ハーレーダビッドソンとともに

女性も乗りやすいオールドテイストなハーレー’99ボバーカスタム〈遠藤自動車サービス〉

原嶋さんとBober Custom

●文/写真:ウィズハーレー編集部(森下光紹) ●取材協力:遠藤自動車サービス

おしゃれを楽しむ感覚で、2台を楽しむ

’20年5月に納車されたばかりのこのカスタムハーレーは、遠藤自動車サービス(群馬県太田市)の製作。オーナーのHさんにとって、実は遠藤自動車サービス製カスタムは2台目となる。

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ハーレー歴を伺うと、最初の1台は現代版のフォーティーエイトで、今も所有しているという。その後はソフテイルスリムを増車したが、自分のライディングスタイルに合わずに手放し、ビッグツインエンジンが搭載されたロードホッパーのタイプ9に変更した。

「旧車のスタイリングテイストが好きなんですけど、本当に古いだけのハーレーでは心配で乗れないと思うんです。だから何か試行錯誤していたんでしょうね。ロードホッパーは今も所有していますが、ポジションが大柄で、もっぱら夫が乗っています」

乗りやすくて、オールドテイストなハーレーをと考えている彼女の目に留まったのが、遠藤自動車が製作しているバイクだった。そして、来店2回目でショベルのカスタムを注文。

ベースはもちろんボバーで、エイジング加工した外観や、タンクのロゴデザインを自分自身で考えるなど、徹底的にワンオフカスタムを施したという。そのモデルの完成と同時に、今回紹介するエボリューションモデルも注文してしまったというから驚きだ。

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「ショベルは先に納車されて、ライディングポジション等も吟味しましたが、徹底的に旧いテイストにしたので、もう少し気軽に乗れるバイクも欲しくなったという感じですね。同じムードだけど、ツーリングの状況によって使い分けたくなるんです」

ショベルは、フットクラッチでハンドチェンジという完全なオールド機構で組んだカスタム。独特の走行フィーリングはHさんのお気に入りだが、色々なバイクが混走するグループツーリングや、初めてのルートを走るようなシチュエーションには不向きというデメリットがあった。その点、操作系がまったく現代車と変わらないこのエボリューションエンジン搭載のカスタムボバーは、どんな時でも気軽に乗れるということなのだ。

エボのカスタムはシンプルなシルエットで、塗装も遠藤オリジナルであるブラックのまま。こだわり抜いたショベルカスタムとは大きなコントランストとなっている。それでも、乗りやすさを追求する上で、ハンドルバーやステップなどのポジションは現在もカスタム進行形。

ハンドルバーは、今後変更予定だという操作の異なるハーレーに乗ると、間違いが起こらないのか心配でもあるのだが、その点はまったく問題ないらしい。

「全然乗り味や操作が違うと、かえって間違いませんね。同じエンジンだとダメかもしれないけど、個性がまったく違うので問題ないですよ。エボリューションモデルは、本当に乗りやすいです。車重も軽くて、スニーカーみたいな感覚かな」

小柄な女性にとって、軽い車重は大きなアドバンテージとなる。実際、リジットフレームのカスタムハーレーは、ビッグツインエンジンが搭載されていても、現代版スポーツスターより車体は軽いのだ。しかも、エボリューション以降のエンジンなら、トラブルの心配も極めて少ない。もちろん始動方法は、セルモーターだから簡単である。

気軽にオシャレをしてどこにでも出かけられるボバー。彼女にとっては最もつき合いやすいハーレーなのだった。

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スイッチにもこだわりが感じられるハンドルまわりのカスタム

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徹底的に乗りやすさを追求して作り上げたエボリューションカスタムは、スニーカーのようだとHさんは言う。リジットフレームのハーレーは、車重も軽くて、押し引きも楽なのだ。 [写真タップで拡大]


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※この記事はハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』に掲載したものを加筆修正したものです。最新の雑誌は書店もしくは下記サイトにてお買い求めください。

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