
ハスクバーナの「スヴァルトピレン801」に、シックな装いをまとった大人向けの新バリエーション「SE(スタイルエディション)」が登場した。独創的なスクランブラースタイルと軽量パワフルな魅力はそのままに、専用カラーとツーリングの疲労を激減させる快適装備を追加。日常のアシから週末のロングライドまで、ライダーに上質な時間を提供してくれる注目の1台だ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ハスクバーナ
181kgの軽量ボディと799ccツインが生む、軽快なステップワークへの期待
まずはスヴァルトピレン801について振り返っておこう。その魅力はミドルクラスならではの卓越したパッケージングにある。燃料を除いた車輌重量はわずか約181kg。そこに搭載される799ccのパラレルツインエンジン単体でも、52kg(オイル除く)という驚異的な軽さを誇る。最高出力105psを発揮する心臓部を持ちながら、これほど軽く仕上げられている点は驚異的だ。
シート高は838mmとやや高めの数値だが、フロントからリアに向けて絞り込まれたスリムなシート形状により、スペックから受ける印象よりも足つきへの不安は少ない。この軽量コンパクトな車体が、街中での軽快な取り回しや、ワインディングでの意のままに操るスポーツ走行の楽しさを引き出してくれるのだ。
陽光の下で豹変する、魅惑のオリーブグリーンメタリック
そんなスヴァルトピレン801に追加された上級グレード、SE(スタイルエディション)についてまず触れたいのは、なんと言ってもそのカラーリングだ。新しく採用された「オリーブグリーンメタリック」は、一見するとマットで落ち着いた色合いだが、太陽の光を浴びた瞬間に表情を一変させる。光の角度によってメタリックの粒子が浮かび上がり、えも言われぬ深みと輝きを放つのだ。
ハスクバーナならではの、北欧のインダストリアルデザインを感じさせるミニマルな外装とこのカラーの相性は抜群。ツーリング先でふと愛車を振り返ったときや、休日のガレージでコーヒーを飲みながら眺めるとき、確かな所有欲を満たしてくれるに違いない。
クイックシフターとクルコン標準装備で、旅の疲れが激減する予感
加えてベースモデルから大きく進化したのが、実用的な電子制御の標準装備化だ。アップ/ダウン双方向に機能する「イージーシフト(クイックシフター)」が搭載されたことで、発進と停止以外でのクラッチレバー操作から解放される。ストップ&ゴーが続く市街地や、ブラインドコーナーが連続する峠道において、左手の疲労が激減するのは想像にがたくない。
さらに、高速道路を使ったロングツーリングで効果を発揮する「クルーズコントロール」も標準装備。スロットルを握り続ける右手の負担を取り除き、どこまでも遠くへ走り続けたくなるような、快適で上質なクルージングを提供してくれるぞ。
洗練された大人のための1台を手に入れる喜び
専用の極上カラーと、長距離ライドを劇的にラクにする数々の快適装備。そして1万5000kmという長いサービスインターバルと最長4年間のプレミアムメーカー保証により、購入後の安心感も折り紙付きだ。
スヴァルトピレン801 SEは、ただの移動手段ではなく、ライダーのライフスタイルを一段上に引き上げてくれるパートナーとなる一台といえよう。価格は145万9000円。発売予定は2026年5月だ。
Husqvarna Motorcycles Svartpilen 801 SE COLOR
Husqvarna Motorcycles Svartpilen 801 SE SPECS
| エンジン形式 | 水冷DOHC 4バルブ並列2気筒 |
| 総排気量 | 799cc |
| 最高出力 | 77kW(105PS)/ 9250rpm |
| 最大トルク | 87Nm / 8000rpm |
| 変速機 | 6速 |
| ホイールベース | 1475mm ±15mm |
| シート高 | 838mm |
| 燃料タンク容量 | 約13.7ℓ |
| 車輌重量 | 約181kg(燃料除く) |
| 保証期間 | 最長4年間(条件有り) |
| 生産国 | オーストリア |
| メーカー希望小売価格 | 145万9000円(10%消費税込) |
| 発売予定時期 | 2026年5月 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新型バイク(外国車/輸入車))
鳥の翼から紡がれる伝統のS字シルエットと現代機能のスマートな統合 いわずと知れた日本を代表し、世界で愛される名車スーパーカブ。そのプレミアムモデルであり、長兄となるのが125ccエンジンを積んだC12[…]
