【寒さ/ムレ対策】冬バイクを制するワークマン最新2025WINTER防寒ギア総まとめ

【寒さ/ムレ対策】冬バイクを制するワークマン最新2025WINTER防寒ギア総まとめ

冬のツーリング、ガレージでの整備。過酷な寒さに立ち向かうライダーにとって、ワークマンのギアは心強い味方だ。ここでは、累計60万着を売り上げた電熱アイテムから、汗冷え対策、そして異常気象に対応する最新の調整機能ウエアまで、ライダーが今チェックすべきワークマンの冬用アイテム群をまとめて紹介する。


●文:ヤングマシン編集部

バッテリーで発熱する“着るコタツ”WindCore ヒーターウエア

ワークマンの電熱ウエア「WindCore」シリーズは、スイッチひとつで温まることから“着るコタツ”として、累計60万着以上を売り上げたヒット商品だ。これは冬のツーリングやガレージ作業の冷え込み対策に最適だろう。

温度は最大50度まで3段階に調整可能で、ライディング中は「強」、休憩中は「弱」といった使い分けができる。ただし、使用に別売りのバッテリー(税込4900円)が必要だ。

ラインナップには、ジャケットの下に仕込みやすい「WindCore ヒーターインナーベスト」(3900円)や、防風機能を持つ定番「WindCore ヒーターベスト」(3900円)、さらにヒーターを4箇所に搭載した最上位モデル「WindCore クアッドヒーターフーデッドベスト」(4900円)などが揃っている。

本格的な電熱ジャケットは高価で手が出しにくいというライダーにとって、手持ちのジャケットと組み合わせやすいヒーターベストは導入しやすい選択肢だ。

蒸れと汗冷えを解消する“天然のエアコン”メリノウール100シリーズ

冬のライディングで厄介なのは、暖房の効いた休憩所などで汗をかき、再び走り出した時に体温を奪われる「汗冷え」だ。これを解消するのが「メリノウール100シリーズ」である。メリノウールは優れた保温性に加え、湿気を吸って放出する高い「吸放湿機能」を持ち、まさに“天然のエアコン”として機能する。

化学繊維では処理しきれない汗の管理能力が、天然素材の最大の強みだ。また、繊維が細く、肌に直接触れてもチクチク感が少ないため、集中力を要するライディングのストレスを軽減する。長袖クルーネックが1900円からという圧倒的な価格は、工場の閑散期に大量発注するワークマン独自のビジネスモデルにおける工夫あってのものだ。

宿泊を伴うロングツーリングに嬉しい「天然の消臭性」も備え、フルフェイスヘルメットの必需品であるバラクラバ(1280円)などライダー向けの小物も充実している。

ムレからライダーを解放する“着る換気扇”サーキュレーターシリーズ

冬のツーリングでは、厚着による「蒸れ」がその後の汗冷えを招き、ライダーを苦しめる。これを解消するために誕生したのが、“着る換気扇”の異名を持つ「サーキュレーターシリーズ」だ。裏地に採用された「サーキュレーターメッシュ」が、アウター素材と連携し、衣服内の熱と湿気を循環させて外部へ排出する。

この独自機能により、動きやすく快適な環境を保つ。とくにライダーが注目すべきは、「耐久撥水サーキュレーター シェルジャケット」(2900円)だ。前傾姿勢でも背中が出にくい「サイクルカット」が採用されており、スポーツバイク乗りにとって腰回りの冷え対策に大きな恩恵がある。

また、高透湿防水素材INAREMとメッシュを融合した「イナレムサーキュレーターレインジャケット」(4900円)は、高速走行時にフードのバタつきを防ぐ2WAY仕様で、雨天走行を快適にする決定版となるだろう。

驚異の断熱技術と超透湿を両立したXShelterシリーズ

ワークマンの「XShelter(エックスシェルター)」シリーズは、壁の断熱材の原理を応用した“着る断熱材”がコンセプトの防寒ウエアだ。このシリーズは、「断熱α」と「断熱β」という2種類の断熱シートを組み合わせることで、外部の冷気を防ぎ、体熱を逃さない構造を実現している。

特筆すべきは、ナノサイズの貯蔵発熱材が光を吸収・蓄積する「発熱」機能と、ワークマン史上最高の透湿度9万g/m2を誇る「超透湿」機能だ。高い耐水性を保ちながら、厚着による汗冷えのリスクを大幅に軽減できるため、ライダーにはとてもありがたい。

防水・防寒・発熱機能を兼ね備えた「断熱α防水防寒ジャケット」(5800円)や、軽さと保温性を両立し売れ筋1位を獲得した「断熱βライトウォームジャケット」(2900円)など、高機能ながら驚異的なコスパを実現している。

異常気象に対応する調整機能トレルン・ノビルンシリーズ

近年、「夏が長く、秋が短い、すぐに冬が来る」という極端な気候変動により、一日で10℃以上気温が変動する日も多くなり、ライダーは寒暖差対策が必須となっている。ワークマンの「トレルン・ノビルン」シリーズは、こうした異常気象に対応するため、シンプルながら効果的な調整機能を搭載した。

袖の脱着によってベスト化する「トレルン」仕様のモデルは、日中の気温上昇に即座に対応できるため、ツーリング中の荷物削減にも繋がる。たとえばデタッチャブル仕様の「デタッチャブルボアスタンドジャケット」は2900円と低価格だ。また、丈の調整が可能な「ノビルン」仕様の「防風撥水キルティングアジャストブルゾン」(3300円)は、冷えやすい腰回りをロング丈で保護でき、さらに伸びた部分には防風・高撥水機能とチタン加工裏地が施されている。

足元が動きやすい逆開ファスナーを採用しており、ライディング中の乗降りのしやすさにも貢献する。

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