●文/写真:モトメカニック編集部 ●取材協力:アストロプロダクツ
ワイヤーブラシ:電動工具にセットして錆取りから磨きまで。レストアの必需アイテム
古いバイクの修理やレストアで欠かせない道具のひとつがワイヤーブラシだ。サビ取りはもちろん、携帯バーナーや剥離剤で浮かせた塗装を剥がす際にも重宝する。ホームセンターでは歯ブラシタイプを見かけることが多いが、それよりもっと効率アップを図りたいなら、電動工具が使えるブラシがおすすめだ。
アストロプロダクツのワイヤーブラシにはスチールと真鍮素材があり、すべて1/4インチの六角軸仕様で電動ドリルやドリルドライバーに取り付けられる。ブラシ形状は3種類あるので作業内容に応じて使い分けよう。消耗してもすぐにアストロで購入できるから安心だ。
狭い範囲を狙いやすいペン型と広範囲を一気に研磨できるカップ型、スタンドやフレームなどの円筒形部品で使いやすいホイール型は3個セットで準備しておきたい。真鍮は柔軟性があるので傷つけたくない部品の磨きに適しており、スチールが強い研削力が特長だ。
ラチェットコンビネーションレンチ:V字ギアでスリムヘッドを実現。72歯は狭い場所でも使い勝手良好
V字形状によるクサビ効果で、従来品より強度アップして本締めまで可能になった新型レンチ。強度アップのおかげでヘッドがスリムになり、ラチェットギアは狭い場所でも使いやすい72歯を採用。初めてのギアラチェットとしてだけでなく、同じサイズを買い足す際にもおすすめできる。
フレックスラチェットコンビネーションレンチ:首振りヘッドで自由度アップ。エンジンから車体まであらゆる場所で活躍
レンチを回す際に邪魔になる障害物があっても、ヘッドの角度を変更して逃げられるフレックスタイプ。90度まで折り曲げればラチェットドライバーのように早回しもできる。ヒンジがある分ヘッド部分のスリムさは固定タイプの方が上なので、状況に応じて使い分けたい。
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