![[自分だけのバイク選び&最新相場情報]ホンダ「モンキー125」(2018) 試乗レビュー](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2025/06/wym2505-16-02-honda-Monkey125-2018.jpg?v=1749188673)
中古車を選ぶ際、なかなか悩ましいのが何を持って完調の状態といえるかわからないこと。そこで役に立つのが、劣化や不具合のない新車当時の試乗レビューだ。自分が中古車を試乗して、それぞれの個体の状態を確かめる際の参考にしてみて。
●文/写真:ヤングマシン編集部(丸山浩) ●外部リンク:ホンダ
ホンダ「モンキー125」(2018) 試乗レビュー
この記事ではかわいらしいフォルムと実用性が同居したファンバイク、モンキー125の2018年モデルについて紹介するぞ。50ccのモンキーがディスコンとなっていたこともあり、その登場が衝撃的だった初代だ。 ※以下、2018年5月公開時の内容に基づく
走行性能が格段にアップ、「普段の足」として使える
大きくなったとはいえ、あらためて見てもこのフォルムは紛うことなきモンキー。バルーンタイヤも似合っている。全体的な車体サイズはひと回り以上大きくなったけどね。跨ってみると、ちょっと絞り気味のハンドルバーは手前にセットバックされてライダーに非常に近く、ライポジは上体が直立した完全リラックス系。
厚手のシートが、これまたフワフワクッションで実に乗り心地がいい。ベースとなったグロムは軽い前傾気味でスポーティな雰囲気だったけど、ここはしっかり変わっている。50㏄時代に比べて車体が大きくなったぶん、脚が横に拡がるようになったけれど、12インチのコンパクト車両だから足着き性は両足かかとまでベタベタ。
ちょっと近所のコンビニまで行くときに使うといったモンキーの持ち味である「手軽さ感」は、まったく失われていない……というか、手軽さではモンキー125の方が勝っているかもしれない。今になって思うと、50㏄時代のモンキーはそのサイズから、手軽さより大人のトイ感といったものの方が大きかった。やっぱり実際に走って使うとなると8インチホイールは小さすぎたかな。
ホイールベースも短かったからコンビニまで行くにしても安定性はけっして良好だとは言い切れなかったし、パワーも3.4psと非力で、幹線道路を走るにはかなり勇気が必要だった。だから「乗る楽しさ」より「所有して眺めたりイジッたりする楽しさ」が勝っていたと思う。そこで12インチホイール&125ccになったモンキー125だ。
4速マニュアルのエンジンはモンキーらしいトコトコ系のマイルド特性ながら、スロットルを開けると最大9.4psと実力的にはパワフル。ホイールベースも長くなって安定感の面でも不安がなくなっていたから、幹線道路も十分クルマの流れに乗って走ってくれるはずだ。
それに足まわりが実にしっかりしていたのが高評価。本格的な倒立フォークはハードブレーキング時もしっかり奥まで粘ってくれるし、そのブレーキ自体が50㏄時代の前後ドラムではなくて良く止まる前後ディスクと、性能面では比べ物にならない。しかもABSモデルまで存在している。スポーツ性の高いグロムをベースとしたことが、いい方向に出ている感じ。モンキー125は走行面の進化が顕著だ。
「フロントのみのABS」をチェック
モンキー125にはABSありなしの2モデルがあり、今回試乗した車両はABSありのモデル。ABSはフロントのみに付いているのだが、試してみたところホイールがロックする寸前で的確にブレーキ液圧を逃がしてくれ、上の排気量のバイクに付いているものと感覚的には遜色なかった。
足まわりがいいから、走りが断然楽しい。
ブレーキは前後ともディスクを採用。フロントのみABS(アンチロックブレーキシステム)を装着したタイプが設定されている。
カスタム面でも大いに期待できる
モンキーと言えば、やっぱりカスタム。どう自分好みにイジッていくかも大きな楽しみで、このあたりも十分期待できる。日本発売時のカラーリングは赤×白と黄×白の2色ということだが、海外には青×白や黒×白もあるとか。好きな色にペイントしてみてもいいよね。
それに飽き足らず外装をゴソっと変えてレプリカも作ってみたくなってくる。やっぱり僕だったらCB900Fレプリカを作ってみたいところ。でも、今なら旬のモンキー・アフリカツインなんてのも面白そうだな。動力面もグロム系エンジンなので、聞けばすでにサードパーティが続々と開発中だとか。パワーアップパーツについては、いろんなものが出てくるだろう。
もちろん、そのままでも既にカスタムしてあるような質感の高さもポイント。フェンダーはメッキスチールだし、ヘッドライトやウインカー、テールランプといった灯火類はすべてLED。キーをONにしたときのメーター演出もユニークだ。それに50㏄時代だったらカスタムして手に入れてたようなしっかりした足まわり。カッコいいし従来はできなかったちょっと元気な走りもこなしてくれる。
リヤにはABSがないけど、逆にわざとロックさせてブレーキターンなんて遊びもこのサイズなら挑戦しやすい。そうそう、頑張れば写真のようにフロントを浮かすこともできるんだよ。従来の楽しみに「乗る楽しさ」がさらに広がったモンキー125。その遊びゴコロは生まれ変わっても不変だったぞ。
50㏄時代と比べて大きく違うのは、その安定感。普段用として乗り回すのにも十分な走行性能を手に入れた。走りの楽しさが増えたぞ。
ホンダ「モンキー125」 の最新相場情報
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(自分だけのバイク選び)
スズキSV650 ABS試乗レビュー この記事では、惜しまれつつ生産終了となったスズキのVツインミドルネイキッド、SV650について紹介する。1999年の初代SV650、2003年の2代目SV650、[…]
