バイクを売るとき”ETC車載器”は外したほうが得なのか!? 査定額への影響や「外さない方がいい場合」とは?


●レポート/写真:清水秀明 ●記事提供:モーサイ編集部(中牟田歩実)

バイク用のETC車載器は高額!「乗り換え」なら外したほうがお得

まず、バイクを乗り換える予定があるなら、ETC車載器は外してから売却したほうがお得になる可能性が高いです。

なぜなら、バイク用のETC車載器の価格は一般的にクルマのETC車載器よりも高額で、およそ2万〜3万円もします。むき出しの車体に取り付けるので、雨や振動による故障を防ぐためにコストがかかっているわけですね。

次のバイクに新たにETCを取り付ける場合、ETC車載器代のほかに、さらに取り付け工賃やセットアップ料金に、依頼するバイクショップや用品店によっても異なりますが1万円程度かかります。つまり、安い端末を購入した場合でも3万円前後は必要になるということです。

しかし、ETC車載器を再利用して次のバイクに取り付けるなら、仮にバイクからの取り外しにかかる工賃が5000円程度、取り付けに1万円程度の工賃がかかったとしても、新品を再び購入して取り付けるよりははるかに安いですよね。

売却後に乗り換える新しいバイクにもETC車載器の取り付けを考えているなら、外してから売却したほうがお得になりそうです。

ただし、依頼するバイクショップや用品店によってはETC車載器の購入とセットアップ、取り付けがセットで販売されており、それぞれ単品では受け付けてもらえない場合もあるので、注意が必要です。

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