BMWにチャンピオンをもたらしたラズガットリオグルの国旗カラー

WSBKチャンピオンがMotoGPへ! トプラック仕様のSHOEI「X-Fifeen TOPRAK」が3月発売

WSBKチャンピオンがMotoGPへ! トプラック仕様のSHOEI「X-Fifeen TOPRAK」が3月発売

世界のトップライダーたちが着用するSHOEIのハイエンドフルフェイス『X-Fifeen(エックスフィフティーン)』に、トプラック・ラズガットリオグル選手のレプリカモデル『X-Fifeen TOPRAK(トプラック)』が登場する。販売開始予定は2026年3月だ。


●文:山下剛(ヤングマシン編集部) ●外部リンク:SHOEI

WSBKを連覇したトプラック選手のレプリカモデルがいよいよ登場!

トプラック・ラズガットリオグル選手はトルコ出身のレーシングライダーだ。2015年にスーパーストック600欧州選手権で優勝すると、2018年からはWSBK(スーパーバイク世界選手権)に参戦。2021年にはヤマハ(YZF-R1)で、2024年と2025年はBMW(M1000RR)でシリーズチャンピオンを果たし、WSBKで今もっとも注目を集めている。なお、WSBKにおけるトルコ人初のチャンピオンでもある。

トプラック・ラズガットリオグル選手

2025年シーズンに着用していたヘルメットは、メタリックブルーとシルバーをベースとし、トルコ国旗にも描かれる三日月と星、彼のイニシャルとゼッケンを合わせた『TR54』の文字があしらわれる。落ち着いた色合いながらも闘志を感じさせるグラフィックで、トプラックファンだけでなく、M1000RR、S1000RRオーナーも愛用したくなるデザインだ。

『X-Fifeen』は、SHOEIフルフェイスのフラッグシップとなるスポーツモデル。帽体形状は風洞実験と最高峰レースからのフィードバックを生かしたもので、時速350km/h超の速度域でも安定した空力性能を発揮する。これにより従来モデル(X-Fourteen)よりも、浮き上がる力を1.6%、前方から押し付けられる力を6.1%も低減した。

ほかにもスポーツライディングに特化した機能が充実しており、レーシングポジションで最大効率を発揮してヘルメット内部の空気を排出するベンチレーションシステムと、前傾時でも広い視界を確保するアッパーフィールドオブビジョンを装備。さらに、走行中の水分補給をサポートするレディフォーハイドレーションシステム、レーシングシールドロックなど、MotoGPやWSBKといった頂点のレースで磨かれ、実際に使用されているノウハウが凝縮されている。

スーパースポーツオーナーのみならず、安全性と機能性、快適性を追求するなら、すべてのライダーにお薦めしたいフルフェイスヘルメットだ。

SHOEI X-Fifeen TOPRAK

●価格:10万100円 ●サイズ:XS(53-54cm)、S(55-56cm)、M(57-58cm)、L(59-60cm)、XL(61-62cm)、XXL(63-64cm) ●色:青×赤(TC-2) ●規格:JIS、FIM(FRHPhe-01)、MFJ ●構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber) ●付属品:布袋、ブレスガードJ、チンカーテンD、シリコンオイル、防曇シート、ロアエアスポイラー、SHOEIロゴステッカー、シールド用ステッカー(No.11ステッカー) ●2026年3月発売予定

SHOEI X-Fifeen TOPRAK[TC-2 (BLUE/RED)]

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