
株式会社オートバックスセブンが、リーンモビリティの開発した都市型小型EV「Lean3」の商談および注文受付を全国の店舗で開始した。 普通免許(AT限定可)で運転でき、車検やヘルメットも不要というイージーさを持ちながら、エアコン付きの全周型キャビンを完備した近未来の3輪コミューターだ。 2026年10月の納車開始に先駆け、街乗りの概念を覆す新感覚EVトライクを紹介しよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:リーンモビリティ
クルマでもバイクでもない!街中をスイスイ駆ける超コンパクトEV
スマートに、スタイリッシュに街を駆け抜ける。 そんな都市型モビリティの未来を現実のものとしたひとつの答えが、今回オートバックスで受注が始まった「Lean3(リーンスリー)」だ。
このマシン最大の魅力は、日本の都市環境にアジャストさせたパッケージングにある。 全幅970mm、全長2480mmというサイズは、一般的なコンパクトカーと比較しても圧倒的に小さい。
乗用車の約1/3という体積に抑えられたことで、すれ違いの困難な細い生活道路でもバイクのように身軽に進入できる。 さらに、一般的な乗用車1台分の駐車スペースがあれば、このLean3を「2〜3台」も並べて停めることができるのだ。
車体構造には、自動車メーカーのノウハウを凝縮したスチール骨格を採用。大手メーカーと同等の高度なプレス・溶接工程によって製造されたモノコックボディは、高い耐久性と衝突時の絶対的な安心感をもたらしてくれることだろう。
バイクのような身軽さを持ちながら、雨風を完全にシャットアウトする「全周型キャビン」を備えており、エアコンやパワーウインドウ、Bluetoothスピーカーやスマートフォンをカーナビとして配置できるインパネまわりなど、お気に入りのプライベート空間として自分色にアレンジする楽しさも満載だ。
最大28度傾く独自の車体制御!身体感覚を拡張するリーン体験の快感
ルックスは近未来的でお洒落なスモールカーだが、ひとたびステアリングを握ってアクセルを踏み込めば、バイクのようにエキサイティングな未知のスポーツ走行がライダーを待ち受けている。
それを可能にするのが、独自の姿勢制御技術「Active Lean Technology(アクティブ・リーン・システム)」だ。 走行中の姿勢や車速、ステアリングの舵角をセンサーがリアルタイムで読み取り、カーブを曲がる際にかかる遠心力や重力に合わせて、車体を自動で最適な角度(最大28度)まで傾けて旋回する。
まるでスキーヤーが斜面を美しくトレースするように、自分の身体の傾きと車体の挙動が直感的にシンクロし、意のままにコーナリングをクリアする極上の爽快感を体験できるというわけだ。前二輪・後一輪の3輪構造と低重心設計により、路面の段差や横風を受けても車体の姿勢が乱れにくくなっている。
さらに、この統合制御システムの恩恵は駐車時にも発揮される。坂道や傾斜のある場所に駐車する際、車体を自動で真っ直ぐ水平に維持してくれるため、買い物帰りの重い荷物の積み下ろしや、乗り降りの際に車体がグラつくことなく、常にスマートで安全な所作をサポートしてくれるのだ。
エアコン付きミニカーが169万円から!日常を豊かにする圧倒的なバリュー
Lean3の日本国内販売価格は1,698,000円(税込)から。高額に見えるが、CEV補助金の対象となるようメーカーが手続きを進めているため、申請が通れば手が届きやすくなるだろう。第一種原動機付自転車(ミニカー)区分に分類されるため、普通自動車免許(AT限定可)さえあればヘルメットを被る必要もなく、面倒な車庫証明や車検といった維持コストも一切不要という手軽さがうれしい。
バッテリーには安全性と長寿命を誇る8.1kWhのリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池を採用。家庭用の一般的なAC100Vコンセントで約7時間(AC200Vなら約5時間)で満充電となり、一回の充電で約100km(WLTC Class 1値)の長距離を走ることができる。普段の買い物や片道15km程度の通勤であれば、数日に一度の夜間充電だけで燃料代(電気代)を最小限に抑えながら、毎日をエアコン完備の最高に快適でスマートなプライベート空間として移動できるのだ。
さらに、新車保証として「一般保証3年または6万km」「重要部品保証5年または10万km」「バッテリー容量保証8年または10万km(SOH70%以上)」という、乗用車と同等レベルの極めて手厚い長期保証が標準で付帯する点は安心だ。
オートバックスが自ら試乗・購入からアフターメンテナンスまでをワンストップでサポートする体制を約束した、この全く新しい3輪EV。2026年8月26日より予約商談が開始されているので、10月の納車開始に合わせて、誰よりも早く最先端のスニーカー感覚コミューターを検討してみてはいかがかな。
LEAN MOBILITY Lean3 [2026 model]COLORS
【LEAN MOBILITY Lean3】●WHITE ●SILVER ●YELLOW
LEAN MOBILITY Lean3 [2026 model]SPECS
| 車両区分 | 第一種原動機付自転車(ミニカー) |
| 乗車定員 | 1名 |
| 全長×全幅×全高 | 2480mm×970mm×1575mm |
| 軸間距離(ホイールベース) | 1795mm |
| 最高速度 | 60km/h |
| 航続距離 | 約100km(WLTC Class 1値) |
| バッテリー容量・種類 | 8.1kWh / LFP(リン酸鉄リチウムイオン電池) |
