
ストーリー性のあるバイク作りと気軽に走り出せるアクセスのしやすいモデルを開発し続けるロイヤルエンフィールドが、コンチネンタルGT650のアップデートを発表。ユーティリティを充実させ、キャストホイールモデルを新たに発表。良き時代の英国クラシックバイクの雰囲気を新車で楽しもう!
●文:ミリオーレ編集部(小川勤) ●写真:ロイヤルエンフィールド ●外部リンク:ロイヤルエンフィールド東京ショールーム
日本では4バリエーション/6色を発売。価格は97万200円〜
コンチネンタルGT650は、クラシックバイクの雰囲気を持ち、現代としては希少な空冷パラレルツインエンジンを搭載。シリンダーのフィンや丸みを帯びたクランケースはクラシカルな雰囲気を醸すが、中身は最新。270度クランクを採用した不等間隔爆発エンジンは、低中速域でのパルス感と高回転域でのビート感を生み出す。
フレームは古くからのバイクファンにはお馴染みのハリスパフォーマンス製。フレームビルダーとして活躍したハリスは、現在ロイヤルエンフィールドの傘下となり、市販車やロイヤルエンフィールドが参戦するフラットトラックレーサーのフレームを開発しているのだ。
前後ホイールは18インチ。今回のアップデートでは、キャストホイール&チューブレスタイヤを採用したコンチネンタルGT650ダークも初登場。その他、全車にLEDヘッドライト/アルミ鋳造スイッチボックス/アジャスター付ブレーキ&クラッチレバー/USB電源ポート/リザーバータンク付リヤサスペンションを採用している。
コンチネンタルGT650のカラーバリエーションと価格を見てみよう!
【コンチネンタルGT650スタンダード(ブリティッシュレーシンググリーン)/97万200円】スポークホイールにアルミ地肌のエンジンカバー/メッキマフラーを採用するスタンダード。
【コンチネンタルGT650ダーク(アペックスグレー)/101万7500円】新たにラインナップに加わったダーク。キャストホイールとチューブレスホイールを採用し、エンジンとマフラーはブラックアウト。
【コンチネンタルGT650ダーク(スリップストリーム・ブルー)/101万7500円】新たにラインナップに加わったダーク。キャストホイールとチューブレスホイールを採用し、エンジンとマフラーはブラックアウト。フェンダーは白。
【コンチネンタルGT650カスタム(デューデラックス)/99万円(受注発注カラー)】スポークホイールにアルミ地肌のエンジンカバー/メッキマフラーを採用し、2トーンカラーを採用するカスタム。通常在庫はなく、受注発注カラーとなる。
主要諸元■全長2119 全幅780 全高1067 軸距1398 シート高820(各mm) 車重212kg(装備) ■空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ 648cc 47ps/7150pmm 5.33kg-m/5150rpm 変速機6段 燃料タンク容量12.5L ■ブレーキF=φ320mmシングルディスク+2ポットキャリパー R=φ240mmディスク+1ポットキャリパー タイヤサイズF=100/90-18 56H(ダークは100/90-18 56H TL) R=130/70-18(ダークは130/70R18 63V TL)
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ミリオーレの最新記事
孤高のパニガーレV4Sと友好的なパニガーレV2S パニガーレV4Sでサーキットを3本ほど走ると、強烈な疲労感が僕の身体を襲う。汗は止まらず、足腰に力が入らなくなる。試乗直後は格闘技を終えたような感じだ[…]
ファッションからスポーツまで。現代のバイクライフにフィット このバイクは只者じゃない−−。僕はマヨルカ島のリゾートホテルのエントランスに鎮座するトライアンフの「スピードツイン1200RS」に初対面した[…]
ライダーを様々な驚きで包み込む、パニガーレV4S 5速、270km/hからフルブレーキングしながら2速までシフトダウン。驚くほどの減速率でNEWパニガーレV4Sは、クリッピングポイントへと向かっていく[…]
