
40歳でバイクに乗りたいと思い立ち、普通二輪&大型二輪の免許を取得。2022年2月に人生初バイク・ヒマラヤを購入したと同時にバイクライフが本格的にスタートしたミリオーレ営業・ムラタ。2022年8月には「ヒマラヤでヒマラヤを走る!」という夢も叶い、早くもバイクへのモチベーションが低下……なんてことは皆無で、走るたびにいろいろと疑問や悩みが出てくる。その悩みの一つを解消してくれる、素敵なアイテムに巡り合ったのだった!
●文:ミリオーレ編集部(村田奈緒子) ●外部リンク:ロイヤルエンフィールド東京ショールーム
立ちゴケはあったけれど、大きなトラブルなく1年/6000kmを走った
少しばかり遅れたが、先日ロイヤルエンフィールドTOKYO WESTで無事に1年点検を終えた。2022年2月の納車から1年で6000kmほどを走り、季節ごとにオイル交換(2回)もしてきたヒマラヤは絶好調である。よく色々な方から「ロイヤルエンフィールドってトラブルないの?」と聞かれるが、私のヒマラヤに関しては、立ちゴケなどで壊してしまった部分以外、今のところトラブルはない。ちなみにロイヤルエンフィールドの新車は全車3年保証が付いているので、万が一の際もそれほど心配しなくてもよいのだと思っている。
最初は恐る恐るしか乗れなかったし、高速道路で80km/h出すのがやっとだったが、1年経過した今はヒマラヤが楽しくて仕方がない。高速道路ではきちんと法定速度まで出せるようになったし(でもヒマラヤが快適なのは100km/h)、マスツーリングもできるようになってきた。正直、1年前はこの姿を想像できていなかった。教習所で大きく挫折していた自分と、1年前のヒマラヤが納車されたばかりの頃の自分にこの楽しさを教えてあげたい。自分でも驚くほどバイクの魅力、そしてヒマラヤの魅力にハマっている。バイクに乗っていなかったら経験できなかったことや人との出会いもたくさんあり、とても刺激的な毎日を過ごしている。
最近は名古屋モーターサイクルショーも自走で行き、仲間たちと憧れの46ワークスも訪問(メインカットはその時の写真)。46ワークスは代表の中嶋志朗さんが山梨県の八ヶ岳南麓でスタートさせたカスタムファクトリー。フルオーダーのカスタムバイク製作とそのメンテナンスを中心としながら、クラシックカーを含むクルマ用チューニングパーツ&カスタムパーツ製作およびカスタム&レーシングカー製作、またオリジナルファニチャーの製作なども行っている。工房を訪れ、中嶋さんと言葉を交わし、いつかロイヤルエンフィールドも手がけてほしいなぁと密かに思った。
名古屋モーターサイクルショーの道中はとにかく風が強い日で、ライダーを見かけることは皆無。どのサービスエリアに行っても駐車場にはヒマラヤが1台ポツン。会場では、ロイヤルエンフィールドブースでヒマラヤ旅について少しばかりトークもさせてもらいました!
女性専用設計のインナーベストプロテクターとクシタニのアメニタジャケットを購入
そんなこんなでバイクに乗るのによいシーズンになって活発的な日々を送っているわけだが、その気分の高揚と連動するかのように春先から散財している。そんなお買い物アイテムのなかから、おすすめアイテムを紹介してみたいと思う。
バイクに乗り始めて常々探してきたアイテムの一つ、胸部プロテクター。二輪事故の致命傷部位は頭部に続き胸部が多いということを聞いて以来、胸部プロテクターを探してきたのだが、いかんせんレディース設計のものでピンとくるものがないのが悩みだった。
そんななか見つけたのが、Poi DESIGNS(ピーオーアイ デザイン)が今春に新しく発売した「ウィメンズ ガードインナーベスト CE」だ。超薄型のプロテクターでありながら、ヨーロッパCE規格(Level1)をクリアする超薄型のプロテクターで胸部と背中をガード。何よりベストタイプで身体にフィットするので、ファッション性を損ねることなく重ね着することができるのが良き!
