●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:磯部孝夫 ●取材協力:ブルズアイ
ハーレーハイパフォーマンスクルーザーの雄・ローライダーSが最新クラブスタイルでエクストリーム系と結びついた! カスタムショップ・ブルズアイ(愛知県)がエンジン/足まわり/インジェクションチューン。 100PS超えでウイリーもメイクか!?
最新クラブスタイルはエクストリーム系と融合!
クラッチミートした直後から怒涛のパワーがみなぎり、そのまま5000回転で100馬力をゆうに超えていく。それでもまだミルウォーキーエイト114は回転を上げていくから痛快きわまりない。
これだけのハイパワーとビッグトルクを発揮しながら、高回転でドカーンとくるハイカムとは異なり、どの回転域からもシャープに加速するから感服する。つまり、街乗りで流すときはモリモリのトルク、そしてハイスピードでかっ飛びたいときには見事に応えてくれるスペシャルチューンが施されているのだ。
FEULING(フューリング)405カム(トルク型)が組み込まれ、プッシュロッドはS&S、エアクリーナーはHPI、マフラーはスラッシンサプライ アンチリバージョン2in1フルエキゾーストとしている。もちろん、ダイノジェット パワーヴィジョンを用いたブルズアイのフルパワーチューニングで入念なセッティングが施されてフィニッシュに至ったことは、言うまでもないだろう。
しっくりとくるのはライディングポジションで、あふれるトルク&パワーに乗り手が耐えられるように、ハンドルは12インチと迫り上がり、ワイルドな乗車姿勢を形成している。
そしてマシンの個性を際立たせているのが、エンジンガードとハイウェイペグのふたつの機能を持つクラッシュバーだ。ローカルスタントライダーたちがウイリーなどのトリックを練習する際、できるだけバイクにダメージを与えないためにデザイン/設計されたものをルーツにしたBUNGKING(バンキン)製。
これが最新スタイルだ! エクストリーム系の匂いがプンプンし、これはゴキゲンだぜ!
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