乗りやすさなんて関係ない!? 保安部品付きレーシングマシン ビモータとカワサキがワールドスーパーバイクに参戦するために「BbKRT(Bimota by Kawasaki Racing Team)」を結[…]
サーキット最速の血統を受け継ぐ猛烈な加速力 街乗り用のスマートな電動バイクかと思いきや、その中身は生粋のスポーツモデルだ。E-VOは、珠海サーキットにおいて二輪ラップタイムの記録を打ち立てた業界のベン[…]
最大のトピックは「ペダルの廃止」。法改正の恩恵で本来の無骨なスタイルへ原点回帰! スクーターといえばいまやプラスチックのカウルで覆われているのが当たり前だが、その真逆をいったのがホンダのズーマー。外装[…]
渋滞の多い街中も、週末のワインディングも。どちらも諦めたくないあなたへ 平日は通勤や街乗りでバイクを使い、週末は郊外のワインディングでスポーツライディングを満喫する。そんな理想のバイクライフを描きつつ[…]
最新の関連記事(ハスクバーナ)
憧れのラリースタイルを、純正マウントにポン付けで実現 「自分のマシンをラリー仕様にカスタムしてみたいが、フレームの溶接加工や複雑な配線がネックで手が出せない」。そんなハードルの高さを感じて、諦めていた[…]
ありきたりなデザインへの不満を吹き飛ばす、独創のカフェレーサー 「最新のネイキッドバイクはどれも似たような顔つきで、ガレージに置いたときのワクワク感が足りない」。そんな大人の不満を、一瞬でかき消してく[…]
398.6ccへと排気量アップして第二世代へ進化したスヴァルトピレン401 2018年にハスクバーナの本格ロードモデルとして登場したスヴァルトピレン401。 登場時から注目を集めたのは北欧を起源とする[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
人気記事ランキング(全体)
三輪ソーラーEV「スリールオータ」 スリールオータは、電気だけで動く極めて実用的な小型三輪モビリティだ。ドアがない仕様は「側車付き軽二輪車登録」、ハードドアを装備した仕様は「ミニカー登録」と、ユーザー[…]
ニューヨークステーキに挑む異端児タルタルステーキ 世の中のあれこれ以外に、バイクの世界にもたくさんの「タラ・レバ」があります。「あの時、〇〇だったら、〇〇であれば」がそれ。もしも発売されてい「タラ」世[…]
ガソリン代ゼロ!50cc原付やキックボードを凌駕する圧倒的な経済性 この高い経済性は、毎日の通勤や通学における移動コストを最小限に抑え、家計を大きく助けてくれる。車体重量の面でも、重いエンジン部品を多[…]
乗り手の心を捉えて離さないスーパーXR じつはこのマシン、オーナーは某大手メーカーで辣腕を振るうトップエンジニア。当然、諸般の事情によりその素性は明かせないが、日常的に世界最先端の工学と向き合う人物が[…]
鳥の翼から紡がれる伝統のS字シルエットと現代機能のスマートな統合 いわずと知れた日本を代表し、世界で愛される名車スーパーカブ。そのプレミアムモデルであり、長兄となるのが125ccエンジンを積んだC12[…]
最新の投稿記事(全体)
車載スタイルに合わせて選べる6種類のマウント デイトナから、磁力サポートによる瞬間脱着と最新の「Qi2認証」急速ワイヤレス充電を両立した「GR XPLORE スマートフォンマウント ワイヤレス充電対応[…]
ストリートカルチャーと融合。限定コラボが生み出す極上シルエット:ニューエラ×クシタニ リミテッドエディション メジャーリーグベースボール唯一の公式キャップブランドであり、ストリートファッションやカルチ[…]
ニューヨークステーキに挑む異端児タルタルステーキ 世の中のあれこれ以外に、バイクの世界にもたくさんの「タラ・レバ」があります。「あの時、〇〇だったら、〇〇であれば」がそれ。もしも発売されてい「タラ」世[…]
乗り手の心を捉えて離さないスーパーXR じつはこのマシン、オーナーは某大手メーカーで辣腕を振るうトップエンジニア。当然、諸般の事情によりその素性は明かせないが、日常的に世界最先端の工学と向き合う人物が[…]
メカニック未経験からプロに育て上げる 高度な整備技術と心構えを磨き、「ヒトづくり」を行う“ 道場” が愛知県に存在する。 整備技術を体系的かつ専門的に学べる、レッドバロン社内向けの機関が「テクニカルセ[…]
- 1
- 2





