【ピーオーアイデザイン ウィメンズガードインナーベスト CE】サイズはWS/WM/WLの3サイズ展開。胸部と背中のプロテクターはともにCE規格(LEVEL.1)。前面と背面には左右にのみ伸縮する独自の吸汗冷感素材「スウェットブレーカー」を、側面の切り返し部には上下左右に伸縮する「スウェットブレーカー2」を使用しており、身体のラインにピッタリとフィットする。●価格:1万2980円。
この女性専用設計のインナーベストプロテクターの上に、春夏用のジャケットとして着用しているのがクシタニのアメニタジャケット。軽量素材ながらも簡易防水機能ももつフードスタイルのジャケットは、大型エアインテークを兼用したフロントダブルファスナー仕様が良き! 腕の部分に設けられたエアインテークも解放すれば、通気性は抜群。
春夏の買い物をしつつ冬のバイクウエアのクリーニングもクシタニにお願いして、バイクウエアの衣替えも完了!
【クシタニ アメニタジャケット】利便性と機能性を両立する大型エアインテークを兼用したフロントダブルファスナーと、ツートンの配色に惹かれて購入。肩と肘にはCEプロテクターが標準装備されており、「ウィメンズ ガードインナーベスト CE」の上に着用すれば装備として抜かりなし! ●価格:4万1800円。
バイクウエアはプリントや金具などが多いこともあり、近所のクリーニング店でクリーニングを断られることも……。そこでお買い物がてら、冬物のバイクウエアのクリーニングをクシタニに依頼。テキスタイルジャケット(フードなし)のクリーニングで3300円ほど。
バイク用インカム『B+COM SB6XR』も入手!
B+COM SB6XR(ビーコム エスビーシックスエックスアール)はシングルユニット4万4000円、ペアユニットは8万5800円。
そして気分を良くして、バイク用インカム『B+COM SB6XR』も手に入れた次第。散財しすぎたかと反省したのも束の間、名古屋モーターサイクルショーまでの道中がかなりの強風で、インカムで音楽聴きながらテンション上げないととてもじゃないが目的地まで辿り着けないほどだった。
最新モデルの『B+COM SB6XR』は、東京〜名古屋往復と東京〜八ヶ岳南麓の往復を経ても、バッテリー残量があるという脅威の超大容量バッテリーが良き! B+COMはバッテリー交換もできる優れものなので、長く使えることを考えるとこれも良いお買い物だったと満足している。
装備の充実に伴い、そろそろ旅に出たい! I want to go to the Himalayas again with Himalayan!
FOLLOW Me! with_himalayan Insta
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
トラブルチェックと修理シミュレーターを活用 3ステップで修理の見積りをチェック 今回は気になっていたバッテリー交換の金額を知りたく、「B+COM」オンラインの修理シミュレーターにさっそくアクセスしてみ[…]
防水ポケット付きのメッシュジャケットが豊作! 日差しが眩しく気温の高い日が増えるにつれ、今年こそメッシュジャケットを早めに購入しよう! と思うライダーも多いだろう。事実、夏日になる直前にはお目当てのメ[…]
インド・ヒマラヤを走破するために設計されたデュアルパーパスモデル 2022年にロイヤルエンフィールドが主催するツーリング「Moto Himalaya(モト・ヒマラヤ)」に参加し、インド現地で何人かの外[…]
【 Moto Himalaya 2022 】ヒマラヤ旅のレポート 準備〜インド入国編:ヒマラヤでヒマラヤを走る! バイクに乗り始めて7カ月、早くも壮大な夢が実現?【with HIMALAYAN vol[…]
ロイヤルエンフィールド「ヒマラヤ」、お前はなぜ411ccなのか? ところで、皆さんはロイヤルエンフィールドの「ヒマラヤ」というバイクをご存知だろうか? 詳細は、ぜひこちらの記事↓をチェックしてみて! […]
最新の関連記事(ロイヤルエンフィールド)
重厚感とユーザー寄りのデザインと扱いやすさが魅力本物のクラシックテイストがロイヤルエンフィールドの特長 1901年にイギリスで創業したロイヤルエンフィールドは、世界最古のバイクブランドとして長い歴史の[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