ヤマハSR400試乗レビュー この記事では、ヤマハのヘリテイジネイキッド、SR400の2021年モデルについて紹介するぞ。43年の歴史に幕を下ろした、最終モデルだった。 ※以下、2021年5月公開時の[…]
ヤマハNMAX155試乗レビュー この記事では、ヤマハの原付二種スクーターから、NMAX ABS(125)の2018年モデルについて紹介するぞ。 ※以下、2018年7月公開時の内容に基づく 【NMAX[…]
ホンダPCX/160(2020/2021)比較試乗レビュー この記事では、ユーロ5に対応するため全面的に刷新し、第4世代となった2021年モデルと前年にあたる2020年モデルについて比較して紹介するぞ[…]
ホンダ CB400スーパーフォア(2018) 試乗レビュー この記事では、平成28年度排出ガス規制に法規対応するなどモデルチェンジを実施した2018年モデルについて紹介するぞ。 ※以下、2018年6月[…]
最新の関連記事(モンキー125)
往年の「バハ・ラリー」を手のひらサイズで再現!新型モンキーEXの強烈なビジュアル 砂漠を何千キロも走り抜ける過酷な「バハ1000」レース。その挑戦を支えたホンダのワークスマシン「XR600Rバハ」の魂[…]
樹脂カバーとは一線を画すスチール製12Lタンクの実用性 1970年代から多くのレジャーバイクファンに愛されながらも、絶版して久しいホンダの名ファンバイク「ゴリラ」。その独特な塊感と愛らしい佇まいを、現[…]
疾走するモンキーに視線釘付け! ゆるっと着られる「MonkeyビッグシルエットTシャツ」 体のラインを拾いにくく、トレンド感のあるスタイルが叶うビッグシルエットTシャツ。ライディングパンツやデニムにも[…]
CB750フォアのイメージをモンキー125へ融合 タイのミニバイク市場において、圧倒的な人気と個性を放ち続けるモンキー125。その愛らしいフォルムと、軽快な走りは世界中で人気だ。 今回紹介する車両は、[…]
実用できるバイクとして、なるべくコンパクトに! 49cc空冷単気筒エンジンだったかつてのMonkeyの特徴だった、愛らしいフォルムを継承する原付二種レジャーモデルとして、’18年7月に登場したのがMo[…]
人気記事ランキング(全体)
ツーリングの「冷え」を克服!ライダーを支えるワークマンの防寒性能 秋が深まり冬の気配が近づくにつれて、バイク走行時の冷風や道の駅での休憩、キャンプツーリング時の冷え込みは増していく。特に首元や手首・足[…]
時速100マイル以上を証明するの署名入り認定書を添付 創業者ジョージ・ブラウが1919年にイングランドで立ち上げたブラウ・スーペリアは、当時としては異例の「高級注文生産」を貫いたブティック・ビルダーで[…]
二輪安全運転診断アプリの実証実験が開始 ホンダは、ライダーの安全運転を診断するスマートフォン向けアプリを開発中であり、ウーバーイーツジャパンと共同で実証実験を開始した。期間は2026年9月1日から28[…]
一度は希少になった「400cc×4気筒」が、いま再びアツい! いま、400ccクラスの4気筒エンジンに再び注目が集まっている。 そもそも400ccと4気筒の組み合わせは、日本のバイク史において決して新[…]
重慶ショーで「CB250SSコンセプト」が世界初公開!2027年春に市販 中国・重慶市で開催された「2026中国摩博会(重慶モーターサイクルショー)」。そこでホンダはニューレトロスタイルのコンセプトモ[…]
最新の投稿記事(全体)
ハーレーが仕掛ける異色の世界選手権 ハーレーダビッドソンは2024年から3年連続で、MotoGP日本グランプリに出展している。世界最高峰のロードレースに、なぜハーレーが? そもそもMotoGPのレース[…]
SV650/Xが絶版後も評価され続ける理由 スズキのミドルクラスを長年支え、2025年1月発売モデルをもって新規受注を終了した「SV650/X」だが、生産終了後もその価値は色褪せていない。1999年の[…]
大排気量V8の開発。極めて困難な挑戦に出たロータス 1990年代初頭、ロータスは激動の渦中にありました。長年エスプリを支えてきた直列4気筒エンジンは熟成の極みに達していたものの、フェラーリF355など[…]
現地で予約開始! 501cc空油冷単気筒「CB500」のメカニズム ホンダは2026年7月24日にインドで世界初公開した新型モデル「CB500」について、同年9月21日に現地価格を公表し、予約受付を開[…]
60年の伝統を400ccへ! 398cc単気筒「TRシリーズ」と専用シャシーのパッケージング トライアンフがグローバルで6万台以上を販売した新世代400ccプラットフォーム。その展開において、60年以[…]
- 1
- 2

![HONDA MONKEY125|[自分だけのバイク選び&最新相場情報]ホンダ「モンキー125」(2018) 試乗レビュー](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2018/06/004-11-768x580.jpg)
![HONDA MONKEY125|[自分だけのバイク選び&最新相場情報]ホンダ「モンキー125」(2018) 試乗レビュー](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2018/06/003-20-768x253.jpg)
![HONDA MONKEY125|[自分だけのバイク選び&最新相場情報]ホンダ「モンキー125」(2018) 試乗レビュー](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2018/06/002-22-768x744.jpg)
































