最速250SSはどっちだ?!

ニンジャZX-25R実測対決・ライバル3番勝負#2【vs 2気筒CBR250RR】

  • 2020/11/11
ニンジャZX-25R実測対決・ライバル3番勝負【vs 2気筒CBR250RR】

最新鋭250cc直4スポーツ・カワサキ ニンジャZX-25Rの実力を検証するため、ライバル車を集めてサーキットタイム計測/0-1000m加速/ダイノマシンでのパワー測定/公道走行と、ヤングマシンメインテスター・丸山浩を調査隊長に様々な方向からの直接対決を実施した。その1番勝負はvs ホンダCBR250RR! 4気筒か2気筒か、パワーか軽さか。250スーパースポーツ最強の座を懸けた2台の戦いの行方やいかに?

サーキットタイム測定:なんとCBR250RRがZX-25Rに一矢報いた!

ニンジャZX-25R vsライバル3番勝負として用意したCBR250RRは、ZX迎撃のために3psアップの41psで’20年9月にモデルチェンジされたばかりの新型。オプションのクイックシフターも装着してある。それでは筑波サーキット・コース1000でのタイム比較から見てみよう。はたしてその結果は…。

ニンジャZX-25R実測対決・ライバル3番勝負【vs 2気筒CBR250RR】

上記のタイムは誤植ではない。なんと4気筒ZX-25Rより2気筒CBR250RRの方が速いという結果になってしまった。

実はテスト直前にゲリラ豪雨が来襲。路面は瞬く間にウェットになってしまったのが大きな要因のひとつだ。だが丸山隊長は、前もってこれに近い結果を予想していた。というのも、ショートコースの筑波1000ではトルクと車重の軽さで勝るCBRがいい勝負をするだろうと感じていたからだ。

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丸山「ZX-25Rがタイトコーナーで使うのは2速1万rpm。このあたりだと4気筒パワーのメリットがまだ受けられない。本領発揮は1万4000rpmから。せめて1万2000rpmを使えたら…。それにパワーバンドが2気筒より狭いのでシフトチェンジの必要回数も多いし、どのギヤを使うか選ぶのに数周の慣れを必要とした。ただ、ZXが難しいかというとそういうわけではない。2気筒と比べればという話だ。ここは車重が16kgも軽くコースの端から端からまで思い切って振り回せ、パワーバンドも広いCBR250RRに条件が合っていた。ちなみにトップスピードではZXが上。これが鈴鹿やもてぎなどエンジンを回しっ放しで行ける高速サーキットでは、ZXの勝利に疑う余地はないだろう。クイックシフターの完成度についてはどちらも互角。ブレーキはZX。サスについてはフロントは互角、リヤはCBRがややサーキットに適したセッティングという印象だ」

4気筒vs2気筒。コース次第ではなかなか楽しい勝負を繰り広げてくれそう…、ということで最初の戦いは終了だ。

0-1000m加速:CBR250RRが回せない領域からがZX-25Rの本領発揮

続いては舞台をJARI(日本自動車研究所)の多用途試験路に変え、0-1000mの全開加速テスト。今度は路面もドライ。4気筒の性能をフルに発揮する番だ。

丸山「ここでは回転を上げたところでクラッチをつないでスタートするため、4気筒に不利はない。どのくらいCBR250RRを引き離せるかがポイントかな」

それでは、いざスタート! その結果は…。

ニンジャZX-25R実測対決・ライバル3番勝負【vs 2気筒CBR250RR】

当然のごとくZX-25Rの勝利! パワーで勝るエンジンパフォーマンスが、そのまま結果に直結した。追いかける形となったCBR250RRからZXがどう見えていたかというと…。

神永「スタートして3速ぐらいまでは、CBR250RRもいい感じで並んでいけるんですよ。でも、そこからは離されてしまいましたね」

丸山「ZX-25Rはクイックシフターも結果につながっているね。クラッチを握ってシフトチェンジするとどうしても回転がちょっと落ちてしまうんだけど、それをクイックシフターが防いでくれる。CBR-250RRにもクイックシフターはあるけど、少しでも回転をキープしたい4気筒の方が、恩恵としては大きかった」

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[右] レッドゾーンが始まる1万7000rpmを超えて伸び続けるZX-25R。1000mの通過時には実測で169.1km/h、メーター読みで170km/h台を指しており、まだ伸びそうだった。

パワー測定:回してナンボのZX-25R。限界までは上を行くCBR250RR

さて、後輪実測馬力は次のとおり。ZX-25R/CBR250RRともに、後輪馬力としてはカタログのエンジン馬力に対し妥当な範囲の数値をマークした。

ニンジャZX-25R実測対決・ライバル3番勝負【vs 2気筒CBR250RR】

ニンジャZX-25R実測対決・ライバル3番勝負【vs 2気筒CBR250RR】

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まず1万3000rpmあたりまでは、CBR250RRの方が全域で馬力もトルクもZXを上回る数値を叩き出していた。ZXは1万rpmあたりに谷があり、サーキットではタイトコーナーでここを使わざるを得ず、これがサーキットテストでCBRが勝った理由のひとつでもあった。

しかし、CBRが頭打ちとなった1万3000rpmから上がZX-25Rの本当の領域。文字通りZXの独り旅状態で、1万4000rpm以上回してスタートした0-1000mでは、どう頑張ってもCBRがZXに勝てる余地はなかったのだ。ゴール地点ではしっかり引き離し、まさに4気筒の高回転パワー万歳となった。

ニンジャZX-25R vsライバル実測3番勝負、CBR250RRとのバトルに続き、次ページでは同門ライバル・ニンジャ250と対決する。

●文:宮田健一 ●写真:真弓悟史 ●取材協力:ナイトロンジャパン デジスパイス ブルーライトニングレーシング
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