ニューモデル攻勢は一段落。これからは収穫の時期 REを追うライバルも続々登場しているなか、商品展開も次のステージに移行すると考えていいのだろうか。 「たしかにそうですが、REは他社の競合機種をあまり意[…]
クラシックなボバースタイルをもつ”個性爆発”のゴアン クラシック350 名は体を表すというが、ロイヤルエンフィールドのニューモデル「ゴアン クラシック350」が表現するものは何か? 英国発祥のロイヤル[…]
英国生まれインド育ち:クラシック風味に全振りしたモデル 現存するオートバイブランドでは最古(大元のジョージ・タウンゼンド・アンド・カンパニーの創業は1851年! )と呼ばれ、1901年にオートバイの生[…]
最新の関連記事(バイク用品)
マットの種類と選び方:寝心地で選ぶなら断然エアマット! マットの選択肢として、主にエアマット/銀マット/ウレタンマットの3種類がある。 エアマット もしあなたが寝心地を最優先に考えるならば、エアマット[…]
なぜツーリングテント選びが重要なのか? 当然ながらバイクに積載できる荷物の量には限りがある。そのため、テントには軽量コンパクトであること、そして過酷な自然環境にも耐えうる丈夫さが求められる。また、キャ[…]
B+COM専用キャリングケースをプレゼント! 株式会社サイン・ハウスは、オートバイ用インカム「B+COM SB6XR/ONE」を全国の2輪用品店で購入された方にかぎり、持ち運びに便利なサイン・ハウスの[…]
なぜ大型シートバッグが必要なのか? バイクには様々な種類のバッグを取り付けることができるが、大型シートバッグには、他のバッグにはない魅力がある。 高い積載能力 大型シートバッグは、その名の通り、非常に[…]
『平嶋夏海がやってくる!! ミッドランド応援キャラバン』が開催 オートバイ用インカム「MIDLAND」ブランドの2025シーズン公式アンバサダーに、タレントの平嶋夏海さんが就任した。 そして、平嶋さん[…]
人気記事ランキング(全体)
使わないのは「どうせ利かない」もしくは「踏んでもよくわからない」…… リヤブレーキをかけているライダーは、驚くほど少ない。 ブレーキペダルを踏んでも利いているかわからない、すぐABS(アンチロック)が[…]
振動の低減って言われるけど、何の振動? ハンドルバーの端っこに付いていいて、黒く塗られていたりメッキ処理がされていたりする部品がある。主に鉄でできている錘(おもり)で、その名もハンドルバーウエイト。4[…]
足着きがいい! クルーザーは上半身が直立したライディングポジションのものが主流で、シート高は700mmを切るケースも。アドベンチャーモデルでは片足ツンツンでも、クルーザーなら両足がカカトまでベタ付きと[…]
ホンダ新型「CB400」 偉い人も“公認”済み ホンダ2輪の総責任者である二輪・パワープロダクツ事業本部長が、ホンダ新ヨンヒャクの存在をすでに認めている。発言があったのは、2024年7月2日にホンダが[…]
一回の違反で免許取消になる違反 交通違反が点数制度となっているのは、よく知られている。交通違反や交通事故に対して一定の基礎点数が設定されており、3年間の累積に応じて免許停止や取消などの処分が課せられる[…]
最新の投稿記事(全体)
約8割が選ぶというEクラッチ仕様 「ずるいですよ、あんなの売れるに決まってるじゃないですか……」と、他メーカーからの嘆き節も漏れ聞こえてくるというホンダの新型モデル「レブル250 Sエディション Eク[…]
ヤマハRZ250:4スト化の時代に降臨した”2ストレプリカ” 1970年代、国内における250ccクラスの人気は低迷していた。 車検がないためコスト的に有利だが、当時は車体設計が400ccと共通化され[…]
重厚感とユーザー寄りのデザインと扱いやすさが魅力本物のクラシックテイストがロイヤルエンフィールドの特長 1901年にイギリスで創業したロイヤルエンフィールドは、世界最古のバイクブランドとして長い歴史の[…]
SHOWAハイパフォーマンスシリーズキット体感試乗キャンペーン 東京都練馬区のK’s STYLE(ケイズ・スタイル)では、カワサキZ900/Z900RS用の高性能サスペンション「SHOWAハイパフォー[…]
丸山さんのCB好きをホンダも公認! ヤングマシン読者ならおなじみのプロライダー・丸山浩さん。1990年代前半にはCB1000スーパーフォアでテイストオブフリーランス(現テイストオブツクバ)を沸かせ、C[…]
- 1
- 2