
SHOEIは、90年代後半に人気を博したフルフェイスヘルメットを復刻したモデル『WYVERN Ø(ワイバーン ゼロ)』の新たなグラフィックモデル『WYVERN Ø ZERO CODE(ゼロコード)』を受注期間限定で発売する。販売開始予定は2026年6月だ。
●文:山下剛(ヤングマシン編集部) ●外部リンク:SHOEI
モーターカルチャーに多大な影響を与えたデザイナー・Kiichiとのコラボレーション
Kiichi氏はモーターカルチャーを軸としたグラフィックアーティストで、2010年にメイド・イン・ジャパンとジャパニーズアートにこだわったモーターサイクルTシャツブランド『白いTシャツと黒いバイク。』を起ち上げた。
ハーレーダビッドソン、ドゥカティ、土屋圭市氏とのコラボレーションをはじめとして数々の作品を発表してきた。2025年には、ヨーロッパ最大級のモーターサイクルカルチャーイベント『Wheels and Waves』の公式ビジュアルアーティストに選出され、国内のみならず世界が注目しているモーターカルチャー・アーティストである。
このたび発売される『WYVERN Ø ZERO CODE』は、そんなKiichi氏の最新作だ。ホワイトをベースにブラックのみのモノトーンで表現されているのは、スチームパンクの世界を想像させるもので、アンドロイドの頭部を描いたメカニカルなグラフィックだ。
ワイバーンØが持つ独特のシャープなフォルムとの調和も美しいばかりか、既存のヘルメットグラフィックにはなかったユニークさを持ち合わせている。
ワイバーンØは、往年のワイバーンシリーズのDNAを継承し、3本スリットを備えるフェイスガードと細身のシルエットが特徴だ。そのスリットはロアエアアウトレットとして機能し、チークパッド部を通してフェイスガード内部のエアルートからヘルメット内部の熱気を排出する。
ベンチレーションはほかにもあり、アッパーエアインテーク、トップエアアウトレットはSHOEI独自の風洞実験施設での検証を重ねて開発された機構で、効率的な機能性を発揮。3本スリットのロアエアインテークには開閉シャッターを備え、気温などに合わせてベンチレーション機能を調節可能だ。
シールドシステムは、X-FifteenやZ-8シリーズと共通となる『CWR-F2シールド』を装備し、歪みのない良好な視界を確保。さらにセンターロックシステムも採用したことで、シールド開閉時のたわみを抑えるだけでなく、シールド全閉時の密着性を高め、防水性や静粛性の向上にも貢献している。また、シールド調整レバーも備え、シールドの密着性を左右それぞれおよそ1mm幅で微調整できる。。
このシールドの特徴はまだあり、防曇シート装着用ピンの位置を後方へ配置したことで、視界のほぼ全域を防曇シールドでカバーする。このシールドにはボーテックスジェネレーターも備わっており、ライダーの耳に近いシールド横の走行風の乱れを抑制し、風切り音を低減する。新設計のイヤーパッドがこの効果をさらに向上させ、走行時の快適性を高めた。もちろん、緊急時に第三者が内装を取り外せるE.Q.R.S.(エマージェンシークイックリリースシステム)も備えている。
SHOEI WYVERN Ø ZERO CODE
●価格:7万3700円 ●サイズ:S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm) ●色:白×黒(TC-10) ●規格:JIS ●構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber) ●付属品:布袋、ブレスガード、チンカーテン、シリコンオイル、防曇シート、スペア防曇シート用ピン、SHOEIロゴステッカー ●2026年6月発売予定(受注期間限定)
SHOEI WYVERN Ø ZERO CODE
SHOEI WYVERN Ø ZERO CODE
SHOEI WYVERN Ø ZERO CODE
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