
ロイヤルエンフィールドは、広島県尾道市の「SATOMARI MOTORCYCLE」とコラボレーションし、新型車「BULLET 650」をベースにしたワンオフカスタムバイクを制作すると発表した。2026年12月6日にパシフィコ横浜で開催される「第34回ヨコハマ ホット ロッド カスタム ショー2026」にて世界初公開される。尾道の職人技と伝統の648ccツインが交差する注目プロジェクトについて判明していることをお伝えしよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ロイヤルエンフィールド、サトマリモーターサイクル
尾道発の気鋭ビルダー!サトマリモーターサイクルが魅せるメタルワークの系譜
広島県尾道市に拠点を置く「SATOMARI MOTORCYCLE(サトマリ・モーターサイクル)」は、ビルダーの佐藤勇作氏が2021年に独立・立ち上げたカスタムファクトリーだ。佐藤氏は幼少期からモトクロスレースに参戦し全日本選手権にも出場した経歴を持つ。父親が営んでいたショップでの整備業務を経て、2007年頃よりカスタム製作へシフトした。
同ショップの技術的特徴は、造形における手作業のメタルワークにある。叩き出しで成形される一品物のシートメタル外装や自作フレームの構築など、金属加工の技術を軸としたカスタムを展開する。
メーカーやモデルの枠にとらわれない柔軟なアプローチを基本としており、ヤマハSRやXSといった国産車からハーレーダビッドソンまで幅広く製作。過去のショー出展作では、S&S製P93エンジンを自作ダブルバックボーンフレームに載せ、前後23インチスチールリムやワンオフ外装を組み合わせたドラッグレーサースタイルの車両などを発表している。
ロイヤルエンフィールド「Custom World」と融合!「BULLET 650」ベースのカスタムが始動
今回のカスタムプロジェクトは、ロイヤルエンフィールドが世界規模で展開する公式カスタムプログラム「Custom World(カスタム・ワールド)」の一環として実施される。
ベース車両となる「BULLET 650(ブリット・ロクゴーマル)」は、2026年8月27日に日本国内での販売がスタートした最新モデルだ。90年以上の歴史を持つ看板ファミリーの最新作であり、排気量648ccの空冷4ストローク並列2気筒エンジンとスチール製チューブラー・スパインフレームを組み合わせた車体構造を持つ。
日本における「Custom World」では、過去にアンブ・カスタムモータース(名古屋)、チェリーズ・カンパニー(東京)、シュアショット(千葉)、カスタム・ワークス・ゾン(滋賀)の4ブランドとのコラボレーションが実現してきた。今年で5年連続の出展となったヨコハマ ホット ロッド カスタム ショーにおいて、サトマリモーターサイクルとのタッグが最新のプロジェクトというわけだ。
648cc並列2気筒と金属造形の交差!12月6日パシフィコ横浜で世界初公開
サトマリモーターサイクルが手がける「BULLET 650」カスタムは、単なるパーツ交換にとどまらない骨格や外装からの造形アプローチが施される。648cc並列2気筒エンジンの造形と、尾道のファクトリーで生み出されるワンオフ金属パーツがどのようなスタイリングを形成するかが焦点となる。
公開の舞台となるのは、2026年12月6日(日)に神奈川県横浜市の「パシフィコ横浜」で開催される「第34回ヨコハマ ホット ロッド カスタム ショー2026(34th Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2026)」だ。会場内ロイヤルエンフィールド・ブースにて実車が世界初公開される。
イベントの開催期間は1日限り。入場チケットは前売り4950円、当日6050円(小学生以下無料)で販売される予定だ。
12月6日はパシフィコ横浜へ!カスタムシーンの歴史的瞬間を目撃せよ
全日本モトクロスで培われた機械への洞察力と、妥協のないメタルワーク技術を持つサトマリモーターサイクル。そして1901年の創業以来「Pure Motorcycling」を掲げ、現代のミッドサイズ市場を牽引するロイヤルエンフィールド。両者の思想が結実した「BULLET 650」カスタムバイクは、日本のカスタムシーンにおける新たな一ページを刻むカスタムマシンとして姿を現すことだおる。
2026年12月6日(日)はパシフィコ横浜へ足を運び、尾道の発想力と金属加工技術が伝統の648ccツインと融合した実車の造形美を、その目で直接確かめてみよう。
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