
結束バンドは、配線やケーブル、材木などをワンタッチで結束できる、強度と利便性の高いアイテムだ。しかし、一番広く普及しているワンウェイタイプは一度つけたら取り外しができないのが普通。その常識を覆す方法をDIY道楽テツ氏が解説していたので、ダイジェストとして紹介する。
●まとめ:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:DIY道楽テツ
主流のワンウェイタイプ作業失敗時の課題
結束バンドには、繰り返し使える「リピートタイ」も存在するが、市場では一度締め込むと外すことができない「ワンウェイ(使い捨て)」タイプが主流だ。ワンウェイタイプは基本的に締めたら緩めることができない構造のため、作業中に締め込む場所を間違えたり、締めすぎたりといったミスが発生した場合、切断するしか手段がないのが従来の課題だった。
作業中にミスをしてしまい切断しなければならなくなった際、それが「最後の一本」だったという状況は、ユーザーにとってとくに厄介な事態となる。
外す鍵は「爪」の構造
一般的に再利用ができないとされるワンウェイタイプの結束バンドも、じつは切らずに外すことが可能だ。この事実は、結束バンドのロック機構の構造を理解すれば理解できる。結束バンドが一度締めたら緩まない構造となっているのは、バンドに刻まれたギザギザ部分が、頭のロック部分に設けられた「爪」に引っかかることで、バンドが後戻りできないように固定されるためである。
一方、何度も使えるリピートタイの頭部分には、爪の部分から小さなレバーが伸びており、これを押すことで爪を意図的に浮かせることができる構造になっている。このリピートタイとワンウェイタイプの結束バンドは、基本的な構造を共有しているため、ワンウェイタイプであっても、ロック機構の「爪」を物理的に「浮かす」ことができれば、バンドを「外す」ことが可能になる。
具体的な再利用の方法と注意点
ワンウェイタイプの結束バンドを切らずに外す具体的な方法としては、先が尖った針状のもの(千枚通しやピックなど)や、細いマイナスドライバーといった工具を使用する。
具体的な手順として、まずバンドを軽く引っ張り、ロック部分の爪の下に選んだ工具の先端を慎重に潜り込ませて持ち上げる。爪が持ち上がると、バンドはスルスルと外れる。爪へのダメージを最小限に抑えるためには、外側からではなく、内側から工具を差し込み爪を持ち上げる方が良いとされる。
また、結束バンドが完全に輪っか状に締まっている場合に限定される方法として、ロック部分の反対側から、爪を持ち上げるように細いマイナスドライバーや結束バンドのお尻の平らな部分を差し込む手法も存在する。ただし、配線などをまとめていて手が入らない状態ではこの方法は適用できないので注意しよう。
詳細な手順はこちらから!
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