
アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキーでハーレーダビッドソンの歴史は始まり、そして今もなお続いている。1903年のことだった。ウィリアム・S・ハーレーが設計を担い、ダビッドソン家の三男アーサーが部品を製作。次男ウォルターが組み立てを担当し、記念すべき1号車が完成する。3人の名を冠し「ハーレーダビッドソン」と名付けられた。その後120年以上にわたり、人々を魅了し続ける存在となるH-D。12/23発売の『ウィズハーレー』最新号では、同社の歴史を語るうえで欠かすことのできないモデルとその系譜を辿る。
●文:ウィズハーレー編集部 ●外部リンク:amazon
知られざる黎明期の物語
最初の完成車は1903年に誕生した。シングルループのフレームに搭載する409cc単気筒エンジンは、ペダルを漕いで勢いをつけてから始動させる。出力3psを発揮し、トランスミッションはない。作業場はダビッドソン家の地下だったが、父親のウィリアム・ダビッドソンによって裏庭に3×4.6mの小屋が建てられた。そのドアにはHarley Davidson Motor Co.と記される。
ハーレーダビッドソンの代名詞とも言えるVツインエンジンは1909年に登場した「モデル5」に積まれていた。排気量は811ccで、最高出力7.2psを発揮する。しかし、すぐに改良しなければならず、1911年に「Fヘッド」へと進化する。
ハーレーダビッドソンの代名詞とも言えるVツイン(V型2気筒)エンジンが誕生したのは1909年。そして数ある代表的モデルの中でも、ファンが口を揃えて外せないと語るのが、1936年に登場したELナックルヘッドだ。今日まで連綿と受け継がれるOHVエンジンを初採用した。
今回の特集では、誕生に至る背景とともに、パンヘッド/ショベルヘッド/エボリューション/ツインカムを経て、現行のミルウォーキーエイトへと続く歴代エンジンの系譜を徹底解説。年代/排気量/特徴を一目で把握できる構成としている。
さらに、リジッドフレームにスプリンガーフォークを組み合わせた美しいシルエットに、パンヘッドエンジンを搭載する1948年式モデルにもクローズアップ。翌年からフロントサスペンションがテレスコピック式となるハイドラグライドへ移行したため、“ヨンパチ”は極めて貴重な存在だ。
そのほか、キング・オブ・ザ・ハイウェイの名で知られるFLHエレクトラグライド、FXSローライダーに代表されるファクトリーカスタムの潮流、時代を超えて愛されるスポーツスター、ファンを虜にするソフテイルやダイナ、さらにはブレイクアウトやフォーティーエイトに至るまで、『ハーレー名車列伝』を巻頭特集としてお届けする
サンダンス SUPER PANHEAD試乗!
編集長・青木タカオによるテストライドも充実。たいへん貴重なサンダンス『SUPER PANHEAD(スーパーパンヘッド)』に乗る機会を得たのだ。この特別な1台のライドフィールは、これまでメディアで伝えられることは極めて少なかった。その理由も含めて徹底解説する。
もちろん、現行ラインナップにも徹底試乗。ブランドを象徴するバットウイングフェアリングを装備するCVOストリートグライドの心臓部は、ミルウォーキーエイト121VVTと名付けられたOHV4バルブ空水冷V型2気筒エンジン。排気量は1977ccにも達し、可変バルブタイミング機構を搭載する。
さらにロードグライド/パンアメリカ1250ST/スポーツスターSの試乗レポートも掲載。気になるライディングポジション&足つき性を含めて、ライドフィールと詳細を解説する。
2026年モデル速報!
毎年、この時期になると注目が集まるネクストイヤーモデル。例年、ニューカラーを見にまとった継続モデルから順次発表されていく。
日本導入および車両本体価格は未定ながら、米国仕様ではすでに13機種が発表され、それぞれが新色を身にまとっている。
さらに新型が続々と登場するという情報も入手済みだ! 詳細は誌面をご覧いただきたい!!
2026年型ブレイクアウト(米国仕様)。
イベントレポートも満載!
元K-1世界王者の魔裟斗さんをはじめ、世界中のハーレー乗りが一斉に走った『UNITED WE RIDE ナショナルハーレーデー』、北陸エリア初開催となった『ブルースカイミーティング福井・坂井』など、全国各地のイベントレポートが満載。
参加したハーレー乗りたちもボリュームを大きく割いて紹介している。みんなの愛車を誌面で眺めてみるのも、現地のパーキングスペースにいるかのようで楽しいはずだ。
ハーレーダビッドソンジャパン玉木社長(写真左)と、元格闘家でハーレー愛好家の魔裟斗さん。
バイク女子たちが誌面に登場!
ハーレー乗りたちが集まる各地のイベントを詳細にレポートするのは、バイク女子のインフルエンサーたちだ。
カナイメグちゃんが『RIDE ON TOUR 東京』へ、奥沙織ちゃんは『ブルースカイミーティング大阪・泉南』に、そして古澤恵ちゃんが『ブルースカイミーティング福井・坂井』に足を運んだ。
それぞれがコンテンツ盛りだくさんのイベントを満喫した模様が、誌面を読めばわかるぞ!
カスタムトレンドも把握せよ!
年に一度のカスタムの祭典、ヨコハマホットロッドカスタムショー2025のレポートも見逃せない。
BEST OF SHOW MOTORCYCLEの栄光を手にしたのは、バイクガレージココロのパンヘッドだ。伝説的ビルダーChabott Engineering 木村信也氏の最新作『RAYO NEGRO』(ベース車両:XL1000)なども誌面では紹介している。
バイクガレージココロが手がけたパンヘッド(1961年)。
パーツ情報も満載
BELLヘルメットをはじめ、パフォーマンスマシンやクロックワークス、バンス&ハインズ、キジマなど、ライダーズギアやカスタムパーツの最新情報も満載。
また、2026年からスタートするBAGGER WORLD CUPを前に、レーシングライダー石塚健選手が、日本人として初となるバガーレース参戦を成し遂げた。スペイン・ヘレスサーキットからの現地レポートなど、今号も読み応え十分の内容となっている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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