
ホンダUKは、マン島TTの英雄であるジョン・マクギネス選手の参戦30周年を記念した特別限定モデル「CBR1000RR-R Fireblade SP JM 30th Anniversary」を発表した。すでに日本でも正式販売されて圧倒的な人気を誇るスーパースポーツの最高峰をベースに、往年のGPマシンを彷彿とさせるスペシャルカラーを施したわずか15台のみのコレクターズマシンだ。その極めて豪華な装備と、一生に一度の納車体験を紹介しよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ホンダUK
マン島TTの英雄マクギネスの30周年を祝う!15台限定の特別限定車
CBR1000RR-RファイアブレードSPは、すでに日本国内でも正式に販売され、サーキットを愛する多くのスーパースポーツファンから圧倒的な支持を集めている一級品だ。
今回ホンダUKが発表した「CBR1000RR-R Fireblade SP JM 30th Anniversary」は、そのトップスペックグレードをベースに、マン島TTの伝説的ライダーであるジョン・マクギネス選手の参戦30周年(1996年のデビューから30年)を記念した、世界でわずか15台のみの極めて希少なコレクターズレプリカだ。
デザインのモチーフとなったのは、マクギネス選手が1996年にマン島TTへ初めて出場した際に駆った軽量2ストロークレーサー「RS250R」だ。当時のポール・バード・モータースポーツのグラフィックを忠実に再現し、鮮やかなレッドを基調としたカウルには、軽量クラスを象徴するグリーンのゼッケンベースが美しく再現されている。
30年におよぶ輝かしいキャリアのファクトを詰め込んだこの一台は、見る者すべてに公道ロードレースの最高峰であるマン島TTの熱気と興奮をダイレクトに伝えてくれることだろう。
ワークスマシンの如き豪華パーツをフルボルトオン!
世界15台限定という奇跡のプレミアムモデルにふさわしく、車体にはホンダ純正アクセサリーや、世界の一線級レースシーンを支える超豪華なガードパーツが贅沢に標準装備されている。コックピットのヘッドストックには、一台ごとに固有のシリアルナンバーが刻印された専用プレートを配置。
フロントには走行風を効果的にいなすホンダ純正トールスクリーン、シングルシートカウル、そして高級感溢れるHRCオイルフィラーキャップを装備する。さらに、万が一の転倒時にクランクケースを強固に守るGB Racing製エンジン&クラッチカバーや、Evotech製ラジエターガード、ブレーキレバーガード、パドックスタンド用ボビンを完璧にボルトオン。
タイヤにはサーキットでも極上のグリップを提供するメッツラー製がチョイスされており、さらにベース車に標準装着されている元のタイヤがスペアとして付属するという徹底ぶりだ。最高出力214bhpを発揮する999cc水冷直列4気筒エンジンは、左右独立スロットルボディを採用することでミリ単位のスロットル操作にリニアに反応。
MotoGPマシン「RC213V」の公道仕様であるRC213V-S譲りのアルミ製スイングアームやHRCが空力実験から開発したエアロダイナミクス、6軸IMU、アクラポビッチ製チタンエキゾーストシステムとの相乗効果により、ひとたび右手をひねれば、エンジンがもたつくことなく異次元の加速フィールで車体を前へと押し出してくれる。
伝説のレーサーとマン島TTを走る「一生モノ」の体験価値
今回の特別限定車は現地価格3万7730英ポンド(約819万8503円)と非常に高価に設定されている。しかし、通常仕様には存在しない「豪華な専用パーツ&スペシャルグラフィック」が標準装備されているだけでなく、通常モデルでは逆立ちしても手に入らない「マクギネス選手本人とのミート&グリートを含むマン島でのVIP納車イベント(フライト・宿泊費込み)」まで含まれているのだ。
購入者はマン島TTの伝説的な約60kmにおよぶマウンテンコースを、ジョン・マクギネス選手本人の先導で自身の愛車を走らせることができる。このロードレース界の英雄とともに風を切り、伝説が生み出されたその道を駆けるという贅沢な旅は、生涯にわたって色褪せることのない特別な体験となるだろう。
さらに、購入者それぞれの頭のサイズに完璧にアジャストされた本人直筆サイン入りのKYT製レプリカヘルメット「KX-1」、専用ガレージマット、30周年記念ロゴ入りGee-Tech製リアパドックスタンドもすべて標準で贈呈される。
現時点で、この15台限定の特別限定車の日本国内仕様としての導入アナウンスはされていない。しかし、これほどまでにホンダのラリー魂と栄光の歴史を体現した究極のコレクターズマシンは他になく、幸運な15人のオーナーたちに引き渡される日を、世界中のファンがうらやむような羨望の眼差しで見守ることになるのは間違いない。
HONDA CBR1000RR-R Fireblade SP JM 30th Anniversary [2026 model / UK]COLORS
【HONDA CBR1000RR-R Fireblade SP JM 30th Anniversary】●RS250RReplicaSpecial RedAndGreen
