
ホンダはインドネシアでCBR250RRのニューカラー、ブレイブリーレッドブラックを発表。クイックシフターを装備するSPと装備しないスタンダードの両方にラインナップされる。前年度モデルの同名カラーから赤と黒を反転させたような配色となっており、日本でも発売が予想される。
並列2気筒スーパースポーツの最強モデル
41psを発揮する並列2気筒エンジンに、スロットルバイワイヤシステムをともなうライディングモードを実装し、現行の2気筒スーパースポーツ界で最強のモデルとして君臨するCBR250RRに2022年モデル(インドネシア仕様)が登場する。
インドネシアで発表された2022年モデルは、2021年モデルにもラインナップされていたブレイブリーレッドブラック(日本名:グランプリレッド)のグラフィック変更版で、従来の赤部分と黒部分を反転させたような配色が特徴だ。
ちなみにインドネシアでは、「STD」「SP」「SP QS」の3グレードがラインナップされている。STDはABSなし、SPは昨年までSTD ABSと呼ばれていたグレードでABS付き、SP QSはABSとクイックシフター(日本ではオプション設定)を標準装備する最上級グレードだ。
さらに、2020年8月に発表されたスペシャルエディションも引き続きラインナップ。左右非対称でそれぞれの面にガルーダと侍を描いており、グレード名は2022年モデルで「CBR250RR SP QS Garuda X Samurai」と改められた(2021年モデルではQSの表記なし)。
価格は6170万ルピア(日本円換算約47万円)~7780万ルピア(約59万円)。このニューカラーが日本で登場するかどうかについては未発表だが、日本仕様の2021年モデルではブレイブリーレッドブラック→グランプリレッドでホイールがゴールドになったり一部のグラフィックが変更されたりして発売された。そうしたこれまでの流れからすると、日本仕様にも同系統のカラーを採用した2022年モデルが登場する可能性は高いと言えそうだ。

参考:インドネシア仕様には6つのカラーリングがラインナップされている。それぞれの車両の下にあるSTD TYPE/SP TYPE/SP QS TYPEなどの文字は、そのカラーリングがどのグレードに用意されているかを示したもの。ストライプの入り方やホイール色など、日本仕様と同じようで細かい部分はけっこう違う。 [写真タップで拡大]
HONDA CBR250RR[2022 Indonesia model]主要諸元■全長2060 全幅724 全高1098 軸距1389 シート高790(各mm) 車重168kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 249.7cc 41ps/13000rpm 2.5kg-m/11000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14.5L■タイヤサイズF=110/70-17 R=140/70-17 ※諸元はインドネシア仕様
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