
今や水冷エンジン車の必需品とも言えるラジエターガード。エッチングファクトリー製「ステンレスラジエターコアガード」の性能と信頼性は高く、モトGPマシン/ワールドスーパーバイク/8耐マシンにも採用されるほどだ。その新製品として、重厚感とスポーティーさを兼ね備える人気クルーザー・レブル1100用がラインナップされた。
●文/写真:ヤングマシン編集部(箱崎太輔) ●外部リンク:エッチングファクトリー
冷却効率と保護性能を両立しルックスもアップ
重厚感とスポーティーさを備えたクルーザーとして人気のホンダ レブル1100。そのラジエターコアガードをエッチングファクトリーがリリースした。
【エッチングファクトリー ラジエターコアガード タイプA】●適合車種:レブル1100/DCT ●色:シルバー ブラック(SB) ●価格:シルバー1万6500円 ブラック2万350円
デザインは車両の存在感とスタイルを損なわないものとされ、素材は強度が高くサビにも強いステンレス。独自のハニカムメッシュパターンは、センター部のメッシュを細かくして保護性能を高めつつ、左右はメッシュを大きくして高い通風性を確保。効率の良い冷却性を達成している。
このハニカムメッシュは、特殊な溶剤でステンレスプレートを溶解し製品を成型するエッチング加工技術だからこそ実現できるパターン。外圧がかかるプレス加工技術などとは異なり、歪みなく美しく仕上がるのだ。
同社が長年にわたって参戦してきた鈴鹿8時間耐久ロードレースなど、過酷なレース現場で得たノウハウも活かされており、常に過酷な状況下にあるラジエターを破損から効果的に保護してくれる。現在、レブルファミリーではこのレブル1100用とレブル250用がラインナップされているが、レブル500用も近日発売予定となっている。
センター部のメッシュは細かく、左右のサイド部はメッシュを大きくすることで、保護性能と高い冷却効果を両立。
ラジエターのサイド部分まで回り込むようにカバー。しっかりと保護性能を確保しつつ、デザイン的にもアピールする。
本体はシルバーとブラックを用意し、エンブレムも黒/赤/青/黄/緑の5種類を設定。マシンカラーに合わせて選択可能。
【ラジエターコアガードタイプB:デザイン違いも同価格で設定】上のタイプA以外に、メッシュ部分を広げたデザインのタイプBもラインナップされている。使用環境や走行条件に合わせて選択したい。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
レブル1100/DCT 概要 DCT仕様が'21年3月、MT仕様が5月に発売開始となり、登場と同時に人気沸騰。アドベンチャーのCRF1100Lアフリカツインに使われている水冷並列2気筒エンジンに低中回[…]
あなたにおすすめの関連記事
大型バイクのトップセラーに早くもニューカラーを追加 ホンダは北米と欧州でレブル1100(欧州正式名:CMX1100 REBEL)に新色の“パールスタリオンブラウン”を発表、また同時に欧州ではレブル50[…]
'21 ホンダ レブル1100 [◯] クルーザーの世界観をホンダ流に昇華させる レブル500の2倍以上の排気量を持ちながら、車重は33kgしか増えていないレブル1100。幅のあるクランクケースの真横[…]
レブル様、1100になってもちゃんとフレンドリーなままですか? 2021年春に登場して以降、好調な販売が続いているというレブル1100。1000ccオーバーの大排気量でありながら、扱いやすく、価格もリ[…]
本格的クルーザーに乗るのはほぼ初体験という岡崎静夏さん。ホンダレブル1100DCTの新鮮な乗り味に「車とバイクのいいとこ取りね!」と大盛り上がり。DCTの賢さにも驚きながらの試乗だった。 バイクなのに[…]
スタイリング&カラーバリエーション ライディングポジション&取り回し パワーユニット シャーシ/足まわり 主要装備 豊富な純正オプション よりスタイリッシュにするものから機能性を高めるものまで、純正オ[…]
最新の記事
- 25万円のハイブリッド軽二輪ネイキッド! 空冷150ccの人気車「FZ-S Fi」にインド初のシステム搭載
- [高校生のバイク問題]「脱炭素化も実現!?」高校生の通学バイク電動化を実証【鹿児島県日置市】
- 日本仕様は140万円台前半も?! 上陸間近のヤマハ「YZF-R9」台湾仕様が「MT-09 Y-AMT」とほぼ同価格帯
- [バイク駐車場問題]自動二輪車駐車施設の附置義務化を施行した千葉市:背景と現状、そして課題とは
- 先進車体で“F”フォルムを再現!「ホンダCB1000Fコンセプト」詳細解説(2)〈スタイリング編〉
- 1
- 2