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【Q&A】新規制のユーロ5で何が変わった?


●記事提供: ライドハイ編集部

「ユーロ5」は欧州の二輪排出ガス規制

環境性能が厳しく管理される昨今、とくに輸入車では「ユーロ5」という文言をバイク関連の媒体で目にする機会が増えてきた。

バイクに詳しくない方でも、なんとなく前後の文脈的に「排出ガスに関わるコトかな」と感じているかも知れないがまさにその通り。「欧州の二輪排出ガス規制」のことで、ユーロ5は2020年の1月1日からスタートした規格だ。そう聞くと、国産バイクには関係ないと思われるかもしれないが、それがじつは大きく関係しているのだ。

日本にも独自の排出ガス規制が存在していて、たとえばバイクの車検証の備考欄に「平成○○年排出ガス規制適合」などと記載されている。この年度による段階は、ユーロ5の前の「ユーロ4」が2016年から始まっていて、これは日本の「平成28年排出ガス規制」とほぼ同じ規制内容だった。

そして日本の「令和2年排出ガス規制」が、ほぼユーロ5に準拠する。いわば国際基準調和(グローバルスタンダード)に合わせることになったわけだ。

規制の適用は(ユーロ5は)新型車は2020年の1月1日からだが、継続生産車は1年後から始まる。そして日本(国内販売モデル)はおおむね1年ズレて「令和2年排出ガス規制」は新型車が2020年末から、継続生産車は厳密には排気量などで施行時期が異なるが2022年11月から適用される。


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