
タイのホンダ直営カルチャー発信拠点であるCUB Houseより、エンデューロの伝説を纏ったボルトオン・カスタムコンプリート車「モンキーEXカスタム2026」が発表された。日本でも大人気の「モンキー125」をベースに、往年の「モンキーBAJA」を思わせるラギッドなオフロードパーツをこれでもかと標準装備した特別な一台だ。冒険心を最高潮に刺激する、新たなカスタムエディションを紹介しよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:CUB HOUSE
往年の「バハ・ラリー」を手のひらサイズで再現!新型モンキーEXの強烈なビジュアル
砂漠を何千キロも走り抜ける過酷な「バハ1000」レース。その挑戦を支えたホンダのワークスマシン「XR600Rバハ」の魂を受け継ぎ、かつて日本で絶大な人気を誇ったのが「XLR BAJA」や、50ccモンキーをベースにした「モンキーバハ」だ。あの熱いサバイバル感と愛らしさを、現代の125ccボディでタイのカブハウスが蘇らせた。それがモンキー125のカスタムコンプリート車「モンキーEXカスタム2026」だ。
ベース車両となるモンキー125はすでに日本国内でも正式に販売されており、多くのレジャーバイクファンから熱烈な支持を得ているのは周知の通りだ。しかし、この「EXカスタム」が放つ個性は、標準モデルとは完全に一線を画している。
フレームやスプリング、カウルステーにはイエローのビビッドな骨格を採用。倒立フロントフォークにはまばゆいゴールドのアウターチューブを奢る。そして、ボディ側面には夏の太陽の下で激しく泥を跳ね上げて走る姿をイメージした、ブラッシュパターンの専用エンデューログラフィックが躍っている。
ホイールリムには、車体のイメージカラーに調和させた美しいグラデーション状のリムステッカーが貼付されるなど、360度どこから見ても抜かりのないカスタムスタイルだ。
アルミガードに赤いシート!冒険の旅を強力にアシストする豪華装備の数々
今回の「EXカスタム」の真髄は、ボルトオンの限界に挑んだかのような、走破性と利便性を高める実戦的なラリー装備の数々にある。
フロントマスクには、不意の飛び石や枝の干渉から灯火類を守る頑強な「アルミ製ヘッドライトガード」と、走行風をやわらげる「メーターバイザー」を装備。さらに、左右のレバー操作を守る「ハンドガード(ナックルガード)」、小石のヒットによるエンジン下部の傷を防ぐ「アンダーガード」を標準でボルトオン装着している。リヤには積載性を大幅に向上させ、すぐにでもソロキャンプの道具を括り付けたくなる「アルミ製リアキャリア」が奢られており、街乗りから未知なる砂利道の探検までをタフにこなす。
そして最大のアピールポイントが、お尻を優しく受け止める「専用の赤いカスタムシート」だ。燃え立つような赤の表皮は、これまでのどんなモンキーよりもアグレッシブであり、またがった瞬間から冒険へと駆り立てる特別な身体性をライダーにもたらす。
1万5500バーツアップで手に入るカスタムコンプリート
タイ仕様のスタンダードなモンキーの販売価格は10万6400バーツ(日本円換算で約51万7000円)。対して、この特別な「モンキーEXカスタム2026」は、12万1900バーツ(約59万2000円)だ。
価格差1万5500バーツ(日本円換算で約7万5000円、約+14%アップ)で、最初からメーカー直営のCUB Houseによってバランスよく組み上げられたコンプリートマシンが手に入るというわけ。かなりお買い得といえよう。
タイ現地で発表されたこの特別なラリーエディション。日本への導入は未定だが、すでに国内でもカブハウスの文化を導入したショップが展開中だ。この魅力的な「バハ・オマージュ」が日本の公道を走り出す日が来ることに期待したい。
HONDA MONKEY EX CUSTOM 2026 [2026 model / Thailand]COLORS
【HONDA MONKEY EX CUSTOM 2026】●EnduroBrushedSpecialGraphicsAndYellow
HONDA MONKEY EX CUSTOM 2026 [2026 model / Thailand]SPECS
| エンジン形式 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 |
| 総排気量 | 123.94cc |
| 内径×行程 | 50.0mm×63.1mm |
| 圧縮比 | 10.0 |
| 最高出力 | 未発表 |
| 最大トルク | 未発表 |
| 変速機形式 | 常時噛合式5段リターン |
| 全長×全幅×全高 | 1711×752×1025mm |
| 軸間距離 | 1143mm |
| 最低地上高 | 174mm |
| シート高 | 775mm |
| 車両重量 | 105kg(計測条件記載なし) |
| 燃料タンク容量 | 5.6L |
| タイヤサイズ | 前=120/80-12 65J / 後=130/80-12 69J(チューブレス) |
| ブレーキ形式 | 前:油圧式ディスク / 後:油圧式ディスク |
