いよいよ国内発売カウントダウン

’20スズキVストローム1050XT試乗レポート後編【どんな場面でもフレンドリー】

  • 2020/4/11
’20スズキVストローム1050XT試乗レポート後編【どんな場面でもフレンドリー】

クチバシ付きになって国内販売されたVストローム1000から6年、Vストロームは1050と車名を変えて2回目のモデルチェンジを行った。中身は熟成路線・ルックスはデザートレーサー、はたしてその走りは? モーターサイクルジャーナリスト・ノア セレンが風光明媚なスペイン南部・マラガへ飛んだ。後編はハンドリングのインプレと装備まわりについて。

●文:ノア セレン ●写真:スズキ ●ウェア協力:アライヘルメット/アルパインスターズ
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

TESTER:ノア セレン】『ミスターバイクBG』誌などで活躍中のジャーナリスト。プライベートでも長らくVストを愛用(酷使!?)しており、その魅力のすべてを知り尽くす。『ヤングマシン』本誌初登場!

ハンドリングの優しさがステージを広げる

前ページより続く)

エンジンの接しやすさや唐突さがないゆえの長距離性能はもちろん好印象なのだが、それは前モデルから基本的に引き継ぐもの。一方で前モデルから「これは変わったな」と強く感じたのはハンドリングだ。 

Vストロームシリーズは一貫してオンロードのツアラーであると謳っており、オフロード性能をアピールしたことはない。そして前モデルはそのロードでの性能を求めてか、ハンドリングもかなりダイレクト感のあるものだったのだ。フロントまわりに剛性感があり、良く効くブレーキを強く握ってズバッと寝かせる、豪快なコーナリングが可能だった。しかし一方で、荒れた路面や砂が浮いた路面においては気を付けなければいけない場面もなくはなかった。新型はこのハンドリングにもフレンドリーさが加わったのだ。 

スズキ Vストローム1050XT

フレンドリーになりオフロードの許容度も増したハンドリングだが、オンロードでの楽しさは少しも損なわれていない。 [写真タップで拡大]

フレームやフォークといったコンポーネントは変わっていないのだが、サスセッティングにおいて初期の口当たりを柔らかくし、またブリヂストンが専用セッティングしたバトラックス・アドベンチャーA41のおかげもあり、1050は剛性感にしなやかさが加わり、今まで以上に楽しめるフィールドが広がったと言える。650にも通じるファジーさは荒れた路面をものともしないし、結果として不整地だってかなり積極的に楽しめてしまった。

エンジンも好印象だったが、ハンドリングもまた「よりVストロームらしく」というコンセプトに沿った進化に感じた。新型1050、誰にでも薦められる良車である。

スズキ Vストローム1050XT

[写真タップで拡大]

Vストローム1050/XTディテールチェック

外観はすべて刷新。前後ライトはLED化

テ ールランプに加え、角型となったヘッドライトにもLED を採用。ウインカーもXTはLEDだが、STDは電球。STDはテールレンズが赤くなるのも特徴だ。

スズキ Vストローム1050/XT

[写真タップで拡大]

多彩な情報を伝えるフルLCDメーター

フルLCDで情報量も増えたメーターは、眩しいスペインの日中でも良く見えた。ドライブモード、トラクションコントロール、ABS の設定も非常にわかりやすく、シンプルで機能的である。

スズキ Vストローム1050/XT

[写真タップで拡大]

アジャスト機構も新規に導入

上下に50mm、11段階に調整が可能となったスクリーン。XTモデルではレバー操作により、工具なしで調整可能。シートは2段階に高さ調整でき、加えてローシートの用意もある。

スズキ Vストローム1050/XT

[写真タップで拡大]

総数58品目にも及ぶオプション装備

スズキとしては異例の、58品目も用意した純正アクセサリー群。XTの方は最初から色々付いているが、それでも自分のスタイルに合わせて無限の組み合わせを楽しめる。

スズキ Vストローム1050/XT

(左)アルミ製トップ&サイドケース(右上)ローシート(右下)LEDフォグランプ [写真タップで拡大]

STD/XTともに3色のカラーバリエーションを用意

スポークホイールのXT、キャストホイールのスタンダード共にそれぞれ3色展開。DRイメージの色濃いオレンジとイエローはXTだけとなるが、STDの白・黒・グレーもそれぞれシンプルで良い。アドベンチャーだけでなく、ストリートで使っても違和感ないだろう。

スズキ V-ストローム1050XT

1050XTの3色。オレンジカラー車は「ヘリテージスペシャル」と呼ばれ、イエローと共にデザートレーサーのイメージ。(左)グラススパークルブラック(中)パールブリリアントホワイト/グラスフレイズオレンジ(右)チャンピオンイエローNo.2 [写真タップで拡大]

スズキ V-ストローム1050

STDも3色展開。(上)グラススパークルブラック/パールブリリアントホワイト(下左)グラススパークルブラック(下右)グラススパークルブラック/ソリッドアイアングレー [写真タップで拡大]

最新の記事

スズキ Vストローム1050XTの価格情報 新車・中古バイク検索サイト ウェビック バイク選び

スズキ Vストローム1050XT

スズキ Vストローム1050XT

※ 価格は全国平均値(税込)です。

新車 83 価格種別 中古車 0

本体

140.86万円

価格帯 129.9~151.8万円

本体価格

本体

―万円

価格帯 ―万円

諸費用

4.87万円

価格帯 5.62~6.17万円

諸費用

諸費用

―万円

価格帯 ―万円

乗り出し価格

145.74万円

価格帯 135.52~157.97万円

乗り出し価格

乗り出し価格

―万円

価格帯 ―万円

Webike バイク選びで 新車・中古車を探す