
2026年8月は、世界各地でヤマハの個性的なモデルやカスタムパーツが大きな注目を集めた1ヶ月だった。往年の2ストローク名車を蘇らせる国内純正復刻パーツの登場から、海外で若者を中心に話題を呼ぶ超個性派スクーターの限定仕様、さらにはアニメコラボで盛り上がる国内イベントまで、ヤマハファン垂涎のトピックが満載。ヤングマシンの記事とともに振り返ろう。
●文:ヤングマシン編集部
ヤマハ初期型「RZ250」の復刻外装セットが登場
ワイズギアから、1980年の伝説の名車「RZ250」の流麗なスタイリングを蘇らせる「復刻サイドカバー&テールカウルセット」が登場した。当時のニューパールホワイトや特徴的なライングラフィックを極めて忠実に再現しつつ、見えない裏側には現代の知見を活かした再設計が施されている。
塗装済みセットは税込88,000円。自分でカスタムや塗装を楽しみたいオーナー向けに未塗装品(税込44,000円、RZ350にも適合)やグラフィック単体(税込16,500円)も用意されている。初期型RZ250にボルトオンで装着できる、旧車オーナーにとって待望の逸品だ。
レプリカブームの始祖が放つ魅力と、夏のガレージで進める愛車リフレッシュ 1980年。排出ガス規制の波により4ストローク全盛となりつつあった時代に、ヤマハが放った水冷2ストロークパラレルツイン、RZ25[…]
台湾ヤマハ「BW’S」の特別限定車が発売
台湾ヤマハは、アドベンチャーテイストが根強い人気の125ccスクーター「BW’S」に、特別装備とグラフィックを奢った限定カラー「白黒」を追加した。台湾全土でわずか500台のみが販売された希少なモデルだ。都市を走る軌跡をイメージした「城跡グラフィック」を施し、引き締まった表情の限定ウインドシールドや、しっとりとしたホールド感が得られるスエード調シートを特別装備している。
さらに台湾で大人気のアパレルブランド「GOOPiMADE」とのコラボバッグがもれなくプレゼントされる特典も用意された。125cc水冷ブルーコアエンジンと、不意の滑りやすい路面でも安心な本格ブロックタイヤを搭載し、日常に冒険を加える贅沢なパッケージに仕上げられている。
際立つ「3つの特別装備」とグラフィックの所有感 日本では2017年に生産終了して以来、復活が待たれているタフ125ccスクーターのBW'S。実は現在でも台湾では販売が続いている。このたび、現地で登場し[…]
山梨県立博物館「ゆるキャン△」企画展レポート
山梨県立博物館で開催された企画展「ゆるキャン△と山梨▲」が、多くのファンやバイクユーザーを集めて大盛況となった。会場では、主要キャラである各務原なでしこと志摩リンの録り下ろしボイスが展示案内をしてくれるほか、劇中のキャンプ道具や巨大ジオラマが展示された。
特にバイク乗りたちの注目を集めたのが、志摩リンの愛車のモデルとなった「ヤマハ・ビーノ」ゆるキャン△コラボVer.の実車展示だ。会場にはヘルメットも合わせて並べられ、原作ファンだけでなくツーリング途中に立ち寄るライダーにとってもたまらない演出となった。開催期間は9月7日までとなっており、山梨ツーリングの目的地としても最適な夏の注目イベントであった。
作品の舞台となった山梨の魅力を訴求する企画展「ゆるキャン△と山梨▲」 本展を担当する山梨県立博物館学芸課の海老沼真治さん自身も『ゆるキャン△』ファンで、今回の企画も「いつか博物館とコラボした展示をやり[…]
進化した「エキサイター155 VVA-TCS」が海外発表
ベトナムヤマハは、高い人気を誇るスポーツアンダーボーン「エキサイター」の誕生20周年を記念し、劇的な進化を遂げた「エキサイター155 VVA-TCS」をフルモデルチェンジして発表した。軽二輪スーパースポーツ「YZF-R15」と同系となる可変バルブ(VVA)付き155.1cc水冷4ストローク単気筒エンジン(18.5PS)を搭載し、6段マニュアルトランスミッションを採用。
さらにアンダーボーンクラス初となるトラクションコントロールシステム(TCS)やABSといった先進安全デバイスを贅沢に搭載した。スマートフォン連携アプリ「Y-On」への対応や、力強い吸気音を奏でるサウンドブースターなども装備し、次元の違うプレミアムな走りを実現している。
20周年の系譜と「アウト・トリン」の意志 ベトナムにおいて2006年に誕生して以来、見た目はスクーターながら中身は歴としたMTミッションという、アンダーボーン型スポーツバイクのジャンルを確立したのが「[…]
ヤマハ「ファツィオ」に限定車「サンセットブルー」
インドネシアヤマハは、レトロモダンな原付二種ハイブリッドスクーター「ファツィオ」に、夏のビーチの夕日をモチーフにした限定特別仕様車「サンセットブルー」を登場させた。くすんだブルー「ダルブルー」を基調に、波打ち際の夕日を再現したオレンジとホワイトのグラフィックが映えるエモーショナルな一台だ。インナーカウルにはネイビーを配し、ミラーやホイールには高品位なシルバー塗装が奢られている。価格はベースモデルからわずか約3,000円アップの2315万ルピアに抑えられながら、通常仕様にはないスマートフォン連動機能「Y-Connect」を標準装備。95kgの軽量な車体に電動アシストシステムを備えた、圧倒的なバリューを誇る。
