
「あっ」と思った時には、時すでに遅し…やっちまいました! プラグ交換のタイミングを大幅にスルーし、走り走ったり18万キロ。「外すのが怖い…でも逆に見てみたいかも? よし、せっかくなのでみなさんにシェアしちゃおう♪」どうですか? めったにお目にかかれない激レア(?)映像ですよ!・・・なぁんて、ドヤっている場合ではありませんね。完全に私が悪いです。ごめんなさい! せめてもの罪滅ぼしに、絶好の「悪い見本」としてお届けします~!
●文:ヤングマシン編集部(DIY道楽テツ)
気が付けば18万キロ
車に使っているスパークプラグ「イリジウムプラグ」って、すっごい長寿命じゃないですか。期間が空いてしまうので、ついついチェックするのを忘れていて、車検のたびに思い出してはいたのですが、なんとなく交換していた気になってたんですよ。
とくにエンジンの調子が落ちることもなかったし、燃費も変わらなかったし・・・って、何言っても言い訳になっちゃいますね。
メンテナンス記録を見てびっくり。交換していたと思っていたスパークプラグ、なんと無交換のまま18万キロ走ってました。
使用しているのが「イリジウム BPR5EIX-P」
中心電極にイリジウム、接地電極にも白金チップを使った「両貴金属プラグ」なので、通常のイリジウムIXより長持ちする仕様で、メーカーの推奨交換目安は普通車で約10万kmです。
10万キロなんて長いだろうなと思ったけど、気がつけばその1.8倍、18万キロ。時の流れは早いものです・・・。
ハイエースのプラグ交換はちょっと(かなり)面倒くさい
我が家のハイエースは、100系2000ccガソリンエンジン(RZH112V)です。これがね、スパークプラグ交換がとても面倒なのですよ。中古で買ったばかりの頃にプラグ交換に挑み、やたら苦戦した記憶だけが残っているのですが、改めて挑戦してみましょうか!
まず、助手席を持ち上げるとエンジンがお目見えします。
ここで気軽に交換できれば、オイル交換ついでにチェックすることもできたんだけど、スパークプラグがある場所は、この奥の方。
ちょうどサイドブレーキの下あたりにシリンダーヘッドがあるのですが、その反対側にあるのです。目には見えなくても1~3番シリンダーは手探りでなんとかプラグ交換できるらしいのですが、エアクリーナーのダクトがあるせいで4番には完全に手が届かない。
とてもじゃないけどここからは無理!
というわけで・・・反対側に回って、この運転席を外す必要があるのです。
100系ハイエース プラグへの道のり!
実際の作業は手間取って時間かかるのですが、説明ではサクサク進めます。
運転席は前側、後ろ側、合わせて4本のボルトを外して
シート下のシートベルト警告機の配線を外せば
ボコッと取れます。おっと、運転席の下からとてもお見せできないほどの汚れが出てきましたね!
汚い。ハズかしい!
バッチイったらありゃしないので、掃除機で吸い取ります
ネジを外してサイドブレーキのカバーを外せば、ビニールのカバーを取り外せるので
エンジンカバーの7か所のボルトを外して
※サイドブレーキを解除しておくと吉
グイッとずらせば
シリンダーヘッドが現れます! 写真では3番シリンダーまでしか見えてませんが、エアクリーナーのダクトの向こう側に4番シリンダーが隠れてます。ちょっと見にくいですが、ちゃんと手は届くのでご安心をば。
さあ、これでスパークプラグを取り外せますよ~!
18万キロ戦った勇者に祝福を
さて、スパークプラグは取り外したいのですが、プラグホールの付近が若干入り組んでいて、まっすぐなエクステンションバーではちょいと回しにくいのですよ。そこで登場するのが買っておいて良かった「首振りエクステンション」!
なかなか使う機会はないのだけど、こういう時にあるとマジで助かる逸品です。交換時期を圧倒的に超過したスパークプラグ。はたして、すんなり外れてくれるかどうか・・・
回そうとしてもなかなか回らない。そして、回り始めてもやっぱりなかなか回らない。手に伝わる感触のひとつひとつが、メンテナンスをサボっていた自分を責めているようで・・・ううう。なんかゴメンよおって気になってきます。
取り外したスパークプラグをみてみると・・・
「ぎゃ。」
さぁ、ご覧ください。これが18万キロを駆け抜けてくれたイリジウムプラグたちです!!
・・・すっげぇな。
- 中心電極:先端が摩耗して短くなり、角が丸くなっている。
- 接地電極:火花が飛ぶ内側が削られ、先端も丸く痩せ細っている(今にも溶け落ちそう!)。
- プラグギャップ:新品より明らかに広がっていて、「よくこれで火花が飛んでいたな」と驚くレベル。
- 碍子(がいし):白~薄茶色の硬そうな堆積物(アッシュデポジットに近い状態)が大量に付着。
試しに新品と並べると、こうですよ。
違いが歴然。
クルマ用品店で「スパークプラグは消耗品でここまで摩耗します!」って見本でみたことあるぞ、こういう写真。
うは~・・・なんかマジで申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
逆に、ここまでトラブルなしで走ってくれたイリジウムプラグの底力を見たような気がします。いやむしろ、これ以上どこまで摩耗したらエンジン始動不能になるのでしょうか・・・? (試す度胸はないけども)
悪い見本でございました
そんなわけで、皆様のトランポのスパークプラグは大丈夫でしょうか?
車のメンテナンスをすべてディーラー任せにしていればこんなことは起きないと思うのですが、バイクのトランポとして乗っている方は自分でメンテナンスしてしまう方も多いと思うので、「ついつい」「うっかり」してしまうのは自分だけではないと思うんですよね~(とか言ってみたりして)
ハイエース100系は20万キロでまだまだ、30万キロで脂がのってきて、50万キロ走ってひとり前と言われますしね。まだまだ大切に乗っていきたいと思います!
プラグ交換のコツもわかりました。今回の件で深く反省しましたので、次回は絶対に10万キロ以内に交換します! この記事が皆様の参考になれば幸いです。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました~!
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