
日常の移動から週末のロングツーリングまで、あらゆるシーンを極上のエンターテインメントに変えてくれるスズキの「GSX-8S」。その2026年モデルがいよいよ4月15日に登場する。前年モデルの優れた走行性能はそのままに、OBD-IIの監視要件対応と次世代のE10ガソリン対応へと見事な進化を遂げた。環境に配慮しつつ、力強い2気筒エンジンの鼓動を味わい尽くせる。価格は116万6000円。新たなカラーバリエーションとともに、新時代のストリートファイターを体感しよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:スズキ
日常のマンネリを打ち破る、万能ストリートファイターの誘惑
毎日の通勤ルート、代わり映えのしない景色。そんな退屈な日常に刺激が欲しいと感じたことはないだろうか。そんな不満を一掃してくれる頼もしい相棒、スズキGSX-8Sに2026年モデルが登場した。
前年モデルから受け継がれた775ccの並列2気筒エンジンがもたらす力強いトルクは、街中のストップ&ゴーを苦にするどころか、思わず笑みがこぼれるほどの加速感を提供してくれる。軽量なアルミ製スイングアームのおかげで、交差点を曲がるだけでもヒラヒラと舞うような軽快さを実感できるはずだ。
「スズキクロスバランサー」の恩恵も計り知れない。高回転まで回しても不快な振動がピタリと抑えられ、どこまでも走り続けたくなるような滑らかなフィーリングが全身を包み込むことだろう。
走りの興奮をそのままに、未来を見据えた賢いアップデート
2026年モデルの目玉は、なんと言ってもその中身の進化だ。新たにOBD-II(車載式故障診断装置)の監視要件に対応したことで、マシンの状態をより正確に把握できるようになった。
さらに見逃せないのが、バイオメタノールを10%混合した「E10ガソリン」への対応。スズキが鈴鹿8耐などで挑み続ける環境への取り組みが、市販車にもしっかりフィードバックされている。環境への配慮を胸に、思う存分スロットルを開けられるのは、現代のライダーにとって圧倒的にうれしいポイントだ。
電子制御システム「S.I.R.S.」も健在で、クラッチ操作なしでシフトチェンジできる双方向クイックシフトの快感は一度味わうと元には戻れない。
視線を釘付けにする、洗練された新カラーバリエーション
バイクは走ってナンボというものだが、ガレージに停めている姿に見惚れる時間もまた至福のひととき。2026年モデルでは、カラーバリエーションが全3色で一新された。
前年モデルではフレームやホイールの配色変更が話題を呼んだが、今回は黒と青のコントラストが美しい「グラススパークルブラック/トリトンブルーメタリック」をはじめ、赤とマット黒の「キャンディダーリングレッド/マットブラックメタリック No.2」、そして精悍な黒一色の「グラススパークルブラック/マットブラックメタリック No.2」がラインナップ。
露出したエンジンやシートレールが放つ機能美と、ショートマフラーの無骨なスタイリングが見事に調和。信号待ちで隣に並んだ車のドライバーも、思わず二度見してしまうに違いない。
さあ、GSX-8Sと新しい景色を探しに行こう
価格は前年モデルから少し上昇して116万6000円となったが、最新の環境性能と熟成された走りを考えれば、その価値はお値段以上だ。
発売日は2026年4月15日。初心者からベテランまで、乗り手のスキルを問わず、無限の可能性を引き出してくれる懐の深さがここにある。日々の移動を単なる「作業」から心躍る「体験」へと変えてくれるGSX-8S。次の週末は、この真新しいストリートファイターと一緒に、まだ見ぬ景色を探しに出かけてみてはいかがだろうか。
SUZUKI GSX-8S COLOR VARIATION
【SUZUKI GSX-8S】●ラススパークルブラック/トリトンブルーメタリック
SUZUKI GSX-8S SPECS
| 車名 | GSX-8S |
|---|---|
| 型式 | 8BL-EM1AA |
| 全長×全幅×全高 | 2115×775×1105mm |
| 軸距 | 1465mm |
| 最低地上高 | 145mm |
| シート高 | 810mm |
| キャスター/トレール | 25°/104mm |
| 装備重量 | 202kg |
| エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ |
| 総排気量 | 775cc |
| 内径×行程 | 84.0×70.0mm |
| 圧縮比 | 12.8:1 |
| 最高出力 | 80ps/8500rpm |
| 最大トルク | 7.7kg-m/6800rpm |
| 始動方式 | セルフ式 |
| 変速機 | 常時噛合式6段リターン |
| 燃料タンク容量 | 14L |
| WMTCモード燃費 | 23.4km/L(クラス3、サブクラス3-2、1名乗車時) |
| タイヤサイズ前 | 120/70ZR17 |
| タイヤサイズ後 | 180/55ZR17 |
| ブレーキ前 | 油圧式ダブルディスク(ABS) |
| ブレーキ後 | 油圧式ディスク(ABS) |
| 乗車定員 | 2名 |
| 価格 | 116万6000円 |
| 車体色 | グラススパークルブラック/トリトンブルーメタリックキャンディダーリングレッド/マットブラックメタリック No.2グラススパークルブラック/マットブラックメタリック No.2 |
