【長距離移動がラクになる!?】メガネのスペシャリストが作り上げる“バイク専用”のクリアな視界

“夕方になると目が霞む”、“夜道が見づらい”、“メーターが読みにくくなった…”なんてメガネライダーの悩みは、ダブルオーグラスギアの『ライディングアイウエア』で一挙解決! もしかしたら、ツーリング帰り襲ってくる、あのツラ~い肩こりまでバイク用メガネ一つで解決できちゃうかも!?


●テスト・文:谷田貝 洋暁 ●写真:関野 温

メガネのプロが20年以上もの年月をかけて、フレーム、レンズ、検眼といった要素をバイク専用に進化させてきたダブルオーグラスギアの『ライディングアイウエア』。ぱっと見フツーのメガネと変わらないように見えるけど…!? 右のフレームは『ライディングアイウエア』の“Rideシリーズ”で、左が“NO REGRET”ベースの調光サングラス。

バイク専用設計のメガネ『ライディングアイウエア』

ヘルメットを被り上目遣いで前方を睨みつける…バイクならではのこんな極端なライディングポジションでもバイク用メガネである『ライディングアイウエア』をしていればよく見える。筆者が装着しているのは“NO REGRET”ベースの調光サングラス。

ヘルメットを被り上目遣いで前方を睨みつける…バイクならではのこんな極端なライディングポジションでもバイク用メガネである『ライディングアイウエア』をしていればよく見える。筆者が装着しているのは“NO REGRET”ベースの調光サングラス。

左が一般的なメガネで、右がダブルオーグラスギアのバイク用メガネ『ライディングアイウエア』。並べて比べてみると上目遣いをした時の視界の確保具合が段違い。むしろ一般的なメガネは“この視界でよくバイクを走らせてきたな”という気になる。

もし、ライディングに最適な視界を作ることができたら、“もっと走りに集中できてパフォーマンスが上げられるのではないか?”。ツーリングライダーであれば、“眼精疲労や肩こりを軽減することでもっとバイクが楽しくなるのではないか?”。そんな観点からメガネにアプローチして、生み出されたバイク用メガネがダブルオーグラスギアの『ライディングアイウエア』というわけだ。

『ライディングアイウエア』のココがスゴイ!その①〜フレームがバイク専用になっている〜

『ライディングアイウエア』は、ライディング特有の上目遣いの視界をクリアに作り上げる。

上目遣いだけでなく、左右方向の視界も広く作られている『ライディングアイウエア』。

バイクを運転するための最適な視界のために作られた『ライディングアイウエア』は、レンズの取り付け角度からしてちょっと特殊だ。一般的なメガネは、歩くことを想定して正面とやや下方向が見やすいように“レンズを前に傾けて”視界を作る。これに対し、『ライディングアイウエア』はバイクに跨って、前方及び上目遣いをしたときにしっかりレンズが瞳と正対するように設計されている。

バイクの乗車姿勢に合わせてフレームを設計、レンズを適正な位置にレイアウトしているのだから、バイク乗車時に見やすくなって当たり前というわけ。実際に『ライディングアイウエア』をかけてバイクを運転してみると、驚くくらい視界が広く感じる。

フレームは、ヘルメットへツルを押し込むことを想定して頑丈に設計。またスプリング内蔵のヒンジは大きく広がるとともに、こめかみにフィット。ジョギングレベルの運動をしてもズレないようになっており、スポーツメガネとしても使える。

ツルの長さはヘルメット内装の奥行きに合わせてカットできるよう、先端の2mmだけベースのチタンからカット可能な素材に変更されている。小顔なライダー向けの小さめなフレーム「Ride Evo」もラインナップ。

また当然ながらヘルメットと併用することを前提として作られており、ヘルメットの内装との間にツルを押し込みやすくなっていたり、激しいライディングを行ってもメガネがズレないような工夫も盛り込まれている。

ラバー製のテンプルの形状はヘルメットに押し込みやすく、しかもしっかりホールドしながら頭痛を起こしにくい工夫が盛り込まれている。

ノーズパッド部分には汗をかいても変質しにくい特殊な素材を採用している。

『ライディングアイウエア』のココがスゴイ!その②〜レンズが専用設計〜

左右方向に広い視界を持つ『ライディングアイウエア』(右)と、視界がレンズから外れたり、フレームが視界の邪魔となったりする一般的なメガネ(左)。

『ライディングアイウエア』に使用するレンズにも、ダブルオーグラスギアならではのこだわりがある。左右の視界を広くカバーするため、一般的なメガネのレンズよりもさらにカーブ(曲面)の強いレンズを使用。いちいち首を動かさずとも、視線移動だけで左右方向の目視ができるようになっている。

