カワサキは欧州で、空冷ツインエンジン搭載のクラシックモデル「W800」の2025年モデルを発表した。黒ベースにゴールドを組み合わせたニューカラーが設定されている。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
インドネシア仕様に続くニューカラー
カワサキは欧州でW800のニューカラー、2025年モデルを発表した。現行モデルの国内仕様ではツートーンカラーが2パターンあるが、いずれとも異なるもので色名はメタリックミッドナイトゴールド×メタリックディアブロブラックとされている。
燃料タンクは黒をベースにうっすらとブラウンのツートーンを乗せ、ゴールドのラインを差し色に。メッキが施されたスチールフェンダーやワイヤースポークホイール、黒のタックロールシートなどはこれまでと同様か。ちなみにこの新色、インドネシアでもすでに発表されている。
W800は、カムシャフトの駆動にベベルギヤを用いた、美しい外観の空冷バーチカルツインエンジンを搭載(バーチカルは垂直に立ったシリンダーを指す)するW800は、360度クランクによる鼓動感や等間隔爆発ならではの整ったエキゾーストサウンドなど、50年以上にわたってカワサキが育んできた「W」ならではの雰囲気を現代に継承する1台。大径丸型LEDヘッドライトやアシスト&スリッパークラッチ、前後ディスクブレーキなど現代的な装備が自慢で、国内仕様ではETC2.0車載器キットも標準採用している。
インドネシアと欧州で登場したニューカラーは、おそらく近いうちに国内にも導入されるはず。続報が入り次第お届けしたい。
KAWASAKI W800[2025 EU model]
主要諸元■全長2190 全幅790 全高1075 軸距1465 シート高790(各mm) 車重226kg(装備)■空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ 773cc 48ps/6000rpm 6.4kg-m/4800rpm 変速機5段 燃料タンク容量15L■タイヤサイズF=100/90-19 R=130/80-18 ※諸元は欧州仕様
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