
ミドルクラスのスーパースポーツとして、独自の立ち位置を確立しているヤマハのYZF-R7。扱いやすい並列2気筒エンジンと、本格的なスポーツ走行を見据えた車体構成により、ベテランからエントリー層まで幅広い注目を集めている。そんなYZF-R7の購入を検討しているライダーに向けて、絶対に読んでおくべき3つの記事を紹介!
●文:ヤングマシン編集部 ●写真:富樫秀明/山内潤也/YM Archives
【車両概要を知るならこの記事】ヤマハ「YZF-R7」現行モデル
まずは現行となる2025年モデルの概要を押さえよう。発売は2024年11月8日。北米で先行発表されていたニューカラーで、従来の3色から2色へと統合されている。注目はカラーリングの変更だった。従来と同じ「ディープパープリッシュブルーメタリックC」はロゴまわりのグラフィックを一新し、さらに完全新色として「マットダークグレーメタリック6」が新たに追加された。
基本構成は変わらず、MT-07やテネレ700などと共通の688cc並列2気筒エンジンを搭載している。270度クランクを採用したコンパクトなエンジンは、飛び抜けたピークパワーこそないものの、サーキットでも十分に扱いきれる楽しさで高い評価を獲得している。
車体スペックに目を向けると、シート高は835mm、装備重量はわずか188kgと250cc並に軽量。最高出力73ps、最大トルク6.8kg-mを発揮し、WMTCモード燃費は24.6km/Lと実用性も兼ね備える。さらに物価高騰が続く中でありながら、価格は前モデルから据え置きの105万4900円を実現している点も見逃せない。
また、2026年中には70周年記念カラーの限定車も登場予定。そちらが気になるなら、もう少し待つのも吉だ。
グラフィック変更のブルー、完全新色のダークグレーの2本立て ヤマハがYZF-R7の国内2025年モデルを発表した。すでに北米などで発表されていたニューカラーで、前年の3色ラインナップから2色に統合され[…]
【乗り心地を知るならこの記事】公道もサーキットも!「YZF-R7」の絶妙なキャラクター
購入に向けて、実際の乗り味やキャラクターを知ることは不可欠だ。YZF-R7は、単なるMT-07のカウル付きモデルではない。エンジンやメインフレームこそ共用しているが、倒立フロントフォークやステアリングステム、専用リヤショック、センターブレースによるフレーム補強など、走行性能に関わる多くの主要パーツがYZF-R7専用に新造されている。
その徹底した作り込みにより、極限のスリムなプロポーションと、YZF-R6に迫る53度の最大バンク角が実現されている。ライディングポジションは前傾姿勢が強めの本格的なスーパースポーツであり、スポーツ走行時に前後左右へ荷重移動しやすいよう設計されている。 特筆すべきは、その絶妙なバランスだ。サーキットでは専用設計のOEMタイヤに合わせた剛性バランスにより、ノーマルのままでも十分にスポーツ走行が楽しめる。
一方で、しなやかな車体のおかげで、一般公道の速度域でも足まわりがしっかりと機能し、気難しさを一切感じさせない。「公道も楽しいスーパースポーツ」という独自の立ち位置を明確に体現した1台である。
“スキニープロポーション”が際立つスリムなデザイン YZF-R7を前にして改めて驚かされるのは、そのスリムなプロポーションだ。同じエンジンとメインフレーム(フレームの違いについては後述)を共用するMT[…]
【ぴったりヘルメットを知るならこの記事】YZF-R7にベストマッチ!「Z-8 YAMAHA RACING」
YZF-R7を手に入れたら、身につける装備にもこだわりたい。そこで注目したいのが、ワイズギアから2025年の新作として登場したフルフェイスヘルメット「Z-8 YAMAHA RACING」だ。SHOEIの人気モデルであるZ-8をベースに、ヤマハが手がけた正真正銘のオリジナルグラフィックが施されている。
デザインのルーツは、中須賀克行選手のワークスマシンと同イメージで作られたYZF-R7用外装キットにある。ヤマハのバイクと同じデザイナーチームが担当しており、YZF-R7のブルーとの相性は抜群で、ヤマハレーシングの世界観にどっぷりと浸ることができる。
スポイラーなどの樹脂パーツにはあえてグラフィックを入れず、傷がついても市販の補修パーツで簡単に対応できる心憎い配慮も見逃せない。
ベースとなるSHOEI Z-8の強みである軽さとコンパクトさ、優れた静粛性もしっかりと受け継いでいる。価格は7万9200円で、ワイズギアを取り扱うSHOEI正規販売店でのみ購入可能だ。ヤマハのスポーツモデルに乗るなら、まさにベストマッチと言えるアイテムといえよう。
兎にも角にも“ヤマハ純正”のデザインがポイント!! フルフェイスヘルメット「Z-8 YAMAHA RACING」最大の特徴は、なによりヤマハが手がけた正真正銘の“ヤマハオリジナル”なカラー&グラフィッ[…]
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