海外発表までカウントダウン

発表直前 Ninja ZX-25R 最後の!?予想情報 【車体サイズ&公開特許解説】

いよいよ発表までカウントダウンが始まった、250cc4気筒のカワサキ Ninja ZX-25R。’19東京モーターショーでの華々しいお披露目以降、謎に包まれた部分が多かった同車であるが、編集部がギリギリまで追い続けた「最後の最新情報」として、車体サイズ感の予想と、関連する公開特許についてお届けする。


●文:沼尾宏明 ●写真:Kawasaki Indonesia ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

東京モーターショーの後に公開されたティザー動画により、ラムエアの搭載が明らかに。また新たな取材で、ダクトが車体左側を通ることも判明。さらに2019年12月に公開された特許公報で、カワサキがZX-25R向けらしき特許を出願していたことがわかった。

ラムエア関連特許の出願日は’18年6月で、やはりセンターの吸入口から左回りのダクトが図面に描かれている。ダクトは、ツインビームのトレリスフレームの間を通って、エアボックスへ接続。これによって、ダクトを上下方向に曲げる必要がなく、空気の流れが円滑に。また、外観からダクトの存在が目立たなくなる効能もある。

オデコにあたるセンター配置の逆三角形状は図面と同じ。ダクトの奥に、特許図面と同じネジも見える。ここに水滴を衝突させ、エアクリーナーへの水の浸入を防ぐ。

【やはり吸気ダクトは車体左側の取り回し】図右は上からダクトの経路を見たもの。車体左側に湾曲し、走行風を導く。雨水は吸入口の正面に付着し、下部のドレンボルトから排出される。

公開特許解説〈ラムエア〉スムーズな吸気とスマートな外観を両立する新ダクト構造

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