
9月のスズキ関連ニュースは、長年愛された名車の魅力再評価から海外市場向けの最新モデル発表、そしてファン待望の大型イベントやコラボマシンの市販化決定まで、バラエティに富んだトピックが揃った。生産終了後も評価が高まるミドルVツインや中国・中南米で展開される最新コミューター、さらに11月開催のミーティング情報や『ストリートファイター6』コラボモデルまでライダーの注目を集めたニューストピックス5つを紹介する。
●文:ヤングマシン編集部
SV650/Xが絶版後も評価され続ける理由
スズキのミドルクラスを長年支え、2025年1月発売モデルをもって新規受注を終了した「SV650/X」だが、生産終了後もその価値は色褪せていない。1999年の初代から熟成を重ねた645cc水冷90度Vツインエンジンは、最高出力72馬力を発揮しつつ官能的な鼓動感を奏でる。
Vツイン構造によるスリムな車体と785mmの低シート高は抜群の足つき性を提供し、極低速でのエンストを防ぐ「ローRPMアシスト」も備える。さらにフランスのS2 CONCEPT製キット「短刀」を装着すれば往年のGSX1100Sカタナ風スタイルへ変身可能であり、扱いやすさと深い趣味性を兼ね備えたファンバイクとして輝き続けている。
四半世紀愛されたファンバイク! 今もライダーの心を揺さぶる「SV650/X」 スズキのミドルスポーツ「SV650 ABS」および「SV650X ABS」は、かつて発表会で『Vツインファンバイク』と謳わ[…]
350ccビグスク「TVL350」が中国で登場
スズキの中国パートナーである豪爵(ハオジュエ)が、最新ビッグスクーター「TVL350」を発表し現地で注目を集めている。339cc水冷4バルブ単気筒エンジンは最高出力29.9馬力を発生し、低中速から力強い加速を実現する。足回りには前15・後14インチの大径ホイールを採用し、優れた直進安定性を誇る。
先進機能としてスマホアプリ「我的豪爵」と連携するデジタルキーシェア機能を標準装備し、鍵の貸し借りをアプリ上で完結できる。スタイルは軽快なグラブバー仕様「扶手版」と、クラッシュバーやリアキャリアを備えたヘビーデューティな「箱杠版」の2種類を展開。日本導入の発表はないものの高い実用性を備える。
30馬力オーバーの強心臓が切り拓く高速クルージング ハオジュエ(豪爵)の最新鋭ビッグスクーター「TVL350」最大のウリとなるのが、完全新設計の339cc水冷4ストローク4バルブ単気筒エンジンだ。最高[…]
Vストロームミーティング2026開催決定
スズキは、ファンイベント「V-STROM Meeting 2026」を2026年11月8日に聖地・スズキ浜松工場で開催すると発表した。入場無料で雨天決行となる本イベントでは、混雑緩和策として公式ECサイト「S-MALL」でのオリジナルグッズ事前オンライン販売を初導入。
予約受付は9月9日から23日まで実施され、購入商品は10月下旬より順次発送されるため、当日は限定Tシャツやショルダーバッグを身につけて来場できる仕組みだ。前年の2025年大会では悪天候にもかかわらず900名超のオーナーが集結しており、開発陣トークショーや工場見学などで盛り上がった熱いドラマが再び期待されている。
クラシック通勤車「GN 160」が登場
スズキの伝統的シリーズ「GN」のDNAを継承する新世代ストリートコミューター「GN 160」が、コロンビアやフィリピンなどの海外市場で展開されている。往年のクラシカルなスタイリングを踏襲しつつ、丸型ヘッドライトやタコメーター、USBポートを標準装備して現代的な実用性を確保した。
パワーユニットには162cc空冷4ストローク単気筒エンジン(14.1馬力)を搭載し、5速マニュアルとセルスターターを組み合わせる。車重128kgの軽量ボディにフロントABS付きディスクブレーキと前後18インチタイヤを装備し、悪路や雨天時でも高い安定性を発揮する。価格は約53万円で、タフなデイリーバイクとして注目を集める。
タイムレスなクラシックスタイルと現代的実用性の融合 「クラシックのエッセンスは決して時代遅れにならない」というデザインコンセプトのもと、コロンビア/フィリピン市場で展開されるスズキの「GN 160」。[…]
スト6コラボ「隼 ジュリ仕様」が市販決定
スズキは、カプコンの人気対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6』とコラボレーションした限定バイク「Hayabusa Tuned by JURI」を日本および海外で数量限定販売することを決定した。2026年3月の展示時に市販化を望む声が殺到したことを受けた決断である。
同作の登場キャラクター「ジュリ」の2Pカラーをモチーフに採用し、白・黒・黄を基調としたグラフィックをHayabusaの重厚な車体に施している。9月17日には特設サイトが公開されたほか、同日から開催された「東京ゲームショウ2026」にて実車展示とまたがり体験が実施された。詳細な発売時期や販売方法は今後順次発表される予定だ。
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