【モチーフは砂漠の怪鳥】クチバシデザインの元祖であるDR750S。先代の1000もこれをモチーフとしていたが、新型は当時のデザイナーを起用し、さらに雰囲気をDR750Sに近付けてきた。なお、アルミツインスパーフレームをはじめとする基本骨格は先代から変更はない。
XTと無印の違いは?
価格以上の充実装備
アルミキャストホイールを採用し、カラバリが3種類ともモノトーンとなる無印。車重が11kgも軽いのは魅力的だが、XTの装備の充実ぶりは8万8000円の差額以上といっていい。
IMU装備で最新電制化
XTは5→6軸としたIMUによりモーショントラックブレーキシステムとコンビネーションブレーキをアップデートし、より安全に。
[△] 足着きがネックかも。次は電サスに期待!
ライバルであるホンダCRF1100Lアフリカツインよりもシートが40mm高く、足着きで好みが分かれそう。また、サスが柔らかいため、峠道ではリヤのプリロードを上げるとさらに高い旋回力が引き出せるかもしれない。
[こんな人におすすめ] ベテランほどこの素晴らしさが分かるはずだ
新機能追加で高額になる一方のライバルに対し、限られたコストの中で実直に熟成を重ねてきたという印象のVストローム。本当にいいエンジンに成長していた。オススメはもちろん、価格差以上に装備が充実しているXTの方だ。
●まとめ: 大屋雄一 ●写真:真弓悟史 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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