ヤマハのレトロハイブリッドスクーター「ファツィオ」 ヤマハが国内でも正式にラインナップして展開している「ファツィオ(Fazzio)」は、レトロモダンとストリートカルチャーを高度に融合させた原付二種クラ[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
愛車と仲間を守り抜く。旧車コミュニティ「大人BIKE」が立ち上がった理由 1960〜1990年代の名車たちは、今や簡単には手に入らない貴重な文化遺産だ。しかしその希少価値ゆえに、悪質な窃盗団の標的とな[…]
1.【環境】南アルプス市の伝統校、県立巨摩高校 バイク通学を行っている山梨県立巨摩(こま)高校は、県西部の南アルプス市にあり、校舎から富士山や八ヶ岳を望める景色のよい立地。大正11年(1922年)に第[…]
「移動の自由」を諦めない。ライダーの心に響く歩行領域モビリティ 自由にどこへでも走っていけるバイクの歓びを知る人ほど、加齢や体調変化による「移動の制限」に対する意識は高い。高齢になった親の歩行が困難に[…]
尾道発の気鋭ビルダー!サトマリモーターサイクルが魅せるメタルワークの系譜 広島県尾道市に拠点を置く「SATOMARI MOTORCYCLE(サトマリ・モーターサイクル)」は、ビルダーの佐藤勇作氏が20[…]
既存の四輪店舗にバイク用品専門店を新設 カー&バイク用品のリユース専門店「アップガレージ」を全国展開するアップガレージグループは、2026年9月19日(土)、大阪市住之江区に「アップガレージライダース[…]
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA])
120馬力の3気筒と歴代最軽量フレーム!「YZF-R9」が誇るトータルバランス ヤマハのスーパースポーツラインナップにおいて、新たな中核を担っている「YZF-R9 ABS」。”Re-DNAed Sup[…]
製造工程の見直しで熟成!スペック維持で登場した最新「2027年モデル」 ヤマハ発動機は、3気筒スーパースポーツフラッグシップ「YZF-R9 ABS」の最新仕様となる2027年モデルを発表した。プロダク[…]
2スト&クロスプレーンの猛威 そもそもヤマハが海外レースに初参戦したのは、1958年開催のカタリナGP。激しいサバイバルレースで6位に入賞し、米国市場への足掛かりとする。 世界選手権は1961年フラン[…]
世界初、独自機構を貫いたキャブレター式ターボの誕生 1981年の東京モーターショーに、XJ650をベースとしたターボ車が出展された。会場には電子制御式フューエルインジェクションとキャブレターの2種類が[…]
R1のDNAとYCC-Tを凝縮。クラス最軽量149kgを掲げたYZF-R2の全貌 インドで世界初公開されたヤマハの新型YZF-R2は、急成長を続ける200ccプレミアムスーパースポーツセグメントに向け[…]
人気記事ランキング(全体)
下町の匠が挑む新ジャンル!丸ハンドルと全天候型ボディを持つ「Blue Jay」 スーパーコンピュータの冷却配管部品やオリンピック競技用機材などを手がけてきた西川精機製作所。同社が開発した「Blue J[…]
他社とは異なる姿勢で大型車の未来像を提示 冒頭から誠に失礼な表現になるものの、国産2輪車では唯一のロータリーエンジンと、ジュルジェット・ジウジアーロによる独創的なデザインを採用したRE-5は、世間では[…]
国土交通省の「性能等確認」に適合!エレグラン G-classが勝ち取った安全の証明 エレモーズが展開する特定小型四輪のフラグシップモデル「エレグラン G-class」が、2026年8月27日付で国土交[…]
イタリア発ストリートファイター「ステルス500」が126万5000円で日本国内販売開始! ファンティック・モーターのフラッグシップストリートモデル「ステルス500」が、日本国内での出荷および予約ユーザ[…]
寒暖差10℃越えの時代へ。「暖かさの追求」から「快適さの保持」へ変わる防寒の常識 気候変動の影響により、室内と屋外、朝夕と日中など、1日の中で10℃以上の寒暖差が生じることが日常となった。従来の防寒着[…]
最新の投稿記事(全体)
ネオクラなのにサーキットOK!? 軽量&強靭なドライファイバーシェル 最大のハイライトは、クラシカルな見た目ながら「MFJ公認」を取得している点だ。 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)の厳しい[…]
WEBで買える! S-MALLでの受注再販スケジュール 「当日の会場で買う気満々だったのに……」というライダーの救済策として、スズキ公式ショッピングモール「S-MALL」にて期間限定の受注販売が行われ[…]
バイク専用設計のメガネ『ライディングアイウエア』 ヘルメットを被り上目遣いで前方を睨みつける…バイクならではのこんな極端なライディングポジションでもバイク用メガネである『ライディングアイウエア』をして[…]
太っ腹な「オープニングフェア」は、約1ヶ月間開催! 「レッドバロン町田鶴川」のオープンを記念して、2026年10月1日(木)〜 11月3日(火・祝)の約1ヶ月間にわたり「オープニングフェア」が開催され[…]
愛車と仲間を守り抜く。旧車コミュニティ「大人BIKE」が立ち上がった理由 1960〜1990年代の名車たちは、今や簡単には手に入らない貴重な文化遺産だ。しかしその希少価値ゆえに、悪質な窃盗団の標的とな[…]
- 1
- 2











































