カワサキは北米で2022年モデルを一挙に発表。すでに記事をお届けしたZ900RS/カフェやニンジャZX-14Rに続いてご紹介するのは、日本ではカワサキ唯一の原付二種125cc公道スポーツバイクとして販売されているZ125PROをはじめとしたZシリーズだ。ホワイトやグレーをあしらったZ400/Z650/Z900も必見!
倒立フォークも装備する“cheeky(生意気)”なストリートファイター「Z125 PRO」
日本でも昨年10月に2021年モデルが発売されたカワサキ「Z125プロ」に、北米2022年モデルが登場した。軽快なハンドリングを実現する前後12インチホイールには倒立フロントフォークやレイダウンリヤサスペンションが組み合わされ、前後ブレーキにはペタルディスクを奢る。空冷4ストローク単気筒エンジンには4速ミッション、2ガロン(約7.5L)の燃料タンク容量といったあたりも日本仕様に準じているようだ。
【KAWASAKI Z125 PRO[U.S. 2022 model]】主要諸元■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 125cc 最高出力未発表 変速機4段 燃料タンク容量2ガロン(約7.5L)■タイヤサイズF=100/90-12 R=120/70-12 ●北米価格:3299ドル(約36万2000円) ※諸元は北米仕様
「Z400 ABS」399cc並列2気筒エンジンにアシストスリッパークラッチも!
ニンジャ400の兄弟車であり、400ccクラスの軽量ネイキッドとして日本でも人気のZ400ABSには、白を基調としたニューカラーが登場。アグレッシブなストリートファイタースタイルに軽量シャーシ、アップライトなライディングポジション、低めのシート高が特徴で、日本仕様で48psを発揮する並列2気筒エンジンにはアシストスリッパークラッチも内蔵する。
【KAWASAKI Z400 ABS[U.S. 2022 model]】主要諸元■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 399cc 最高出力未発表 変速機6段 燃料タンク容量3.7ガロン(約14L)■タイヤサイズF=110/70-17 R=150/60-17 ●北米価格:4999ドル(約54万9000円) ※諸元は北米仕様
弾けるエンジンに扱いやすい車体の、毎日乗れるスーパーネイキッド「Z650/ABS」
649ccの並列2気筒エンジンを搭載するZ650にはブラック系、同ABSには新たに白×グレーの新鮮なニューカラーが登場した。軽量トレリスフレームはLEDヘッドライト、TFTカラーディスプレイ、スマートフォン接続機能といったスペックに変更はない。タイヤはダンロップのスポーツマックスロード2だ。
【KAWASAKI Z650/ABS[U.S. 2022 model]】主要諸元■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 649cc 最高出力未発表 変速機6段 燃料タンク容量3.7ガロン(約15L)■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●北米価格:ABSなし=7349ドル(約80万7000円)、ABSあり=7849ドル(約86万1500円) ※諸元は北米仕様
Z900RSのベースモデルは“凄み”デザインのストリートファイター!「Z900 ABS」
Z900 ABSは電子制御なども満載のネイキッドスポーツバイク。948ccの並列4気筒エンジンを搭載し、軽量トレリスフレームや倒立フォーク、ホリゾンタルバックリンク式リヤサスペンションといった装備を誇る。SugomiデザインのZスタイルだけでなく、統合ライディングモード、カワサキトラクションコントロール(KTRC)、パワーモードも完備。そのほかライディオロジーアプリとの連動やTFTカラーディスプレイ、LEDヘッドライト、ダンロップ製スポーツマックスロードスポーツ2も装備する。
【KAWASAKI Z900 ABS[U.S. 2022 model]】主要諸元■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 最高出力未発表 変速機6段 燃料タンク容量4.5ガロン(約17L)■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●北米価格:9099ドル(約99万3000円) ※諸元は北米仕様
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