HONDA CBR1000RR-R Fireblade SP JM 30th Anniversary [2026 model / UK]SPECS
| エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒 |
| 総排気量 | 999cc |
| 最高出力 | 214bhp |
| 変速機形式 | 6速リターン(双方向クイックシフター標準装備) |
| 燃料タンク容量 | 記載なし |
| 主要追加装備 | シリアルナンバー入りヘッドストックプレート/ホンダ純正トールスクリーン/シートカウル/HRCオイルフィラーキャップ/GB Racing製エンジン&クラッチカバー/Evotech製ラジエターガード・レバーガード・パドックスタンドボビン |
| 付属コレクター品 | ジョン・マクギネス選手直筆サイン入りKYT製レプリカヘルメット/専用30周年記念ガレージマット/Gee-Tech製ロゴ入りリアパドックスタンド/スペア用標準タイヤ |
| 特別特典 | マン島VIP納車体験(往復航空券・宿泊費込み/ジョン・マクギネス選手とのミート&グリート/本人先導によるTTコース37¾マイル走行体験) |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(記念モデル/限定モデル)
ゲーム世界からの降臨。熱烈なリクエストが動かしたスズキの決断 2026年3月、両国国技館で開催された『ストリートファイター6』の世界大会「CAPCOM CUP 12」および「ストリートファイターリーグ[…]
創立105周年の節目と未来へ繋ぐマンデッロ新拠点の完成を祝福 イタリア・レッコ県マンデッロ・デル・ラーリオにおいて、現地時間の2026年9月3日、モト・グッツィの新しい歴史の扉を開く特別なアニバーサリ[…]
台湾のカリスマが手がけた、黒と金の妖艶な世界 「誰も乗っていない、圧倒的なオーラを放つ本格カスタムバイクを手に入れたい」。そんな熱い情熱を持つライダーにとって、この限定車はまさに理想の具現化といえる一[…]
伝統と革新のベースモデル「プリマベーラ125」の揺るぎない魅力 「クラシカルなルックスのスクーターに乗りたいが、現代の交通事情に合わせた性能や安全性は妥協したくない」。そんなワガママなライダーの欲求を[…]
海の至宝「アメリゴ・ベスプッチ」とベスパの共鳴 1931年に進水し「世界で最も美しい船」と称えられるイタリア海軍の練習帆船、アメリゴ・ベスプッチ。一方のベスパは、そこから15年後の1946年に誕生し、[…]
人気記事ランキング(全体)
下町の匠が挑む新ジャンル!丸ハンドルと全天候型ボディを持つ「Blue Jay」 スーパーコンピュータの冷却配管部品やオリンピック競技用機材などを手がけてきた西川精機製作所。同社が開発した「Blue J[…]
レーサーの姿と技術を公道へ持ち込んだRG250Γ 1983年3月に発売されたRG250Γ(ガンマ)は、ひと目でレーシングマシンを連想させるスタイルによって、当時のライダーに強烈な衝撃を与えた。車名の「[…]
荒野を駆け抜けた友情と青春!『機甲創世記モスピーダ』が放つタイムレスな魅力 1983年10月から1984年3月まで全25話が放送されたタツノコプロ制作のTVアニメ『機甲創世記モスピーダ』。謎の宇宙生命[…]
決勝出走は28台、新たなクラスも誕生 2024年を最後に、その歴史に幕を降ろしていた鈴鹿4耐が9月6日(日)に復活しました。1年の休止とも言えるので意外に早い再開とも言えるでしょう。 これまでの流れを[…]
ティザー画像だけでは、もぉ我慢できない! 復活することがわかった空冷スポーツスター。ハーレーダビッドソン米国本社が新型として再登場させることを成長戦略のひとつとして明らかにし、日本法人ハーレーダビッド[…]
最新の投稿記事(全体)
人間の「負の感情」と対峙する物語。『呪術廻戦』が時代を惹きつける理由 人間の負の感情から生まれる呪霊と、それを祓う呪術師の闘いを描く『呪術廻戦』。2018年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まり、202[…]
伝統の「メグロK3」最新モデルが登場!前年型からデザインと諸元を継承 カワサキプラザ専売モデルとして展開されている「メグロK3」に2027年モデルが登場した。今回の更新では、カラー&グラフィックおよび[…]
◆ ライフスタイル別おすすめモデル ① 特に日常・通勤での使い勝手を重要視したい「スーパーカブ110 / 110 Lite」「スーパーカブ C125」 ■ スーパーカブ110 / 110 Lite の[…]
【絶対応募】エントリーはWEBから一瞬! カワサキモータースジャパンが発表したこの「Ninja 1100SXプレゼントキャンペーン」。応募方法は特設サイトのエントリーフォームから申し込むだけと超お手軽[…]
決勝出走は28台、新たなクラスも誕生 2024年を最後に、その歴史に幕を降ろしていた鈴鹿4耐が9月6日(日)に復活しました。1年の休止とも言えるので意外に早い再開とも言えるでしょう。 これまでの流れを[…]
- 1
- 2






