| 充電時間 | 約5時間(AC200V) / 約7時間(AC100V) |
| タイヤサイズ | フロント:90/90-14 / リヤ:150/70-14 |
| 主要装備 | エアコン/パワーウインドウ/デジタルメーター&タッチコントロールパネル/プッシュ式シフト/ELR付3点式シートベルト/車両接近通報装置/アクティブ・リーン・システム/前後ディスクブレーキ |
| 製造メーカー | リーンモビリティ |
| 販売元 | 株式会社オートバックスセブン |
| 新車保証 | 一般保証3年または6万km / 重要部品保証5年または10万km / バッテリー容量保証8年または10万km(SOH70%以上) |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(トライク)
免許返納と物流危機の狭間で起きたヒットのホンネ 運転免許を返納した途端、移動手段を奪われて引きこもりがちになる…そんなシニア世代の課題と家族の葛藤は、いまや日常の風景だ。また物流業界では、人手不足によ[…]
APトライクのカーター最新作「GOAT180」 「APtrikesシリーズ」で国内トライク市場の普及を牽引する神奈川県相模原市のカーターが、満を持して発表したのがこの「GOAT180」だ。車名にある「[…]
普通免許で3人乗れる「ビベル」の電動トライク 自動車の普通AT限定免許さえあれば、ヘルメットを被る必要もなく、車庫証明や面倒な車検手続きも一切不要で公道へ繰り出せる。そんな夢のようなモビリティが、株式[…]
三輪ソーラーEV「スリールオータ」 スリールオータは、電気だけで動く極めて実用的な小型三輪モビリティだ。ドアがない仕様は「側車付き軽二輪車登録」、ハードドアを装備した仕様は「ミニカー登録」と、ユーザー[…]
誕生当時は出張修理用マシンだった⁉ トライクの歴史を紐解けば、当初は修理工具を積んだ移動サービスカー「サービカー」にたどり着きますが、これは1930年代のオールドファッション。近代的なモデルは、200[…]
最新の関連記事(自動車/クルマ)
ターボ時代は別として、911がレースシーンで見せつけた強さの源泉は軽さとトラクションの良さに尽きるかと。また、水平対向エンジンの頑健さ、かつ低重心というメリットも無視することができません。そんな定説の[…]
免許返納と物流危機の狭間で起きたヒットのホンネ 運転免許を返納した途端、移動手段を奪われて引きこもりがちになる…そんなシニア世代の課題と家族の葛藤は、いまや日常の風景だ。また物流業界では、人手不足によ[…]
APトライクのカーター最新作「GOAT180」 「APtrikesシリーズ」で国内トライク市場の普及を牽引する神奈川県相模原市のカーターが、満を持して発表したのがこの「GOAT180」だ。車名にある「[…]
普通免許で3人乗れる「ビベル」の電動トライク 自動車の普通AT限定免許さえあれば、ヘルメットを被る必要もなく、車庫証明や面倒な車検手続きも一切不要で公道へ繰り出せる。そんな夢のようなモビリティが、株式[…]
直列5気筒、25バルブの咆哮と650馬力の衝撃 舞台に選ばれたのは、NASCARの聖地であり、世界一危険な超高速バンクを持つタラデガ・スーパースピードウェイ。そして、この過酷なプロジェクトのために用意[…]
人気記事ランキング(全体)
1978年に市場に投入。ホンダの英知を集めた名作6気筒モデル「CBX 1000」 多気筒化によるエンジンの高出力化と超高回転化は、1960年代の世界GPロードレースにおいてホンダがその正当性を鮮烈に実[…]
愛車をガード! 安心の防犯&プロテクト系 ◾️パイプエンジンガード Upper / Lower 万が一の立ちごけでも車体へのダメージを最小限に抑える質実剛健なパイプガード。補修用としても頼[…]
秋のバイクシーズンに向けて、E-Clutchでも最高峰の直4サウンドと走りを先取りする 朝夕の風に涼しさが混じる8月下旬、ライダーが心躍らせる秋のツーリングシーズンがまもなく幕を開ける。このベストシー[…]
ロングセラーとなった6気筒ツアラー「カワサキ Z1300」 ホンダのCBX1000とほぼ同時期である1978年のケルンショーで発表され、翌1979年に登場したのがカワサキZ1300である。同じ並列6気[…]
最新の投稿記事(全体)
愛車の「顔」を自分でプロデュース。新制度で選べる数字と対象車両区分 これまでは偶然配られた数字を受け入れるしかなかったが、2026年10月19日からは、自分が選んだ「お気に入りの4桁の数字」を愛車に掲[…]
クルマでもバイクでもない!街中をスイスイ駆ける超コンパクトEV スマートに、スタイリッシュに街を駆け抜ける。 そんな都市型モビリティの未来を現実のものとしたひとつの答えが、今回オートバックスで受注が始[…]
カウル付きロードスポーツも安心の「湾曲(アーチ)形状」 今回リリースされたラダーレールの最大の特徴は、中央部が弓なりに曲がった「湾曲設計」。ストレートタイプのラダーに比べて傾斜の変化が緩やかになるため[…]
レインウエア+αがスッキリ収まる絶妙なサイズ感 今回の新作2種は、日帰りツーリングでの使い勝手を徹底的に追及。雨具、500mlペットボトル、モバイルバッテリーといった「これだけは持って走りたい」という[…]
なぜ「45°」なのか? 絶妙な角度が痒い所に手が届く! すでにラインナップされている60°、90°、135°も絶大な支持を得ているが、車種やホイールデザイン、ディスクローターのクリアランスによっては「[…]
- 1
- 2










