この広い視界を確保するために、わざわざ『ライディングアイウエア』用のレンズを特注。この「+ゼロ・コントラスト レンズ」と呼ばれるレンズは、『ライディングアイウエア』のためだけに設計された専用レンズになっている。

「+ゼロ・コントラスト レンズ」は、よりカーブが強く作られており、対応するフレームもレンズ面の曲面が強い。写真のフレームは『ライディングアイウエア』のスタンダード的な存在“Rideシリーズ”。

“NO REGRET”は、“Rideシリーズ”よりも、さらにカーブの強い「+ゼロ・コントラスト レンズ」を使うために生まれたフレーム。

『ライディングアイウエア』のこだわりは特注のレンズだけではなく、レンズ面に施すコーティングにまで及んでいる。ダブルオーグラスギアの檜垣代表によれば、コーティングの種類やかけ方で“画像アプリのシャープネス機能のように見たいものをハッキリさせる”ことが可能とのこと。

ツーリング用であれば緑色をハッキリとさせ、木漏れ日など明暗の差がある状況でも見やすい視界を作る。また、サーキット走行やレースで使うのであれば、アスファルトの黒色に合わせて路面状況が把握しやすい視界を構築。ダブルオーグラスギアでは、ロードレースからオフロード競技まで多くのライダーにサポートを実施。鈴鹿8耐ライダーの間では、その見やすさ、眼精疲労の少なさから“『ライディングアイウエア』はメガネドーピングだ!”と揶揄されることもあるのだとか。

長時間運転時の眼精疲労を軽減してくれる「L.W.Cコーティング」。オプション設定ではあるが、『ライディングアイウエア』作成時には必ずかけておきたい。

『ライディングアイウエア』のココがスゴイ!その③〜検眼による視界作り〜

出張検眼“TRUNK SHOW”の様子。

実際にダブルオーグラスギアの『ライディングアイウエア』を使ってみた筆者がすごいと感心したのは、ダブルオーグラスギアの検眼技術だ。出張検眼“TRUNK SHOW”では、ダブルオーグラスギアの檜垣代表と、乗っているバイクや使い方などをディスカッションしながらメガネの度数などを決めていくのだが、この検眼作業による“視界の構築”が絶妙なのだ。

バイクという乗り物は、進む先の遠くを見る必要がある一方で、手前のメーターも読まなければならない。ダブルオーグラスギアの檜垣代表はライダーであるとともに、オンロードもオフロードもレース経験が豊富で、“どんな速度域で何m先を見たいのか?”を熟知している。検眼による視力や眼球の歪み、クセといった情報に檜垣代表の経験が掛け合わさることで、そのライダーにとって最適な視界が出来上がるというわけだ。

トランクショーによる検眼は事前予約制で1時間ほどかけてフレームのフィッティング、レンズ選定なども行う。

筆者の場合、加齢による老眼が出始めているものの、まだ遠近両用のメガネを作る段階ではないとのことで、遠くがハッキリ見えながらも、メーターもなんとか見えるような視界を作り上げてくれた。もちろん、必要があれば遠近両用の『ライディングアイウエア』も作成可能だ。

●あなたの街でバイク用メガネを作るチャンス!-TRUNK SHOWスケジュール-

ダブルオーグラスギアでは、全国のバイク用品店やモーターサイクルショーなどのイベント会場に出張して検眼サービスを行う、“TRUNK SHOW”を月2~3回のペースで開催中。つまり、ダブルオーグラスギアの実店舗(京都府)まで足を運ばなくても度付きバイク用メガネ『ライディングアイウエア』の制作が可能。ちなみに検眼からの納期は1~2ヶ月ほど必要になる。

出張検眼でメガネを作るのは精度的に心配…と誰もが思うだろう。筆者も最初はそんな心配をしたが、できあがってきたバイク用メガネに大満足の結果となった。

ダブルオーグラスギアの『ライディングアイウエア』は決して安くない。フレーム、度付きレンズ、コーティング合わせて約10万円ほど。しかし、バイク専用の視界をオーダーメイドできて、パフォーマンスアップにつなげたり、加齢による身体機能の低下をカバーして安全性が担保できると思えば安い買い物ではないだろうか?

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