今週末の4月23日〜24日(土・日)、鈴鹿サーキットで2輪&4輪のレースがW開催される。「2022 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レース」を観戦する前に、ぜひ全日本ロード開幕戦をレポートで振り返ってみよう!
●文/写真:Racing Heroes(駒井俊之)
駒井俊之(こまい・としゆき)/1963年生まれ。バイクレース専門サイト「Racing Heroes」の運営者。撮影から原稿製作まで1人で行う。“バイクレースはヒューマンスポーツ”を信条に、レースの人間ドラマを追いかけている。
開幕戦レース1。中須賀克行がポール・トゥ・ウィン! 2位:渡辺一樹、3位:濱原颯道
2022シーズン開幕戦の全日本ロードレース選手権JSB1000クラス レース1は序盤からトップに立ちレースをコントロールした中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がポール・トゥ・ウィン。幸先の良いスタートを切った。2位には渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)、3位に濱原颯道(Honda Dream RT桜井ホンダ)が上位表彰台。この3人は初日から変わらずこの位置にいる。
朝10時から始まった公式予選。太陽が出ているとは言えとにかく寒い。序盤に中須賀が1分48秒2をマーク。渡辺が48秒9で2番手につけると濱原が48秒8をマークして2番手に浮上。中須賀が1分47秒964とこのウィークで初めて47秒台に入れた。終盤に渡辺が渾身のアタックで47秒940、リーダーボードのトップに立つ。しかしすかさず中須賀が47秒777のトップタイムを叩き出す。セカンドタイムも中須賀でダブルポールポジションを獲得した。2番手に渡辺、3番手に濱原。やはりこの3人で上位を争った。4番手は亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)、亀井も自己ベストの48秒987。5番手に岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)と続く。
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