BATTLAX RACING STREET RS11【運動性の良さをすべてのシーンで実感。鋭く向きを変え、力強く立ち上がる!】

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走り込むほどにブリヂストンらしさとRS11らしさを身体が思い出していく。「そうそう、この感じ」そのフィーリングに頼り、自信を持って操れる醍醐味は、とても心強い。BMW S1000RRにレーシングストリート RS11を装着し、一般道ではその鋭さを手懐けるような感覚を楽しみ、サーキットではその運動性を引き出す楽しみを堪能してきた。

●文:ミリオーレ編集部(小川勤) ●写真:長谷川徹 ●BRAND POST提供:ブリヂストン

自走でサーキットへ! その道中さえもがスポーティで楽しい

タイヤをブリヂストンのバトラックス レーシングストリート RS11(以下RS11)に交換したBMWのS1000RRは、とてもしなやかに一般道の路面を追従する。新品ということもあり、丁寧に熱を入れる意識で走り出し、市街地を抜け首都高速道路へ。この日は、4月末とはいえ早朝はまだまだ肌寒く、S1000RRのグリップヒーターは筑波サーキットに到着するまで、マックスの“3”だった。

それでも前後タイヤからのインフォメーションは豊富。空いている首都高速は所々ウエットパッチも見えるが、S1000RRに不安はない。タイヤを通じて感じられるS1000RRはとてもシャキッとしていて、ハイグリップタイヤらしい軽快感を手に入れ嬉しそうだ。

もっと温度依存のタイヤかとも思っていたが、丁寧に熱を入れれば心配はなさそうだ。それどころか走り出してそれほど時間が経っていないにもかかわらず、タイヤが温まって手応えが増していくのがよくわかる。

もうひとつ、ストリート寄りのタイヤであるバトラックス ハイパースポーツ S22は、もっと穏やかな特性。そういった意味でRS11は、「まだまだイケるぞ」といい意味でライダーを急かすようなシーンもあるが、それをコントロールする“バイクでスポーツする楽しさ”を一般道でも感じられる。そんなキャラクターを知ると、レーシングストリートというキャッチフレーズがすっと入ってくる。また、剛性が高いのに手応えのあるグリップ感は、ブリヂストンらしさに溢れている。

今回は、モデルチェンジしたBMW S1000RRに、バトラックスの公道用スポーツタイヤのフラッグシップであるRS11を装着。自走で筑波サーキットに向かった。

RS11は、サーキット走行用のハイグリップタイヤであるレーシングR11をストリート用にチューニングしたもの。一般道からサーキットまで、幅広いシーンでそのスポーツ性を体感できる。

トレッドはR11をベースとしたデザインを採用。前後ショルダー部分には柔らかいコンパウンドを配置する。

直立付近からのレスポンスが最高に気持ちがいい

一般道でも少し感じたことだが、サーキットで印象的なのは、直立付近からブレーキをリリースながら向きを変えるシチュエーションでの挙動だ。RS11はフルブレーキングしてもフロントタイヤの剛性が高く、向きを変えるレスポンスがとてもよい。ただでさえ運動性の高いS1000RRを見事にラインに乗せていく。

スロットルを閉めっぱなしのまま深いバンクの旋回に入り、さらに重心をイン側に落として目線を出口に向けると、RS11はS1000RRをさらにイン側へと導く。ここでも向きがしっかりと変わるため、立ち上がりで余裕が生まれ、ライダーは自信を持ってスロットルを開けていけるのだ。

タイヤが完全に暖まり、ペースを上げていくと、RS11の手応えはより明確に。さらに積極的に身体を動かしたい気持ちになり、そうするとRS11から伝わる運動性はより直感的なものになっていく。「もっと鋭く! もっとリズミカルに!」まるでRS11がそう言いながらライダーをサポートしてくれているような感覚だ。

身体を前後左右に入れ替えながら、素早い切り返し、クリップに向かっていく回頭性、サイドの柔らかいコンパウンドを使った立ち上がりを堪能する。ちなみに少しオーバースピードで進入してしまった時なども、旋回中の自由度が高く、ライダーのミスを許容してくれる懐の深さに助けられることもあった。

久しぶりにRS11を履いたけれど、そのフィーリングが蘇ってくるのに時間はかからなかった。安心感に身体を委ね、そのグリップを引き出していく。

「一般道、時々サーキット」RS11はそんなユーザーにオススメ

とにかく信頼性の高いブリヂストンらしい剛性の高さとグリップ感の虜になる。RS11が持つキャラクターが、S1000RRのスポーツ性を輝かせていると言える。RS11は、ライダーのスキルやシチュエーションに応じて色々な表情を見せてくれるはずだ。その深みのあるスポーツ性は、これからスポーツ走行にチャレンジしたいライダーには軽く曲がれる感覚をもたらし、自走でサーキットも楽しみたいライダーにはRS11の懐の深さが心強く感じるだろう。「ワインディング、時々サーキット」RS11はそんなユーザーにオススメだ。

気がつくとあっという間に走行時間が終わっていた。走行後のタイヤを見ると、とても綺麗に溶けている。サイドのグリップ重視の柔らかいコンパウンドが、正確かつ丁寧に路面を掴んでいたのが伝わってくる。

走行後、少しして気がついたのは、身体に残る疲労感がとても少ないことだ。これはNew S1000RRの特性でもあるが、自分が思った以上にS1000RRに乗れている感覚をRS11がサポートしてくれていることも大きいのだと思う。自分で思い描く理想の旋回ができないと身体は疲れるが、今回は疲労感がとても心地良く、それはどちらかというと達成感ともいえるものだった。

タイヤの回転方向に巻かれるV-MSベルトの巻き方をセンターとサイドで変更。センター部分は剛性を高めるためそのピッチを狭くし、ショルダー部分はバンクした時に路面との接地面積が長くなるようにピッチを広くしている。

リズミカルにコースを駆け抜ける快感は、まるでライダーのスキルとバイクの運動性が同時に上がったようにも感じさせてくれる。トレッドは3分割し、センターとサイドにそれぞれの役割を持たせ、機能させている。

リヤに使われるサイドの柔らかいコンパウンドに頼り、自信を持ってスロットルを開けていく。

ブリヂストン『バトラックス レーシングストリート RS11』サイズ一覧

Front
120/70ZR17 M/C (58W) 2万9040円

Rear
190/55ZR17 M/C (75W) 4万4880円
200/55ZR17 M/C (78W) 4万7520円

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※本記事はブリヂストンが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。