※’20年7月上旬現在、国内で購入できる現行ラインナップかつ公道市販車のカタログ数値(公式HPに記載されているスペック)を比較。
地球すべてを走破する王者GSがブッチギリ
ツーリングで気になるのが燃料タンク容量。多いほど給油回数を減らし、航続距離を稼ぐことができる。10位圏内は、やはりロングランを重視する大型クロスオーバーとクルーザーが独占した。
首位は、現行で唯一の30Lビッグタンクを持つBMW R1250GSアドベンチャー。航続距離は驚きの630kmで、他にも無給油で400km以上を駆け抜ける猛者がゴロゴロ入った。
第1位[30L]BMW R1250GSアドベンチャー:無給油で630km! ルックスもド迫力
冒険モデルの代表格・R1250GSアドベンチャーが容量30Lで圧巻のトップ。WMTCモードの燃費は21.0km/Lで、理論上では満タンで630km走破できる。つまり、東京の日本橋から東北道経由の場合で秋田県鹿角市あたりまで無給油で到達可能な計算だ。ちなみにSTDは容量20L。
車両ブランドアーカイブ:BMW
第2位[26.5L]BMW K1600シリーズ
BMWの最上級グランドツアラーが続いて、同社がワンツーを決めた。燃費はシリーズ共通で17.5km/L。6気筒とマルチシリンダーのため、ツインのGSより燃費はダウンするも、1回の給油で463km走行できる。
車両ブランドアーカイブ:BMW
第3位[25L]ヤマハ FJR1300AS/A
ロングセラーの直4スポーツツアラーが国産1位。理論上の航続距離は415kmだ。ちなみに歴代国産勢では’83ヤマハXT600Zテネレが30Lタンクを採用していた。
車両別アーカイブ:ヤマハ FJR1300AS/A
第3位[25L]BMW R1250RT
ボクサーツイン搭載のスポーツツアラー旗艦・R125RTが同率3位にランクイン。同系ユニットのGSと同じ燃費で、航続距離は525km。タンク容量の大きいK1600を上回る。
車両ブランドアーカイブ:BMW
’20年の燃料タンク容量ベストテン
1.〈30.0L〉BMW R1250GSアドベンチャー
2.〈26.5L〉BMW K1600シリーズ
3.〈25.0L〉ヤマハ FJR1300AS/A
3.〈25.0L〉BMW R1250RT
5.〈24.0L〉ホンダ CRF1100LアフリカツインADVスポーツ
6.〈23.0L〉ヤマハ XT1200ZEスーパーテネレ
6.〈23.0L〉KTM 1290スーパーアドベンチャーR/S
6.〈23.0L〉KTM 1090アドベンチャー/R
6.〈23.0L〉BMW F850 GSアドベンチャー
10.〈22.7L〉ハーレーダビッドソン ツーリングシリーズ
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
BMW伝統の水平対向2気筒=ボクサーツインを搭載、'13年に空水冷化されたR1200GSが排気量拡大とともに可変バルブタイミング機構とシフトカムシステムを導入。車名を「R1250」に改め、さらなる高み[…]
スズキが誇るナナハン・スーパースポーツと兄弟車のR600 750ccクラスがナナハンと呼ばれ、同クラスに油冷エンジン搭載のGSX-R750でレーサーレプリカの概念を持ち込んだのがスズキだった。AMAス[…]
仕事柄、いろいろなバイクに乗る機会があり、乗り味という観点から見れば、どんなニューモデルもカスタムも想像の範疇にあるか、あるいはその枠から少し外れているかという程度であることがほとんどだ。良くも悪くも[…]
ハーレーが最高のファクトリーカスタムを施したCVOシリーズの中でも、ホットロッドテイストが色濃く反映しているのがストリートグライド。特にカスタムカルチャーの伝統・フレイムスペイントが落とし込まれた20[…]
最新の記事
- トリックスターの「ZX-4R TURBO」最高速300km/hチャレンジ、シェイクダウン!
- 元セロー乗りがカワサキ「KLX230シェルパ」に乗ってみた! KLX230Sも同時に試乗レビュー
- Amazonブラックフライデー本番! デイトナのメンテナンス/保管用アイテムを要チェック!!【6割引弱もあり】
- Amazonブラックフライデー本番! コスパ最高なコミネの電熱アイテムを要チェックだ!!【4割引超もあり】
- カワサキ「Z900RS」グリーンボール発売!! 茶玉虫、ステルス火の玉、イエローボールに追加設定
- 1
- 2