収納の可能性を「ネクスト」ステージへ

組み合わせ次第で望み通りの工具キャビネットを実現【KTC ネプロスneXT】

設置場所や工具の数に応じて、スタイルや容量を変えられるシステムストレージ。これまでの常識を取り払い、新たな発想で開発されたKTCの「nepros neXT」は、工具ユーザーとキャビネットの自由な関係性を提案してくれる。


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縦横どちらでコアを使うか、そこにどのドロワーをセットするかである程度の方向性は決まるが、ボルトナットやビスで固定するパーツの組み合わせは自由なので、実現可能なパターンは無限に広がる。フラットブラックとシルバーのコーディネイトも工具収納らしからぬ色使いで、KTC製品ゆえハンドツールやエアーツール、専用工具を収納するツールキャビネットとして使い勝手が良いのはもちろんだが、アイデアと発想次第でオフィスや店舗などガレージや工場以外でも活躍の場がありそうだ。

【組み合わせの一例】●天板:ネプロスneXT ワイドスチールトップボード NEKW-ST 標準小売価格1万4000円(税別 以下同) ●中段:ネプロスneXT 9.5sq.ツールセット(27点組) NTX1WB27 標準小売価格25万円 ●下段:ネプロスneXTコア NEKC-CR 標準小売価格6万4000円 ●ネプロスneXT ワイドドロワー NEKW-DR 標準小売価格3万円

新発想のサイドハンドルでフラットな前面デザインを実現

キャビネットに正対して手を伸ばした時に、自然な体勢でドロワーを開閉できるよう、左右端にハンドルを配置。従来の工具箱からすると違和感があるが、実際に開閉すると実に扱いやすい。コアの剛性が高いので、片側だけで開けてもドロワーのレールはよじれない。

コア同士はボルトナット固定。設置スペースに合わせ用途に応じた収納に

コアの四隅のフランジ部分をM8のキャップボルトで連結すれば、縦にも横にも繋げられる。強度が必要な部分は頑丈に、肉を抜ける部分は孔を空けて軽量化されたコアには機能美がある。この孔はドロワーやトレイを固定するビスを取り付ける際にも使用する。

工具収納だけに留まらないユニークなコンセプト。アイデア次第で使い方は無限に広がる

使い方に応じてドロワーを前後逆に付けたり、コアを縦横で組み合わせたり、自由に設計できる。ウッドタイプのトップボードを組み合わせれば、収納家具としても使えそうな雰囲気だ。ドロワーにネプロスの工具を収めたツールセットも4種類用意されている。

1台のキャビネットを複数のユーザーで共用したり、ドロワーごとに分けて収納した工具の識別用として、サイドハンドルに貼れるシールセットが付属。neXTの立体エンブレムも単品で購入できる。

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