーツアラー「Vストローム800(V-STROM 800)」の国内導入を正式発表した。Vストローム800DEと基本を共有しながら、前19/後17インチのキャストホイールとチューブレスタイヤを採用している。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:スズキ
前21/後17インチ+ワイヤースポークホイールのDE、前19インチ+キャストホイールでオンロード性能を高めた無印800
オフロードに強いモデルとして登場したVストローム800DEに兄弟車が登場。日本での発売が正式にアナウンスされたVストローム800は、舗装路や長距離ツーリングでの高い快適性と走行性能を具現化する”オンロード・エクスプローラー”だ。
最大の違いはホイールサイズにあり、フロントには19インチのキャストホイールとラジアルマウントキャリパーを装備し、前後にチューブレスタイヤを採用するなどして、よりオンロードにフィットする特性とされている。電子制御システムS.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)や3段階に高さ調整可能なウインドスクリーン、20Lの大型燃料タンクなどは800DEから継承する。
価格は123万2000円で、発売日は2023年10月25日。
Vストローム800 のカラーバリエーション
Vストローム800 のスペック
車名 | V-STROM 800 |
全長×全幅×全高 | 2255×905×1355mm |
軸距 | 1515mm |
最低地上高 | 185mm |
シート高 | 825mm |
キャスター/トレール | 26°/124mm |
装備重量 | 223kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 775cc |
内径×行程 | 84.0×70.0mm |
圧縮比 | 12.8:1 |
最高出力 | 82ps8500rpm |
最大トルク | 7.7kg-m/6800rpm |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 20L |
WMTCモード燃費 | 22.6km/L(クラス3、サブクラス3-2、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 110/80R19(チューブレス) |
タイヤサイズ後 | 150/70R17(チューブレス) |
ブレーキ前 | 油圧式ダブルディスク |
ブレーキ後 | 油圧式ディスク |
価格 | 123万2000円 |
車体色 | 青、艶消し緑、黒 |
発売時期 | 2023年10月25日 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
スズキは、同社のアドベンチャーモデル「Vストローム」シリーズのユーザー参加型イベント「Vストロームミーティング 2023」を昨年に引き続き開催すると発表した。すでにオンラインストアではオリジナルグッズ[…]
1050DEは前年踏襲、無印1050に新色! 北米スズキは、V型2気筒を搭載するVストロームシリーズ、1034ccの「Vストローム1050シリーズ」、645ccの「Vストローム650シリーズ」のニュー[…]
スクエアデザインの1050/800に対し、650と250は穏やかさを体現 欧州スズキは、Vストローム650/Vストローム650XTに新色を設定し、2024年モデルとして発表した。名作と言われる645c[…]
待望の日本導入! Vストロームファミリーは総勢7機種に スズキは、インドでも好評の油冷単気筒モデル「ジクサー250」をベースとした新型スポーツアドベンチャーモデル「Vストローム250SX」を国内に導入[…]
見晴らしがいい! オンロードバイクとアドベンチャー/オフロード/クロスオーバーなどの大きな違いのひとつは、走破性をよくするために車高が高くなっていること(最低地上高も同時に高まる)だろう。加えて、ステ[…]
最新の関連記事(新型アドベンチャー/クロスオーバー/オフロード)
見晴らしがいい! オンロードバイクとアドベンチャー/オフロード/クロスオーバーなどの大きな違いのひとつは、走破性をよくするために車高が高くなっていること(最低地上高も同時に高まる)だろう。加えて、ステ[…]
【磐田市駒場の市道】「ゆるキャン△」(第25話)でお馴染みの竜洋海洋公園オートキャンプ場の並びにある広々とした畑の牧草地。堤防の前に立つ1本の風車と緑のコントラストが美しい。道路自体は数百mと短いもの[…]
ホイールストライプ入りの4色カラーバリエーション スズキは、GSX250Rとベースを共有するエンジン&車体からアドベンチャーツアラーに仕立てた「Vストローム250」の2024年モデルを発表。前年の令和[…]
オフロード走破性を向上させたMVアグスタのアドベンチャー登場! ’23年のEICMA(ミラノショー)で、MVアグスタが世界初公開して話題となった『LXPオリオリ』は、パリ=ダカールラリーで4度の優勝を[…]
MT-09ベースのスポーツツアラーとして長年熟成を重ねたトレーサー 近年、クロスオーバーというジャンルのモデルがヨーロッパで人気だ。“前後17インチホイールでロードスポーツ寄りの車体”に、“スポーツバ[…]
最新の関連記事(スズキ [SUZUKI])
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) 125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~5[…]
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) 126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccク[…]
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) 美に対する本気度を感じたミドル・シングル ひとつのエンジンでロードモデルとオフロードモデル、クルーザ[…]
世界不況からの停滞期を打破し、新たな“世界一”への挑戦が始まった 2008年からの世界同時不況のダメージは大きく、さらに東日本大震災が追い打ちをかけたことにより、国産車のニューモデル開発は一時停滞を余[…]
U30は全5回、北川スクールは全4回開催 スズキは、30歳以下のバイク初心者を対象とした安全運転スクール「U30 スズキセイフティスクール」を5月より全国5会場で開催、また元世界耐久選手権チャンピオン[…]
人気記事ランキング(全体)
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) 現行型R1は次期規制に適合していない ヤマハYZF-R1に“新型”が存在するとの情報が入ってきた。そ[…]
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) 125ccスクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原[…]
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) 125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~5[…]
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) 1959年から支持され続けている! 1)作業がとても手軽2)使用できる範囲が広い3)しっかりツヤが出[…]
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) 発進→変速→停止まで全てオートマ化しつつマニュアルモードも備える BMWは、新しい自動シフトアシスト[…]
最新の投稿記事(全体)
良質な規格部品を使って安心確実に修理!! GB250の正立式フロントフォークの分解と組み立て[…]
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) ヘリテイジの中心選手がフルチェンジ 空油冷ボクサーはまだまだ現役! もうひとつの大きなトピックはエン[…]
先日、周りのバイク好きの仲間から「旧車って今凄い高くなってるよね~」という話を聞きました。少し調べてみると、絶版車が増えてきている流れで、旧車の需要が高まっている様子。 …と偉そうに語ってみましたが、[…]
初心者だしビビリだけど、キャンプツーリングをやってみたい! おつおつおー!初心者バーチャルバイク女子のアズマリムです。バイク乗りなら一度はやってみたい夢といえば、愛車とのソロツーキャンプ‼ 『ゆるキャ[…]
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) 125ccスクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原[…]
- 1
- 2