| 主要追加装備 | アルミ製ヘッドライトガード/メーターバイザー/ハンドガード/アンダーガード/アルミ製リアキャリア/専用レッドカスタムシート |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(モンキー125)
樹脂カバーとは一線を画すスチール製12Lタンクの実用性 1970年代から多くのレジャーバイクファンに愛されながらも、絶版して久しいホンダの名ファンバイク「ゴリラ」。その独特な塊感と愛らしい佇まいを、現[…]
疾走するモンキーに視線釘付け! ゆるっと着られる「MonkeyビッグシルエットTシャツ」 体のラインを拾いにくく、トレンド感のあるスタイルが叶うビッグシルエットTシャツ。ライディングパンツやデニムにも[…]
CB750フォアのイメージをモンキー125へ融合 タイのミニバイク市場において、圧倒的な人気と個性を放ち続けるモンキー125。その愛らしいフォルムと、軽快な走りは世界中で人気だ。 今回紹介する車両は、[…]
実用できるバイクとして、なるべくコンパクトに! 49cc空冷単気筒エンジンだったかつてのMonkeyの特徴だった、愛らしいフォルムを継承する原付二種レジャーモデルとして、’18年7月に登場したのがMo[…]
モンキーを中心に4ミニが560台超も集まる 新緑の香りが心地よく残る東京サマーランドの特設会場。今年もこの場所に、日本全国から規格外の情熱を持ったミニバイクたちが集結した。熱いモンキー愛を持つオーナー[…]
最新の関連記事(カスタム&パーツ)
ネオクラの大本命に「極上の足つき&座り心地」をボルトオン! 往年のCB-Fを彷彿とさせるスタイリングで注目を集める2026年型CB1000F。ノーマルのシート高は795mmと比較的親しみやすい数値では[…]
2つのスタイルでスタイリングや好みに合わせて選べる 立ちゴケや万が一のスリップダウン……想像するだけで胃が痛くなるが、転倒時に真っ先に地面へヒットしやすいクランクケース周辺を保護してくれるのがこのアイ[…]
120馬力の3気筒と歴代最軽量フレーム!「YZF-R9」が誇るトータルバランス ヤマハのスーパースポーツラインナップにおいて、新たな中核を担っている「YZF-R9 ABS」。”Re-DNAed Sup[…]
XSR155&Z900RS SE用 純正のボテッとした大型リアフェンダーを削ぎ落とし、リフレクターやLEDライセンスランプまでセットにしたオールインワン仕様。追加パーツ不要のボルトオン設計で、届いたそ[…]
レバー比変更で力いらず!劇的な「軽さ」を実現するメカニズム このパーツの肝は至ってシンプルかつ合理的。エンジン側のクラッチレリーズアーム長(テコ比)を変更することで、力学的にレバー操作に必要な握力を引[…]
人気記事ランキング(全体)
SV650/Xが絶版後も評価され続ける理由 スズキのミドルクラスを長年支え、2025年1月発売モデルをもって新規受注を終了した「SV650/X」だが、生産終了後もその価値は色褪せていない。1999年の[…]
現地で予約開始! 501cc空油冷単気筒「CB500」のメカニズム ホンダは2026年7月24日にインドで世界初公開した新型モデル「CB500」について、同年9月21日に現地価格を公表し、予約受付を開[…]
ズバ抜けた速さとピーキーさにシビレタ ’70年代、国内における250㏄クラスの人気は低迷していた。車検がないためコスト的に有利だが、当時は車体設計が400㏄と共通化されるのが普通で、多くのモデルに35[…]
大排気量V8の開発。極めて困難な挑戦に出たロータス 1990年代初頭、ロータスは激動の渦中にありました。長年エスプリを支えてきた直列4気筒エンジンは熟成の極みに達していたものの、フェラーリF355など[…]
60年の伝統を400ccへ! 398cc単気筒「TRシリーズ」と専用シャシーのパッケージング トライアンフがグローバルで6万台以上を販売した新世代400ccプラットフォーム。その展開において、60年以[…]
最新の投稿記事(全体)
ここが効く! ツボを突きまくる4つの神機能 ① 素材を痛めない「2段階温風(45℃/65℃)」×ガッツリ送り込む「強風(2.07m/s)」 ガンガン乾かしたい雨濡れや猛暑の汗には、スピーディーに攻める[…]
まさに神の全知全能フィット! バッグの中身を一新するシステム収納 今回登場したのは、ツーリングキャンパーから絶大な信頼を集める定番「ヘンリービギンズ シートバッグLLサイズ」専用に設計された収納ギアケ[…]
「標識がない=60km/h」というドライバーの錯覚 これまで日本の道路交通法では、道路標識等で最高速度が指定されていない一般道路の法定速度は一律で60km/hと定められていた。しかし、主に地域住民が日[…]
Fireblade由来の110.1kW直4と電子制御サス「Showa-EERA」の構造的整合性 CB1000GTのパワーユニットには、2017年モデルのCBR1000RR Firebladeにルーツを[…]
ハーレーが仕掛ける異色の世界選手権 ハーレーダビッドソンは2024年から3年連続で、MotoGP日本グランプリに出展している。世界最高峰のロードレースに、なぜハーレーが? そもそもMotoGPのレース[…]
- 1
- 2









































