インドネシアでの先行発表&発売が見込まれていたカワサキ「Ninja ZX-25R」だが、新型コロナウイルスの影響から遅れが生じている。盛夏までには発表されそうだが、それに先んじてニュージーランドから一報が届いた。現地では2020年12月に発売されることが決定し、予約受付を開始したという。価格はNZ$15,990で、6月11日現在の換算では約111万3000円となる。
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ニュージーランドでNinja ZX-25R KRT EDITIONの発売が決定!
カワサキ「Ninja ZX-25R」について、ヤングマシンの国内予想価格はSTD(標準仕様)94万円、オプション装着車のKRTエディションで99万円とお伝えしてきたが、新型コロナウイルスの影響から続報がなかなかお届けできないでいた。そんな中、カワサキニュージーランドが2021年モデルとしてNinja ZX-25Rを導入すると発表し、同時に価格も明らかにしたのでお伝えしたい。
ニュージーランドにおける発売時期は2020年12月とされ、予約受付はすでに正規ディーラーで開始された模様。気になる価格は1万5990ニュージーランドドルで、これを2020年6月11日現在の為替レートで換算すると約111万3000円となる。もちろん現地にとっては輸入車となることから、日本での発売価格よりは割高になっているはず。
というわけで、他車種の価格から推測してみたい。例えばNinja ZX-10R KRT EDITIONのニュージーランドの現地価格は3万1995ドル。これを25Rの1万5990ドルと比較すると、約2.00094倍になる。この比率を日本における10Rの価格210万1000円に掛け合わせてみると、25Rの日本における推定価格は約105万円。そしてニュージーランドで発売される仕様は、装備品のリストからKRTエディションと思われるので、STDはマイナス5万円の100万円と推定できる。
もちろん、カワサキモータースジャパン内における機種の位置づけや、対ライバルの競争力なども考慮しての価格付けになるだろうから、単純にこの比率の通りにはならない可能性もあるが、おおよその目安としては十分だ。ヤンマシ予想価格の99万円から今回の推定価格105万円までの幅に収まるのか、嬉しい誤算はあるのか……これからも注視していきたい。
KAWASAKI Ninja ZX-25R KRT EDITION
1万7000回転以上も回るという完全新設計の並列4気筒DOHC、250ccエンジンを搭載するスーパースポーツ。日本では2020年秋の発売が予想されている。足まわりにはSHOWA製SFFビッグピストン倒立フォーク、ホリゾンタルバックリンク式リヤサスペンションを備え、6速ミッション+クイックシフター(KRTエディションのみ標準装着)、ABS、パワーモード、トラクションコントロールシステム、ニンジャH2ゆずりの高張力鋼パイプフレーム、ラジアルマウントのモノブロックキャリパーなど充実の装備を誇る。
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