
国内外の多彩なモーターサイクルパーツを取り扱うプロトから、足回りのカスタムを愛するライダーに向けた特別なアイテムが発売された。世界シェアを誇るブレーキディスクブランド「サンスター」とのコラボレーションにより誕生した「別注プレミアムレーシング ゴールド ブレーキディスク」だ。CB1000FやZ900RSといった人気のヘリテイジマシンに適合し、確かな制動力と上質なルックスを同時にもたらす注目パーツの詳細を解説する。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:プロト
ヘリテイジマシンの足回りを鮮やかに洗練させるゴールドの輝き
スポーツバイクのカスタムにおいて、ブレーキ周りの変更は安全性と直結する。同時に、バネ下と呼ばれる車体下部のパーツが変わることで、マシン全体のルックスも劇的に変化する。
そこで注目したいのが、プロト企画によるこの別注ブレーキディスクだ。インナーハブに深みのあるゴールドカラーを採用しており、CB1000F、KATANA、Z900RSなどのクラシカルな雰囲気を持つヘリテイジ系マシンの足回りに、華やかさとスポーティーな印象をプラスする。
世界的な信頼を集めるサンスター製プレミアムレーシングがベース
見た目の美しさだけでなく、ブレーキとしての基本性能も一級品だ。ベースとなっているのは、1932年創業の歴史を持ち、現在では世界中のモーターサイクルメーカーに純正採用されているサンスターの「プレミアムレーシング」。多くのライダーが定番カスタムとして選び、過酷な走行環境でも安定したストッピングパワーを発揮する実績のあるモデルを土台にしているため、街乗りからワインディングまで安心して身を任せられる一品といえよう。
スリットとホールを組み合わせた厚さ5.5mmのアウターローター
ブレーキパッドと直接摩擦を起こすアウターローター部分は、厚み5.5mmを確保。表面にはホール(穴)とスリット(溝)の両方が刻み込まれている。この形状により、ブレーキフルードやパッドから発生する熱を効率的に逃がすだけでなく、パッド表面の汚れや摩耗粉を掻き落とすクリーニング効果も高い。安定した摩擦力を生み出し、ライダーが思い描く通りのリニアな減速をサポートする。
ゴールドインナーハブを引き締めるブラックアウトされた接続ピン
インナーハブとアウターローターを繋ぐフローティングピンには、あえてブラックカラーを採用した。鮮やかなゴールドのインナーハブに対して、ブラックのピンが視覚的なアクセントとなり、足元全体をぐっと引き締まった印象に仕上げている。プロトの担当者が「我儘な意欲作」と語る通り、機能部品としての役割を果たしつつ、カラーコーディネートの細部にまで徹底的にこだわった意匠が見て取れる。
Z900RS用は制動力を引き上げる320mmのオーバーサイズ設計
ラインナップは車種ごとに3種類用意されており、それぞれ左右の設定がある。CB1000F(’26)用とKATANA/GSX-S1000系用は純正同等の外径φ310mm。一方、Z900RS/SE/CAFE(’18-26)用は外径φ320mmのオーバーサイズ仕様となっている。ローター径が大きくなることで、より強力な制動力を得ることが可能だ。なお、Z900RSへの装着にはキャリパーの取り付け位置を調整するオフセットカラーやボルトが必要となる。
ブレンボキャリパーとの組み合わせで究極のブレーキシステムを構築
高性能なブレーキパーツの取り扱いに長けたプロトならではの提案として、ブレンボ製キャリパーとの組み合わせも強く推奨されている。ゴールドの別注ディスクと、レーシングスペックのブレンボキャリパーが織りなす足回りは、圧倒的な制動力の向上はもちろん、他を圧倒するカスタム感を生み出す。愛車のポテンシャルを最大限に引き出したいオーナーにとって、これ以上ない選択肢となるはずだ。
機能美を追求し愛車との時間をさらに豊かにする至高のパーツ
「PLOT x SUNSTAR 別注プレミアムレーシング ゴールド ブレーキディスク」の価格は、各モデルとも片側1枚で50,600円(税込)となっている。左右セットで交換する場合は10万円を超える投資となるが、世界トップクラスのメーカーが手掛けた安全性と、プロトならではの美しいカラーリングが手に入る価値は大きい。愛車のブレーキタッチに不満がある人や、足回りのドレスアップを考えているライダーは、導入を検討してみよう。
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