
2026年8月は、ホンダから国内外のファンを熱狂させる魅力的な新モデルや限定仕様車が次々と発表された、実り豊かな1ヶ月であった。欧州向けの本格アドベンチャーモデルにおける魅力的なカラーチェンジから、タイのCUB Houseが手掛けたモンキー125やスーパーカブC125のプレミアムな特別仕様車、さらには世界限定15台の究極のコレクターズマシンまで多岐にわたる。先月のホンダの動向を、時系列順に振り返ってみよう。
●文:ヤングマシン編集部
スーパーカブC125特別仕様車がタイで登場
タイのホンダ系列プレミアムブランド「CUB House」から、上質なカラーリングとレザーシートをまとった特別仕様車「スーパーカブC125 “ザ・クラフティ・カルム” カスタムエディション」が発表された。
最大の特徴は、太陽光に映えて柔らかい表情を見せる「サンリット・シルバー・メタリック」の車体に、深みのある「オーシャン・ブルー」のレザー製ダブルシートを組み合わせた美しい色彩設計だ。 初代C100をインスパイアした伝統のS字シルエットを踏襲しつつ、LED灯火類やスマートキー、デジタルLCD融合メーターなど実用機能をスマートに統合。価格は9万9600バーツ(約48万円)である。
鳥の翼から紡がれる伝統のS字シルエットと現代機能のスマートな統合 いわずと知れた日本を代表し、世界で愛される名車スーパーカブ。そのプレミアムモデルであり、長兄となるのが125ccエンジンを積んだC12[…]
欧州ホンダがX-ADVの新型をカラー刷新
欧州でアドベンチャースクーター「X-ADV」の2027年モデルが発表された。最大の注目点はカラーラインナップの刷新で、ホンダ伝統の赤をベースに巨大なロゴを配した「グランプリレッド」など4つの魅力的な新色が追加された。
2025年モデルで劇的な進化を遂げた充実の装備はそのまま継承されている。片手で3段階に高さ調整が可能なウインドスクリーン、光学ボンディング技術により晴天下でも視認性を高めた5インチTFTディスプレイ、ウインカー一体型デイタイムランニングライトを装備。さらに、超低速時のクラッチ操作を滑らかにするDCT制御やクルーズコントロール、バイオプラスチック外装など、機能美を極めた一台だ。
アドベンチャースクーターというジャンルを確立したホンダ「X-ADV」 平日の通勤ラッシュを快適にすり抜け、週末はそのまま林道ダートへと滑り込む。そんな贅沢な夢をこれ以上ない形で具現化したのが、2017[…]
抜群の収納力を誇る新型NC750Xが発表
欧州ホンダにて、アドベンチャースポーツ「NC750X」の2027年モデルが先行発表された。今回のマイナーチェンジでは、鮮烈な疾走感を放つ「グリントウェーブブルーメタリック」と、トレンドに調和する「マットディープマッドグレー」の2つの新色が追加された。
最大の特徴である、本来のガソリンタンク位置にフルフェイスヘルメットを丸ごと収納できる23L大容量スペースは健在。745cc並列2気筒エンジンは、28.3km/Lという高い燃費性能により一度の給油で約400kmの航続を可能にする。光学ボンディング5インチTFTディスプレイや、環境に優しいバイオマスプラスチック「Durabio」を贅沢に使用したカウルも特徴だ。
欧州で先行発表!旅の相棒「NC750X」が纏う2つのエモーショナルな新色 オンロードでの快適なクルージングから、未舗装路へのアプローチまでをシームレスにこなすアドベンチャースポーツ、ホンダの「NC75[…]
伝説のバハ仕様モンキー125がタイで蘇る
タイのホンダ直営カルチャー発信拠点「CUB House」から、エンデューロの伝説を彷彿とさせるカスタムコンプリート車「モンキーEXカスタム2026」が発表された。 モンキー125をベースに、往年の名車「モンキーBAJA」を思わせる仕様となっており、アルミ製ヘッドライトガード、メーターバイザー、ハンドガード、アンダーガード、アルミ製リアキャリアなどのラリー装備を贅沢にボルトオン標準装着している。さらにイエローの骨格やゴールドの倒立フォーク、そして燃え立つような専用レッドカスタムシートが強烈な個性を放つ。価格は12万1900バーツ(約59万2000円)で、コンプリート車として非常にお買い得だ。
往年の「バハ・ラリー」を手のひらサイズで再現!新型モンキーEXの強烈なビジュアル 砂漠を何千キロも走り抜ける過酷な「バハ1000」レース。その挑戦を支えたホンダのワークスマシン「XR600Rバハ」の魂[…]
800万円超の超希少CBR限定レプリカ登場
ホンダUKは、マン島TTの伝説的ライダーであるジョン・マクギネス選手の参戦30周年を記念した特別仕様車「CBR1000RR-R Fireblade SP JM 30th Anniversary」を発表した。 世界限定15台、現地価格約820万円のこのモデルは、最高出力214馬力を誇る最高峰SSをベースに、1996年のデビュー戦で駆った「RS250R」のグラフィックを再現。 HRCオイルフィラーキャップやGB Racing製エンジンカバーなどワークス並みのパーツがフルボルトオン装着されている。さらに、マクギネス選手本人による先導でマン島TTコースを走るVIP納車体験(航空券・宿泊費込)や、直筆サイン入りレプリカヘルメットも付属する超豪華仕様だ。
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