CB1000F/アキラ系EV/スペンサー来日etc。ホンダ関連注目ニューストピック【2025年10月版】

CB1000F/アキラ系EV/スペンサー来日etc。ホンダ関連注目ニューストピック【2025年10月版】

世界で生産されるバイクのうち約1/3を生産しているといわれている、日本を代表するバイクメーカーのホンダ。そんな同社について、2025年10月はどんなニュースがあったのだろうか。ヤングマシンの記事から厳選して注目トピックをお伝えする。


●文:ヤングマシン編集部

CB1000Fをレジェンド、フレディ・スペンサーが試乗

Hondaホームカミング熊本にて、レジェンドライダーのフレディ・スペンサーがCB1000Fをサーキットでガチ走行。彼は「ビッグバイクでありながら操作が軽い」と驚きを表明し、「限界を超えてもなんとか乗りこなせる余白(フォーギビング)」があると、現代技術による高い安定性を絶賛している。

欧州でNT1100が電子制御サスペンション標準装備化

欧州のツーリングカテゴリーで人気のNT1100が2026年モデルを発表。2025年モデルでオプションだった電子制御サスペンション(EERA)を標準装備する仕様が正式に追加。エンジンは低中速トルクが7%も増強され、6軸IMUも採用するなどハイテク化が進んでいる。

インドCB350が「CB350C」に改名! スペシャルエディション登場

インドホンダがGB350Cに相当するモデルを「CB350C」に改名。これに加え、特別なカラーとグラフィック、クロームメッキパーツを採用した「CB350Cスペシャルエディション」を新設定した。日本仕様に採用されるかは未定だが、このクラシカルなストライプはぜひとも上陸してほしいものだ。

CBの新フラッグシップ「CB1000F」、ついに正式発売!

ホンダが大型ロードスポーツモデル「CB1000F」を11月14日に、上級版の「CB1000F SE」を2026年1月16日に発売することを正式に発表した。スーパースポーツのエンジンをベースとしつつ、市街地からツーリングまで扱いやすさと快適さを追求したパワーユニットを搭載し、新時代のフラッグシップCBが誕生だ。

50cc代替「新基準原付」カブ/クロスカブ Lite登場

10月末で生産終了となる50cc原付を代替すべく、ホンダは最高出力を3.5kWに抑えた「新基準原付」を発表した。スーパーカブ110 Lite、クロスカブ110 Liteなど3モデルが12月11日に発売される。109ccエンジンは低速トルクがあり、50ccよりもスムーズな加速性を確保している。

新基準原付スクーター「ディオ110 Lite」が発売

新基準原付のスクーター枠として、ディオ110ベーシックをベースにした「Dio110 Lite」が11月20日に発売される。シート高を15mm下げた専用ローシート(745mm)を採用。これまでコンパクトな50cc原付を愛用してきたユーザーの安心感向上に配慮したモデルだ。

スーパーカブ110、価格改定とクロスカブ新色追加

スーパーカブ110とクロスカブ110などが価格改定され、全車4万9500円アップで12月11日に発売される。クロスカブ110には新色として「ポニーブルー」と「ハーベストベージュ」が追加されたぞ。新基準原付のLiteモデルは、通常110モデルより1万1000円安い価格設定だ。

北米市場でレブル300にEクラッチが標準装備!

北米向けレブル300(286cc)に「Honda E-Clutch」仕様が追加された。さらに驚くべきことに、通常クラッチ版はラインナップされずEクラッチ仕様のみの展開となったのだ。発進から停止までクラッチ操作不要でMTの楽しさが味わえるEクラッチが、世界戦略を本格化させている証拠といえよう。

マン島TT優勝記念「CBR1000RR-R ハリソンレプリカ」爆誕

ホンダUKは、ディーン・ハリソン選手が2025年マン島TT・スーパーストッククラスで2度の優勝を果たしたことを記念した限定モデルを発表した。ベースはCBR1000RR-R SPで、わずか12台のみ生産される。サイン入り限定ヘルメットも付属する究極のコレクターズアイテムだ。

欧州フォルツァ750がGTコンセプトで2026年型へ

欧州でスポーティスクーターの最高峰フォルツァ750が2026年モデルを発表。GTコンセプトのスタイリングを追求し、5インチTFTメーターやメモリー機能付きの電動スクリーンなどの豪華装備を継続。DCTも改良を受け、アクセサリー装着でミニ・ゴールドウイングの雰囲気をまとう。

新型CB1000Fを徹底試乗! 乗り味は「これぞCB」だ

ホンダから正式発表されたCB1000Fのメディア試乗会が開催された。車重214kgと軽量スリムな車体は、穏やかで軽快なハンドリングを実現。CBR譲りのエンジンも角が丸められ、脈動感のあるサウンドとスムーズな加速で「THE フラッグシップCB」だと体感できる仕上がりだ。

二輪駆動EVコンセプト「EV OUTLIER Concept」世界初公開!

ジャパンモビリティショー2025にて、ホンダが二輪駆動EVバイクのコンセプトモデル「EV OUTLIER Concept」を世界初公開した。EVならではのレイアウトの自由度を活かし、前後にインホイールモーターを配置。2030年以降の二輪車の新しいスタイルを提案する意欲作だ。

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