神鳥ガルーダと侍をあしらった特別仕様

左右非対称デザインの「CBR250RR SP」がインドネシアに登場! シフター装備で日本へ輸入も

2020年7月23日に正式発表され、9月18日に発売されるホンダ「CBR250RR」は、日本のみならずインドネシアなどでも大人気のスーパースポーツモデル。日本にはないスペシャルエディションのCBR250RRがインドネシア仕様に登場することになり、これをオートサロンオギヤマが輸入販売するという。

インドネシアの国章にも使われるGARUDAと日本をイメージしたSAMURAIのコラボレーション

バイクのカラーリングは、同じモデルであっても仕向け地によって異なっていることも多い。販売される現地の色彩感覚や伝統文化などから好まれる色味が異なったり、グラフィックにお国柄が反映されていることも。

ただ、そんな中にも「これ、日本でも発売したらいいのに……」というカラーリングモデルが存在したりする。本記事で紹介する「GARUDA × SAMURAI SPECIAL EDITION(ガルーダ×サムライ スペシャルエディション)」と名付けられたCBR250RR SPも、そうしたカラーリングモデルの1台だろう。

左右非対称デザインのグラフィックは、車体の左側面に神鳥ガルーダ、そして右側面には侍があしらわれている。日本×インドネシアのコラボレーションになるわけだが、想像以上にマッチングはよく、これは日本人の感覚から見てもグッとくるのではないだろうか。

車体の左側面にあしらわれた神鳥ガルーダ(GARUDA)。日本でこのグラフィックが走っていても違和感はなさそう。

車体の右側面には侍をあしらう。切れ味鋭いハンドリングや日本製品の高性能をイメージ?

さて、カンのいい読者は“SP”の文字にも引っ掛かったに違いない。これはインドネシア仕様にラインナップされるグレードで、日本仕様ではオプションとなっているクイックシフター(上下双方向対応)を標準装備しているのが特徴だ。インドネシア仕様にはSTD(ABSなし)、STD(ABSあり)、SP QS TYPE(クイックシフター装備のSP)の3種がラインナップされている。ABSなし仕様については、日本ではすでに装着が義務づけられているが、SPのラインナップは正直ウラヤマシイ!

この「CBR250RR SP GARUDA X SAMURAI」はオートサロンオギヤマが輸入販売する予定で、クイックシフター標準装備以外のエンジン出力や車重といった主要スペックは、日本国内仕様の新型CBR250RR(2020年9月18日発売)に準じている。気になる価格は84万7000円(税込)、入荷時期は9月下旬となっており、現在予約受付中だ。

参考:インドネシア仕様には6つのカラーリングがラインナップされている。それぞれの車両の下にあるSTD-ABS-SP QS TYPEなどの文字は、そのカラーリングがどのグレードに用意されているかを示したもの。ストライプの入り方やホイール色など、日本仕様と同じようで細かい部分はけっこう違う。


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