[日本の名作バイク]ヤマハ XJ650ターボ|先進的なデザインをまとい、世界初のキャブレターターボを搭載した、40年以上前の高性能マシンを紹介

[日本の名作バイク]ヤマハ XJ650ターボ|先進的なデザインをまとい、世界初のキャブレターターボを搭載した、40年以上前の高性能マシンを紹介

1980年代前半のバイク界に巻き起こったターボエンジンブーム。各社がインジェクション方式を採用する中、ヤマハは独自のアプローチで世界初となるキャブレター式ターボを市販化した。先進的なフルカウルをまとい、空力性能とパワーを両立させた名車、ヤマハXJ650ターボの全貌に迫る。
※2025年6月刊行の『ニッポン旧車烈伝 昭和のジャパン・ビンテージ・バイク 323選』より、個性派名車選出し、加筆して配信しています。


●文:ヤングマシン編集部

世界初、独自機構を貫いたキャブレター式ターボの誕生

1981年の東京モーターショーに、XJ650をベースとしたターボ車が出展された。会場には電子制御式フューエルインジェクションとキャブレターの2種類が展示されたが、ライバル車が軒並みインジェクションを採用する中、本作は世界初となるキャブターボシステムを搭載し、1982年に市販化された。なお、当時の日本ではターボ車の認可が下りなかったため、国内販売は叶わず海外市場専用モデルとして投入されている。

【1983 YAMAHA XJ650T】空冷4スト並列4気筒DOHC2バルブ653cc 90ps/9000rpm 8.33kg-m/7000rpm 230kg F=3.25-19 R=120/90-18 1982年(輸出モデル)

未来的なデザインを受け継いだ国内向けモデル「XJ750D」

XJ650ターボで実証したエンジンの耐久性を元に、エンジンが拡大されXJ750といううラインナップが誕生。中でもXJ750Dはカウルなどのデザインや装備メカニズムなどを踏襲し、優れたツアースポーツとして完成された。

1982 XJ750/II

【1982 XJ750/II】空冷4スト並列4気筒748cc 70ps 6.2kg-m 231kg 85万円 1982年

1983 XJ750EII

【1983 XJ750EII】空冷4スト並列4気筒748cc 72ps 6.2kg-m 215kg 68万円 1983年

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