●文/写真:モトメカニック編集部 ●取材協力:アストロプロダクツ ストレート
駐車場や軒下作業を卒業してガレージユーザーになったら、バイクはもちろんだが工具や道具を据え置き状態にできるようになる。するとガレージ内に「あれを置きたい」「これも欲しい」と夢や妄想が限りなく膨らんでしまう。その結果モノが溢れ返ってやっぱり作業スペースは屋外だった…という悲しい事態を招かないためには、無節操に詰め込みすぎないことが重要だ。ここではガレージ作業を充実させるにあたって必要なアイテムを、全国に多数店舗展開&インターネット通販でも購入しやすいアストロプロダクツとストレートの2ブランドから厳選して紹介しよう。
アストロプロダクツ編:全国180店舗超のネットワークで欲しいものを目で見て手に取って
エアコンプレッサー:住宅地でも安心な静音タイプ
エアータンクを縦型にした省スペース型の100Vコンプレッサーは、2種類のタンク容量が用意されている。圧縮機はメンテナンス不要で空気にオイルが混ざる心配のないオイルレスタイプで、1馬力仕様のモーターはきわめて静粛。夜間の再起動音が気になる住宅地のガレージでも安心して使える。
折りたたみイス:使う時だけ出してスペースを有効活用
ガレージでは基本的に立ち仕事が多く、大きな椅子があるとスペースが無駄になる。折り畳めば厚さ50mmになるポリプロピレン製スツールを必要に応じて使えば、それだけ場所を有効活用できる。開くと座面高さは395mmで、150kgの耐荷重があるので踏み台にもなる。
ブランケット:車体カバーになり、寝転ぶ時も使える
屋外でもガレージ内でも、オイル交換や足まわりをいじる際に地面に座ったり寝転んで行うことがある。都合よく段ボールや使い古しの毛布があればいいが、中綿入りのこの1枚があれば、地面に敷いてもバイクに掛けてもどんな作業でも重宝する。約1850×1150mmの大判。
作業着(カバーオール):ガレージ作業の正装
オイルやグリスで汚れても気にならないワークウェアの定番といえば作業ツナギに勝るものはない。ヒッコリー柄にはブルーとブラックがあり、サイズはM/L/2L/3L。塗装面を擦っても傷が付きにくいカバードジッパーも実作業向け。3Lサイズで対応身長183~188cm/胸囲126cm/ウエスト100~ 112cm。素材はポリエステル70%/綿30%の混紡。
ゴミ箱:コンビニ袋だと使いにくいから…
汚れたウエスやパーツが入ったビニールはとりあえずコンビニ袋にまとめていたのが、有料化で一変したガレージのゴミ事情。家庭用の大きなゴミ袋を置いておくのはカッコ悪いので、蓋付きでお洒落なOD色のゴミ箱にまとめるのがおすすめ。
ストレート編:縦型タンクコンプレッサーは人気定番。自社開発商品が多いのも特徴
エアーコンプレッサー:こちらもおすすめ。サンデーメカニックには100Vが最適
かつての100Vコンプレッサーは騒々しくて常に回っている印象だった。だが吐出容量の大きい2シリンダーの圧縮機と静音モーターを組み合わせたイマドキのコンプレッサーは、サンデーメカニックはもちろんプロユースにも耐えうるクオリティがある。赤の縦型はタンク容量が大きく省スペースで、青の横型は軽量でリーズナブル。どちらも68dBA の騒音レベルで静粛性抜群だ。
金属製トレー:パーツ洗浄やオイル交換にも便利
100円均一ショップのプラスチック製バットとはひと味違う容量10Lのダイナミックなパーツトレーはスチール製。レストアやオーバーホールで部品を入れた段ボール箱が潰れると悲惨だが、そんな心配も不要だ。サイズは490×370×92mm。深さがあるのでオイルドレンパンとしても重宝する。
小型ツールボックス:用途別の部品/工具保管に便利
ハンダゴテやなどの電気工作セットやエアーリューターやヤスリなどの削りモノなど、用途別の工具や部品を整頓しておくのに便利。上蓋を閉じるラッチは強度の高い金属製で、おかもちトレーを内蔵。ハンドルを寝かすと上面がフラットになり重ね収納ができる。サイズは400×180×190mm。
シリコントレー:柔軟性抜群で汚れにも強い
A3サイズより僅かに大きな535×295×35mm と、B5 サイズに近い275×145×25mm の大小セットのシリコントレーは、工具やパーツを置いても転がりにくく、トレー自体も滑りにくい。キャブ着脱時にクランクケース上に曲げてねじ込めるのが便利。
パーツケース:小さな部品のサイズ別収納に最適
数をまとめて買えばお得なものの、整理整頓が面倒なボルトやナットやワッシャー。その分別収納に最適で、300×445×135mm の本体に収まる小サイズ40個と幅広サイズ1個の引き出しが圧巻。小さい方の引き出しも奥行きが115mmあり、長いボルトも収納できる。
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