駒井俊之(こまい・としゆき)/1963年生まれ。バイクレース専門サイト「Racing Heroes」の運営者。撮影から原稿製作まで1人で行う。“バイクレースはヒューマンスポーツ”を信条に、レースの人間[…]
駒井俊之(こまい・としゆき)/1963年生まれ。バイクレース専門サイト「Racing Heroes」の運営者。撮影から原稿製作まで1人で行う。“バイクレースはヒューマンスポーツ”を信条に、レースの人間[…]
最新の関連記事(ロイヤルエンフィールド)
関東では200台以上が集結! 『One Ride 2025 in 関東』の会場となったのは、週末ともなると大勢のライダーの憩いの場所となっている『バイカーズパラダイス南箱根』(静岡県函南町)だ。この日[…]
世界に羽ばたくカスタムビルダー「CUSTOM WORKS ZON」 ZONは、吉澤雄一氏と植田良和氏によって2003年に設立されたカスタムファクトリーだ。彼らの真骨頂は、他に類を見ない高いデザイン力と[…]
インドにも影響を与えたヒッピー文化をオマージュ ロイヤルエンフィールドジャパンが「ゴアンクラシック350」を正式発表。4つのカラーバリエーションをラインナップし、価格は74万9100円から。2025年[…]
“クラシック”シリーズ初の2気筒モデル ミドルクラスでグローバルな存在感を増しているロイヤルエンフィールドは、空冷350cc単気筒シリーズと空冷650cc 2気筒シリーズを多数展開。これに水冷450c[…]
スペシャルラテを飲みながら新型 ハンター350を堪能 東京・浅草の雷門の近くにあるカフェ「ORTIGA(オルティガ)」。ライダーが集うライダーズカフェとしても有名だ。 そのORTIGAで、8月17日([…]
人気記事ランキング(全体)
3気筒と変わらない幅を実現した5気筒エンジンは単体重量60kg未満! MVアグスタはEICMAでいくつかの2026年モデルを発表したが、何の予告もなく新型5気筒エンジンを電撃発表した。その名も「クアド[…]
未塗装樹脂の白ボケ原因とツヤを復活させる方法 黒かったものが白っぽくなってくると古臭く見えてしまいます。…いいえ、「白髪」ではなくて「黒樹脂(未塗装樹脂)パーツ」のオハナシです。 新車の頃は真っ黒だっ[…]
冬ツーリングを快適に! デイトナの防寒アイテム デイトナ(Daytona) 防風インナー バイク 冬 防寒 ハーフジップ ウェア DI-001FA ブラック Mサイズ 31948 [デイトナ] バイク[…]
APトライク250って高速道路で通用するの? チョイ乗り系トライクとして知られるAPトライク125は、125ccという排気量ながら「側車付き軽二輪」という区分のおかげで高速道路を走れます。しかしながら[…]
スマホを固定しながら充電まで。カエディアのバイク用充電スマホホルダー Kaedear(カエディア) バイク スマホホルダー デビルホーン 充電機能付き Kaedear(カエディア) バイク スマホホル[…]
最新の投稿記事(全体)
スズキCNチャレンジのファクトリーマシンと同じウイングを装着(一部地域でオプション設定) スズキは今回、初代GSX-R750から40周年にあたる今年、「GSX-R1000」「GSX-R1000R」の復[…]
鮮やかなブルーでスポーティな外観に グローバルサイトでの2026年モデル発表、北米での正式発表に続き、英国でもスズキ「ハヤブサ」の2026年モデルが正式発表された。2026年モデルとしてレギュラーカラ[…]
背中をしっかり支える高反発スポンジを採用 本製品のバックレストパッドは、高密度かつ高反発のスポンジ素材が採用されている。柔らかすぎず、長時間寄りかかっていても型崩れしにくいため、腰や背中をしっかり支え[…]
ロング形状&凸面鏡で後方視界がしっかり確保できる KEMIMOTOのバーエンドミラーは、ロングアーム形状と広角な凸面鏡により、バーエンドミラーとしては後方の視認性が高い。ハンドルグリップの外側からしっ[…]
最新の安心感と46worksテイストを両立した「究極のコンプリートモデル」 この『#02』は、2024年に限定販売された初代モデルに続くコンプリートカスタムモデル。今まで46worksが得意としてきた[…]
- 1
- 2

















































