カワサキは北米で2023年モデルを相次いで発表している。ここでは、日本では2021年モデルをもって生産終了とされているニンジャH2およびニンジャH2Rを紹介しよう。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
スーパーチャージドの最高峰、その火は消えず!
どっこい生きてた北米で! 国内では2021年モデルの予約受注をもって販売終了が宣言されたニンジャH2/H2カーボン、およびクローズドコース専用で310psというモンスターマシン・ニンジャH2だが、かの地ではH2Rとともに公道モデルのニンジャH2シリーズも生き残ったことが判明した。2023年モデルが発表されたのだ。
カラーリングとスペックは変わっていないようで、価格はそれぞれ1000ドル上昇。ニンジャH2は3万1500ドル、ニンジャH2カーボンは3万5000ドル、ニンジャH2Rは5万6500ドルになった。
北米仕様のスペックでは最高出力を公表していないが、同仕様と思われる国内モデルでは、最終モデルのニンジャH2/カーボンが231ps、ニンジャH2Rは310ps(ラムエア加圧時326ps)という途方もないパワーを誇る。
北米では10月4日より受注を開始(欧州でもH2Rのみ受注開始)するが、たとえ個人輸入したとしても日本では登録できないのが残念だ。こんな怪物マシンは、もう二度と登場しないのだろうか……。
KAWASAKI NINJA H2 / CARBON[2023 US model]
主要諸元■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 998cc 最高出力未発表 変速機6段 燃料タンク容量4.5ガロン(約20.5L)■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=200/55ZR17 ●北米価格:3万1500ドル~(約456万円~/10月5日現在) ※諸元は北米仕様/
KAWASAKI NINJA H2R[2023 US model]
主要諸元■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 998cc 最高出力未発表 変速機6段 燃料タンク容量4.5ガロン(約20.5L)■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=19/65ZR17 ●北米価格:5万7500ドル~(約831万円~/10月5日現在) ※諸元は北米仕様
※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
1441cc、自然吸気のモンスターは北米で健在! メガスポーツと呼ばれるカテゴリーでは、2021年の4月にスズキ「ハヤブサ」が新型になって復活し、大きな話題となったのが記憶に新しいところだが、最大のラ[…]
新排出ガス規制未対応の日本仕様「Z H2/SE」も同様のカラーが登場する? カワサキはインドネシアに続き北米でも2023年モデルのラインナップを更新。モデルチェンジを含むものは秋以降に持ち越しとなりそ[…]
まさかの“LTD系”をリスペクトしたニューカラー 北米でもZ900RS/カフェの新色が発表された。すでにインドネシア仕様で発表されたカラーリングと同じもののようだが、ローシートが装着されていたインドネ[…]
399cc並列2気筒エンジンを搭載するスポーツバイク カワサキは北米で、「Ninja 400(ニンジャ400)」と「Z400」のニューカラーを発表した。先行発表された欧州仕様の2023年モデルは新たに[…]
パワフルな292cc単気筒を搭載する、オフロードモデルKLX300Rの兄弟車「KLX300」 日本では2016年5月15日にファイナルエディションが発売されたデュアルパーパスモデル「KLX250」だが[…]
最新の記事
- 【SCOOP!】ついに「GB500」登場へ?! ホンダが海外で商標を出願!
- 【動画】白バイ直伝! 究極の安全ライテク[令和ver.] #8:8の字走行を極めよう!
- アプリリア新型モデル「RS 457」が85万8000円で発売!! 扱いやすい2気筒エンジンのライトウェイトスポーツ
- Z1やゼファーも乗れちゃう!! 「ヨシムラミーティング2024」那須モータースポーツランドで開催
- カワサキが「W230」「メグロS1」を11/20発売!! 空冷232cc単気筒エンジン搭載、シート高740mmで足着き安心
- 1
- 2