| 発売日 | 2026年4月15日 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新型バイク(日本車/国産車) | スズキ [SUZUKI])
激動の物価高を乗り切る「価格据え置き」の価値 世界的なインフレによってあらゆるパーツや原材料が高騰するなか、スズキは2026年8月発売の新型でも、2025年7月18日発売の前年モデルの価格である98万[…]
前モデルからの進化:丸形LEDヘッドランプとABSユニットの刷新 「アドベンチャーモデルらしいタフな顔つきは好きだが、灯火類は最新のLEDが欲しい」。そんなライダーの要望を、2026年モデルは鮮やかに[…]
7/1:ビモータ「TESI H2 TERA」 カワサキ「Z H2」譲りの200PSスーパーチャージドエンジンと、ビモータ伝統のハブセンターステアリングを融合させた究極のクロスオーバー。ノーズダイブを抑[…]
規制をクリアし、E10ガソリンにも対応した新エンジン 「最新の厳しい規制に対応すると、エンジンの吹け上がりやパワー感が損なわれてしまうのではないか」。そんなライダーの不安を、スズキの技術陣は真っ向から[…]
「名機」がもたらす、心地よい高揚感と安心感 長年、日本のツーリングライダーを虜にしてきたスズキの645cc・90度Vツインエンジン。SV650やVストローム650の生産終了により、その系譜は途絶えたか[…]
最新の関連記事(GSX-8S)
新作GSX-8T/8TTに足並みを揃えて2026年モデルに スズキ独自のクロスバランサーを採用した最新776cc並列2気筒エンジンを搭載するモデルのうち、フルカウルスポーツとスポーツネイキッドとしてシ[…]
振動を軽減するクロスバランサー採用の2気筒ネイキッド スズキは「GSX-8S」の2025年モデルを発表。従来のカラーバリエーションを一部継承しながらもフレーム&ホイール色の変更などにより、3色の全てが[…]
2025年モデルとして発表、ミラノショーへの展示を予告 スズキは欧州でGSX-8Sの新色を発表。従来のカラーバリエーションを一部継承しながらもフレーム&ホイール色の変更などにより、3色の全てが新色に置[…]
レーシングイメージの“チームスズキ”グラフィックを採用 スズキイタリアは、GSX-8Sにスペシャルグラフィックと一部特別装備を与えた「GSX-8S Team Suzuki Edition」を発表した。[…]
スズキは、ユーザー参加型イベント「GSX-S/R Meeting 2024」を2024年10月20日に、スズキ浜松工場内の特設会場にて初開催すると発表した。 詳細は未発表だが、スズキ製バイクを数多く生[…]
人気記事ランキング(全体)
荒野を駆け抜けた友情と青春!『機甲創世記モスピーダ』が放つタイムレスな魅力 1983年10月から1984年3月まで全25話が放送されたタツノコプロ制作のTVアニメ『機甲創世記モスピーダ』。謎の宇宙生命[…]
「プロジェクトBIG-1」が生んだ400ccネイキッドの基準「CB400SF」 1992年4月、ホンダは「新しい時代にふさわしいホンダのロードスポーツモデルはどうあるべきか」を追求した「プロジェクトB[…]
ティザー画像だけでは、もぉ我慢できない! 復活することがわかった空冷スポーツスター。ハーレーダビッドソン米国本社が新型として再登場させることを成長戦略のひとつとして明らかにし、日本法人ハーレーダビッド[…]
2021年モデルで国内導入が終了した過給モンスターが帰ってきた! 2015年に登場したNinja H2は、「誰も経験したことのない走行体験を実現する」という目標のもと、川崎重工業グループのガスタービン[…]
タイムレスなクラシックスタイルと現代的実用性の融合 「クラシックのエッセンスは決して時代遅れにならない」というデザインコンセプトのもと、コロンビア/フィリピン市場で展開されるスズキの「GN 160」。[…]
最新の投稿記事(全体)
既存の四輪店舗にバイク用品専門店を新設 カー&バイク用品のリユース専門店「アップガレージ」を全国展開するアップガレージグループは、2026年9月19日(土)、大阪市住之江区に「アップガレージライダース[…]
“指先”を重点的に包み込む新型ヒーターパネルを採用 今回の目玉は、冷えの最前線である“指先”を重点的に包み込む新型ヒーターパネルの採用。さらに、関節の曲げ伸ばしで負荷がかかる内部配線構造を抜本的に見直[…]
操作性と歩きやすさを両立する「八の字」カットと2層構造 ステップに足を載せた瞬間の違和感をなくすため、ヒール部分は大胆な「八の字状」にカット。ステップ上で足を左右にスムーズへ動かせるうえ、土踏まずから[…]
ひとりのエンジニアの理想と技術が作り出した唯一無二のマシン すでにモータリストのお店ではVINS Duecinquanta(ヴィンス ドゥエチンクエンタ)があるとのことですが、皆さんの反応はいかがでし[…]
「キャブボディ摩耗」こそFCRが抱える問題 FCRにはセッティング以外にも、長年使用することで発生する特有の問題があります。それがキャブボディ内部の摩耗です。 FCRのスロットルバルブは、操作抵抗を軽[…]
- 1
- 2






































