
毎年恒例の鈴鹿サーキットモータースポーツファン感謝デーが3月4日(土)、5日(日)に開催された。その翌日にファン感謝デーに参加したチーム・ライダーによる二輪合同テストが行われた。全日本ロードレース、鈴鹿8耐のカテゴリ混走で8チーム11人のライダーが走行した。
●文:Racing Heroes(駒井俊之) ●写真:Racing Heroes(駒井俊之)
駒井俊之(こまい・としゆき)/1963年生まれ。バイクレース専門サイト「Racing Heroes」の運営者。撮影から原稿製作まで1人で行う。“バイクレースはヒューマンスポーツ”を信条に、レースの人間ドラマを追いかけている。
絶対王者:中須賀克行は現在23連勝、今シーズンのパフォーマンスにも期待が高まる
今シーズンのJSB1000クラスで大きなトピックスといえばガソリンの変更だ。ハルターマン・カーレス社の100%非化石由来原料のカーボンニュートラル燃料を導入する。今回のテストで新燃料を使用したチームは少なかったが3月下旬の事前テストでは全チーム使用する。
午前1時間、午後1時間の2時間の走行枠。今年も四輪Super Formulaとの混走なので路面コンディションが変化したが、約半年ぶりの鈴鹿、身体の慣らしとシェイクダウンの意味合いが強いテストなのでシャカリキにタイムを出しに行くと言う感じではなかった。
中須賀克行:「新しい燃料は燃えにくいので調整が必要だが順調なスタートが切れた」
その中で総合トップはやはり中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)。カーボンニュートラル燃料で走行したにも関わらず2’05.976 といきなりの5秒台をマークした。
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